大学入試情報・受験対策
香川大学創造工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
香川大学創造工学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
香川大学創造工学部の偏差値は47.5程度で、大学入学共通テストでは、6~6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は、前期日程が1.52倍、後期日程が1.46倍となっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
香川大学創造工学部の入試は、一般選抜と特別選抜の大きく2つの区分に分かれています。さらに一般選抜は、前期と後期の2日程実施され、大学入学共通テストと個別学力検査を受験する必要があります。個別学力検査について、前期日程は受験するコースや区分によって試験科目が異なり〈数学・理科・総合問題〉から1科目を選択、後期日程では全コースとも〈小論文〉が課されます。必要科目や配点等の詳細は、必ず募集要項で確認しておきましょう。
香川大学創造工学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 前期日程》
・Aタイプ(全コース)
試験時間90分の大問4題構成で、数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A(場合の数と確率、図形の性質)・B(数列、ベクトル)の範囲から出題されます。全体的な難易度は標準レベルのため、基本的な記述問題の対策をしっかりと行いましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことも大切です。
・Bタイプ(造形・メディアデザインコース/防災・危機管理コース)
試験時間90分の大問4題構成で、数学Ⅰ・Ⅱ・A(場合の数と確率、図形の性質)・B(数列、ベクトル)から出題されます。全体的な難易度は標準レベルのため、基本的な記述問題の対策をしっかりと行いましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことも大切です。
〈法学部と同様〉
理科の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 前期日程》
Aタイプ(全コース)/Bタイプ(造形・メディアデザインコース)は物理・化学から1科目、Bタイプ(防災・危機管理コース)物理・化学・地学から1科目を選択して受験します。試験時間は90分です。
〇物理
大問5題構成で、5題のうち4題を選択して解答します。5題すべて解答することはできません。各大問は、力学、電磁気、波動、熱力学、原子とほぼ固定されています。苦手分野がある場合は、あらかじめ分野を絞って学習を行うのも良いでしょう。全体的な難易度は標準レベルですが、一部やや難しい問題も含まれます。基本事項をしっかりと押さえ、問題集や複数年分の過去問で演習を重ねましょう。
〈教育学部・医学部・農学部と同様〉
〇化学
大問5題構成で、化学基礎・化学の幅広い分野から満遍なく出題されますが、中でも高分子が頻出傾向にあります。設問形式は、知識を問う問題や計算問題、論述問題と多岐にわたります。全体的な難易度は標準レベルですが、一部応用問題や字数制限のある論述問題が含まれるため、対策が必要です。基礎から丁寧に学習し、標準レベルの問題集や複数年分の過去問などで演習を重ねましょう。
〈教育学部・医学部・農学部と同様〉
〇地学
大問5題構成で、地学基礎・地学の範囲から2023年度は天体、地球エネルギー、香川県の地質、地球の重力、岩石に関する問題が出題されています。基礎的な知識をしっかりと身につけ、問題集や複数年分の過去問で演習を重ねることが大切です。
〈教育学部と同様〉
総合問題の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 前期日程》
・Bタイプ(造形・メディアデザインコース)
試験時間90分で、3つの課題文から1つを選択し、選んだ課題文の内容を基に設問2問に解答します。素材は特定の教科に偏らず、人文・社会・自然などの分野から選ばれ、社会に開かれた創造的思考力や創造的態度、表現力などが問われます。問1は課題文を選んだ理由について述べる形式ですが、問2は課題を解決するアイデアを文章やイラストなどで自由に表現します。必ず過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておきましょう。
面接の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 後期日程》
試験時間90分で、与えられた文章や資料を読み設問に答える形式です。設問数は計4問で、本文の内容を受けて説明する問題や自分の考えを述べる問題などが出題されます。素材は特定の教科に偏らず、人文・社会・自然などの分野から選ばれ、読解力や論理的思考力、表現力などが問われます。小論文の基本の書き方をマスターし、様々なテーマの小論文に取り組みましょう。書いた文章は先生から添削指導を受けて、正しい言葉遣いや表現力などを養うことが大切です。
香川大学創造工学部基本情報
公式サイト
香川大学創造工学部:https://www.kagawa-u.ac.jp/kagawa-u_ead/
基本情報
創立年
2018年
生徒数
1,449人(2022年5月1日現在)
教育理念
香川大学創造工学部は、人間とその生活を取り巻く自然に焦点を当て、人間と自然が調和的に共生できる文化・安全・産業の創造を目指し、専門的基礎能力に裏打ちされた幅広い工学のバックグラウンドを持ち、国際社会で尊敬される良き市民としての個性豊かな技術者を育成することを目指します。
香川大学創造工学部の特徴
香川大学創造工学部は、工学系人材として必要な数理的基礎力はもとより、デザイン思考能力やリスクマネジメント能力などを備えた『次世代型工学系人材』の育成に取り組んでいます。〈造形・メディアデザインコース〉〈人工知能・通信ネットワークコース〉〈建築・都市環境コース〉〈機械システムコース〉〈防災・危機管理コース〉〈材料物質科学コース〉〈情報システム・セキュリティコース〉の7コースが設置されており、1年次は仮配属、2年次に確定配属となります。コース混合型のアクティブラーニングが実施されており、各コースで専門性を高めつつ、多様な価値観に触れながら学修することができます。
香川大学創造工学部キャンパス情報
幸町キャンパス
学部:教育学部・法学部・経済学部・創造工学部
住所:〒760-0016 香川県高松市幸町1番1号
林町キャンパス
学部:創造工学部
住所:〒761-0396 香川県高松市林町2217-20
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