香川県立保健医療大学保健医療学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

香川県立保健医療大学保健医療学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

香川県立保健医療大学保健医療学部の偏差値は、看護学科が53.0~55.0程度、臨床検査学科が54.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、5.5~6割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.2~2.2倍で、臨床検査学科が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

香川県立保健医療大学保健医療学部の入試は、特別選抜と一般選抜の2種類となります。特別選抜は学校推薦型選抜のみ、一般選抜は前期日程と後期日程(看護学科のみ)に分かれています。一般選抜の試験内容について、看護学科は前期日程・後期日程共に5教科5科目の大学入学共通テストと〈小論文(日本語)・個人面接〉、臨床検査学科は4教科6科目の大学入学共通テストと〈小論文(日本語)・個人面接〉が課されます。配点は、大学入学共通テストの方が高めに設定されているため、優先的に学習すると良いでしょう。学校推薦型選抜は出願資格及び推薦要件を満たしたうえで、看護学科は〈小論文(日本語)・英語・個人面接・調査書〉、臨床検査学科は〈小論文(日本語)・個人面接・調査書・大学入学共通テスト(4教科6科目)〉によって合否判定を行います。入学試験要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。

 

 

香川県立保健医療大学保健医療学部の科目別傾向と対策

小論文の試験傾向と対策

《2023年度一般選抜》

◎看護学科

試験時間60分で、与えられた文章を読み、前期日程は1,000字以内、後期日程は800字以内で、自らの考えを論述する問題となります。アドミッションポリシーである「科学的思考力を発展させる基礎学力を有している人」「人間への関心があり、人との関わりに喜びを感じる人」を念頭に置いた問題であり、看護を目指す者として考えたことを自らの言葉で表現する力や人の立場に立って物事を考える力、論文構成力などが評価されます。

 

◎臨床検査学科

試験時間60分で、「守秘義務と個人情報保護」に関して、2つの設問に解答します。問1は臨床検査技師に守秘義務が必要な理由を400字以内で説明する問題、問2は個人情報保護のため医療機関に必要な対策について200字以内で自分の考えを論述する問題となります。臨床検査技師の守秘義務において、必要性や意義について具体例を挙げつつ説明および考察する力、個人情報保護に関して医療機関の取り組みについて考察する力などが評価されます。 どちらも、志望する学科に関連した題材を用いた小論文問題に取り組み、論理的思考力や表現力を身につけましょう。

 

個人面接の試験傾向と対策

《2023年度一般選抜》

◎看護学科

1人15分程度で、受験者本人の目標や志望動機などを確認するとともに、アドミッションポリシーを念頭に置いた3つの問いが出題されます。「どんな看護職になりたいと考えるか」「コロナ禍で高校生活を充実させるために取り組んだこと」「主体的に行動するために必要なことは何だと考えるか」「今の社会の中で生きにくさを感じている人々が自分らしく生きるためにあなたは何をしたいと思うか」などについて問われ、〈知識・技能・思考力、判断力、主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度〉における項目が総合的に評価されます。

 

◎臨床検査学科

問いが3つ出題されます。問1は志望動機や臨床検査技師、地域貢献に関する質問が3問で、論理的思考力や自己表現能力などが評価されます。問2は責任感と協調性、主体的な行動に関する質問が3問で、誠実に答えを説明する姿勢などが評価されます。問1.2は、流ちょうに答えられなくても問題はありません。問3はシミュレーション問題で、目的を達成するためのコミュニケーション能力と統率力を評価する質問が2問出題されます。 どちらも、過去に出題された質問内容を確認して、傾向を確認しておくことが大切です。また、先生や家族の協力を得て、模擬面接を繰り返し行いましょう。

 

 

香川県立保健医療大学保健医療学部基本情報

公式サイト

香川県立保健医療大学保健医療学部

看護学科:https://www.kagawa-puhs.ac.jp/department/nurse/

臨床検査学科:https://www.kagawa-puhs.ac.jp/department/clinical/

 

基本情報

創立年

2004年

生徒数

329人(2022年05月01日現在)

教育理念

香川県立保健医療大学は、生命の尊厳を畏敬する深い人間愛を基盤として、教育、研究、地域貢献を推進します。

 

生涯にわたる知の探究と自己の能力を開発していく力を有し、地域の保健医療をリードする人材を育成します。

国際的視野を有し、保健医療の発展に寄与する先駆的研究を進めます。

地域のニーズに応える保健医療に関する情報発信や教育研究拠点として活動します。

 

これらを通じ、「県民に一目置かれる大学」として、人々の健康で心豊かな未来を拓きます。

 

引用元:基本理念・教育目標|大学紹介|香川県立保健医療大学

 

香川県立保健医療大学保健医療学部の特徴

香川県立保健医療大学保健医療学部は、【看護学科】と【臨床検査学科】の2学科で構成されており、次代のチーム医療を担う、プロフェッショナルな知識・技能を身につけた人材を育成しています。

 

【看護学科】

1年次から専門科目を配置し、対象の健康レベルや看護の場に応じた実践能力を身につけられるよう、体系的に臨地実習を配置しています。また、「災害看護論」や「国際看護論」など、医療の高度化・専門化に対応した科目が充実しています。その他、調和のとれた豊かな人間性を持つ人材を育成するために、「哲学」や「生命倫理」、「健康科学」などの基礎科目を設置しています。

 

【臨床検査学科】

国内最高水準の実習施設と質の高い技術指導により、臨床検査に関する高度な専門知識と技術を学ぶことができます。4年間を通して、少人数によるゼミ形式の教育が実施されており、科学的思考力や課題解決能力を身につけることが可能となっています。

 

 

香川県立保健医療大学保健医療学部キャンパス情報

キャンパス

住所:〒761-0123 香川県高松市牟礼町原281-1

 

 

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