法政大学現代福祉学部・学科の入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

法政大学現代福祉学部の受験対策

偏差値・難易度

法政大学現代福祉学部の偏差値は学科により異なりますが55～60程度で、法政大学の学部内では標準的な難易度となります。学科による大きな難度の差はありません。また、共通テスト利用のB方式では8割以上得点することが合格の目安となります。

入試の特徴と勉強のポイント

法政大学現代福祉学部の入試問題は、Ｔ日程、Ａ方式ともに英語の配点が高くなっているため、重点的に学習すると良いでしょう。難易度は全体的に標準レベルとなりますが、数学や社会の範囲で一部難度の高い問題も含まれます。基礎知識をしっかり身につけ、ケアレスミスのないよう丁寧な解答を心がけましょう。

 

法政大学現代福祉学部の科目別傾向と対策

国語の傾向と対策

《個別日程A方式》
例年、現代文のみの大問3題構成で解答形式はすべてマーク式となります。難易度は標準レベルとなるため、漢字や慣用句などの基本問題は確実に得点できるようにしましょう。設問文を丁寧に読みケアレスミスをしないよう注意することが大切です。また、時間配分なども意識し、過去問演習で出題傾向に慣れておくことも重要です。
※スポーツ健康学部と同様

数学の傾向と対策

《個別日程A方式》
例年、大問3題構成ですべて記述式となっています。難易度は標準レベルで、数列、微積分、確率などが頻出範囲となります。計算量の多い問題や融合問題なども出題されるため、それぞれの公式や定理の使い方など基本事項をしっかり身につけ、ミスなく計算できる力が必要です。また証明問題では、答えに至るまでのプロセスを筋道立てて簡潔に述べる必要があるため、過去問演習を繰り返し行い出題形式に慣れましょう。

英語の傾向と対策

《個別日程A方式》
例年、大問4題構成で解答形式はマーク式のみとなっています。長文読解問題が多めなので、文法や語彙など基本問題は確実に解答できるようにしましょう。大問4は会話文（インタビュー）問題となるため過去問演習で出題形式を把握しておくことが重要です。また、長文読解問題が多めなので、演習では様々なテーマの長文に読み慣れておきましょう。

地歴公民の傾向と対策

《個別日程A方式》
世界史：例年、大問3題構成でマーク式と記述式の併用となります。標準レベルの問題ですが、一部難度の高い問題も含まれます。幅広い範囲からまんべんなく出題されるため、教科書だけでなく用語集なども活用し基本知識の理解を深めましょう。

日本史：例年、大問3題構成で解答形式はすべてマーク式となります。難易度は標準レベルとなり、中世～近代の範囲を中心に学習すると良いでしょう。また、それぞれの語句を暗記するだけでなく、時代背景や流れなどを把握するため教科書と併せて資料集も確認することが大切です。

地理：例年、大問3題構成のマーク式と記述式の併用となり、難易度は標準レベルですが、一部難度の高い問題も含まれます。図表を使った問題が頻出となっていますが、地誌分野においては図表は出題されないため世界地図で各国の位置関係をしっかり把握しておきましょう。

公民：年度により大問数は異なりますが、解答形式はすべてマーク式で標準～やや難レベルの問題となっています。時事問題は難度がやや高く、債務問題やデフレ等に関する問題が頻出となるため、重点的に対策を行いましょう。

※経済学部・スポーツ健康学部と同様

 

 

法政大学現代福祉学部基本情報

公式サイト

法政大学現代福祉学部：https://www.hosei.ac.jp/gendaifukushi/

基本情報

創立年

2000年

生徒数

962名（2021年5月)

教育理念

福祉を健康で幸福な暮らし（ウェルビーイング）という幅広い概念でとらえ、従来の「社会福祉」系学部での教育内容にとどまらず、ウェルビーイングを実現するに欠かせないコミュニティの再生や創造にかかわる「地域づくり」と、メンタルな健康を支える「臨床心理」を総合的に学ぶことで、幅広い福祉を実現する人材を養成することである。

引用元：法政大学 現代福祉学部　理念・目的

法政大学現代福祉学部の特徴

法政大学現代福祉学部は地域社会の福祉リーダーの育成を目的とした福祉コミュニティ学科と、こころのサポートを通し人々の生活を支えることのできる人材の育成を目的とした臨床心理学科の2学科で構成されています。ともに「社会福祉」「地域づくり」「臨床心理」を3つの柱とし、それらを総合的に学ぶことで、健康で幸福な暮らし（ウェルビーイング）を実現するために必要な広い視野を養います。福祉コミュニティ学科では社会福祉士・精神保健福祉士、臨床心理学科では公認心理師の国家試験受験資格を取得することができます。

法政大学現代福祉学部の学科情報

福祉コミュニティ学科

地域福祉と地域づくりを結び付けて学ぶことにより、現代社会の課題を解決する地域社会のリーダーの育成を目指しています。様々な進路にあわせた多彩な演習・実習が用意されており、2年次から選択できる地域づくりに関連した「コミュニティマネジメント・インターンシップⅠ・Ⅱ」や、3年次から選択できる社会福祉関連の「ソーシャルワーク実習」など、地域社会での実習を通じて実践的な問題解決能力を養います。また、社会福祉士や精神保健福祉士の国家資格を取得するために必要な演習・実習も設けられています。

臨床心理学科

人の「こころ」への具体的な援助方法を修得し、「健康で幸福な暮らし＝ウェルビーイング」の実現に貢献できる人材の養成を目指しています。1年次は、「心理学概論」や「心理学実験・心理学応用実験」などの科目を通じて心理学の基礎的な知識を身につけ、2年次からは全員が専門演習（ゼミ）に所属し、様々な領域の専門家（教授陣）による理論と実践を兼ね備えた生きた講義を通して臨床心理学について幅広く学び、知識を深めていきます。病院や教育相談センターなどの臨床心理現場見学をはじめ、臨床心理研修、臨床心理フィールド実習など、現場での実習・研修が豊富に用意されており、生の現場の様子を知ることができます。

 

法政大学現代福祉学部キャンパス情報

多摩キャンパス

学部：経済学部・社会学部・現代福祉学部・スポーツ健康学部
住所：〒194-0298　東京都町田市相原町4342

 

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