法政大学社会学部・学科の入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

法政大学社会学部の受験対策

偏差値・難易度

法政大学社会学部の偏差値は学科により異なりますが55~62.5程度で、法政大学の学部内では標準的な難易度となります。また社会学部内では社会学科の難度が最も高くなっています。

入試の特徴と勉強のポイント

法政大学社会学部の入試問題は、国語総合は古文・漢文の独立問題は出題されず、数学と社会の範囲で一部難度の高い問題も含まれますが全体的に標準レベルの出題となります。教科書学習と過去問演習で、基本問題は確実に得点できるよう基礎を固めることが重要です。

 

法政大学社会学部の科目別傾向と対策

国語の傾向と対策

《個別日程A方式》
例年、現代文のみの大問3題構成で解答形式はすべてマーク式となります。難易度は標準レベルとなるため、漢字などの基本問題は確実に得点できるようにしましょう。ことわざ、文学史の選択問題や文字数制限のある記述問題も述題されますので、過去問演習で出題傾向に慣れておくことが大切です。

数学の傾向と対策

《個別日程A方式》
例年、大問3題構成ですべて記述式となっています。難易度は標準レベルですが、一部難度の高い問題も含まれます。計算量の多い問題や融合問題などが出題されるため、それぞれの公式や定理の使い方など基本事項をしっかり身につけ、ミスなく計算できる力が必要です。また証明問題が頻出で、答えに至るまでのプロセスを筋道立てて簡潔に述べる必要があるため、過去問演習を繰り返し行い出題形式に慣れましょう。
※経済学部と同様

英語の傾向と対策

《個別日程A方式》
例年、大問4題構成で解答形式はマーク式のみとなっています。長文読解問題が多めなので、文法や語彙など基本問題は確実に解答できるようにしましょう。大問4は会話文(インタビュー)問題となるため過去問演習で出題形式に慣れておくことが重要です。また、空欄補充問題の難易度が高めなので、前後の文章を正確に読み取る読解力を養いましょう。

地歴公民の傾向と対策

《個別日程A方式》
世界史:例年、大問3題構成でマーク式と記述式の併用となります。標準レベルの問題ですが、一部難度の高い問題も含まれます。幅広い範囲から正誤問題や語句問題などがまんべんなく出題されるため、教科書だけでなく用語集なども活用し基本知識の理解を深めましょう。


日本史:例年、大問3題構成で解答形式はすべてマーク式となります。難易度は標準レベルですが、一部難度の高い問題も含まれます。基本問題は確実に得点できるよう基礎を固めましょう。また、史料問題が頻出となっています。それぞれの語句を暗記するだけでなく、時代背景や流れなどを把握するため教科書と併せて資料集も確認することが大切です。


地理:例年、大問3題構成のマーク式と記述式の併用となり、難易度は標準レベルですが、一部難度の高い問題も含まれます。自然や産業、地誌分野の出題が多くなっています。また、図表を使った問題も頻出となっていますが、地誌分野においては図表は出題されないため世界地図で各国の位置関係をしっかり把握しておきましょう。


公民:年度により大問数は異なりますが、解答形式はすべてマーク式で標準~やや難レベルの問題となっています。時事問題は難度がやや高く、債務問題やデフレ等に関する問題が頻出となるため、重点的に対策を行いましょう。

 

法政大学社会学部基本情報

公式サイト

法政大学社会学部:https://www.hosei.ac.jp/shakai/

基本情報

創立年

1952年

生徒数

3009名(2021年5月)

教育理念

社会学部の教育理念は、現代社会の構造と動態、社会に生きる人々の営みの様態を総合的に解明・把握し、社会的課題の解決を探究する能力を持った人材を育成することです。

引用元:法政大学 社会学部 理念・目的

法政大学社会学部の特徴

法政大学社会学部は私立大学最初の社会学部として1952年に誕生しました。「社会政策科学科」「社会学科」「メディア社会学科」の3学科で構成されており、さらに学科ごとにコースが設定されています。1年次では学部共通科目や所属学科の入門科目を履修し、2年次から各コースに分かれ、専門科目の学修と研究を進めます。外国語教育にも力をいれており、スタディ・アブロードプログラムなど学部独自の留学制度があります。テレビ局や広告代理店など、マスコミ業界を目指す学生が多いことが特徴ですが、その他にも製造業や金融・保険業などさまざまな業種へ就職することができます。

法政大学社会学部の学科情報

社会政策科学科

経済学や経営学、政治学、財政学、社会学などの幅広い視野と市民の視点で、現代の様々な社会問題を発見・分析し、解決するための政策提言ができる人材を養成しています。社会問題を複数の切り口から考察する3つのコース(企業と社会、サステイナビリティ、グローバル市民社会)が設置されています。主な授業として、社会政策科学入門、政策と制度、政策フィールドワーク実習などがあります。また、公務員を進路選択の視野に入れている1年生に向けての公務員ガイダンスも用意されています。

社会学科

社会学の理論・方法をもとに、社会の成り立ちやありようを広く学ぶと同時に、ゼミや実習を通じて社会の現実を捉える方法を実践的に学ぶことができます。4つのコース(人間・社会、地域・社会、文化・社会、国際・社会)が設置されており、現代社会の問題について様々な視点から迫ります。主な授業として、教師陣それぞれの専門分野をもとに講義が行われる「社会学への招待」や、社会調査士の資格を習得するために必要な科目である「社会調査実習」などが用意されています。

メディア社会学科

デジタル化の進展やインターネットの普及など、大きく変化する現代のメディア環境に即応できる能力と先見性を持った人材の育成を目指しています。3つのコース(メディア表現、メディア分析、メディア設計)が設置されており、学生が興味・関心を持つ領域に対して段階的・体系的に理解を深めていけるようなカリキュラムが組まれています。主な授業として、メディア研究法入門、ジャーナリズムの歴史と思想、広告制作実習などが用意されています。

 

法政大学社会学部キャンパス情報

多摩キャンパス

学部:経済学部・社会学部・現代福祉学部・スポーツ健康学部
住所:〒194-0298 東京都町田市相原町4342

 

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