慶應義塾大学薬学部・学科の入試情報・偏差値・受験対策

慶應義塾大学薬学部の受験対策

偏差値・難易度

慶應義塾大学薬学部の偏差値は、およそ62.5と高い難易度を誇っています。薬学部としては全国的にトップレベルの偏差値となっています。

入試の特徴・勉強のポイント

慶應義塾大学薬学部の入試は、理科・外国語・数学の3科目で行われます。各科目の配点は理科150点、外国語・数学100点となっています。入試問題の難易度はそれほど高くはありませんので、ケアレスミスに気を付けながら過去問を解いて出題傾向を把握しておきましょう。

 

慶應義塾大学薬学部の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

数学は例年大問4題で構成されており、難易度は標準レベルです。大問1の小問集合は問題が多く、計算スピードと正確さが求められます。幅広い分野から出題されるため、苦手分野を作らず満遍なく勉強しておきましょう。中でも微分積分・ベクトルが出題される傾向となっています。時間配分を意識しながら、過去問や類似問題に取り組んでおきましょう。

英語の傾向と対策

英語は例年大問3題で構成されており、全て長文読解問題となっています。英文量は3000字程度と多く、語彙レベルが高いため、試験時間に余裕はありません。読解スピードはもちろんですが、正確に読み解く力が必要です。長文で扱われる題材は、自然科学系が多い傾向となっています。過去問を分析し、出題される問題に慣れておきましょう。

理科の傾向と対策

化学は例年大問5題で構成されており、難易度は問題によってばらつきがあります。幅広い分野から出題されるため、全分野の基礎知識は必ず身につけておきましょう。計算問題が多く試験時間に余裕はありません。解ける問題から解答しましょう。時間配分を意識しながら練習問題を行い、計算ミスを減らせるように備えておきましょう。

 

慶應義塾大学薬学部基本情報

公式サイト

慶應義塾大学薬学部:https://www.pha.keio.ac.jp/

基本情報

創立年

2008年

生徒数

1,155人(2021年05月時点)

教育理念

入学者の受入れに関する方針(アドミッションポリシー)

福澤諭吉の建学の精神は、独立自尊の人格を育成し、気品の泉源、智徳の模範となり全社会の先導者たる人を養成することである。薬学部では、建学の精神に則り、医療・創薬に関わる分野で求められる学識と能力を培うことを目的に薬学の理論と応用とを研究教授する。

引用元:学部入学案内 - 各学部における3つの方針

慶應義塾大学薬学部の特徴

慶應義塾大学薬学部は共立薬科大学との合併により2008年に設立されました。4年制の「薬科学科」と6年制の「薬学科」の2つの学科で構成されており、薬剤師や薬学研究者の育成を行っています。両学科とも、2年次以降、4学期制が導入されており、春学期後期には必修科目の開講はありません。そのため、春学期後期と夏休みを含めた期間で、海外短期留学や早期研究体験など様々な活動に取り組むことが可能となっています。薬学科では、総合大学である強みを生かした医療系3学部合同のインタープロフェッショナル教育を実施しています。他学部の学生とともに初期・中期・後期の3つのプログラムに取り組むことで、専門職同士のコミュニケーションやチーム医療の重要性を学ぶことができます。

慶應義塾大学薬学部の学科情報

薬学科

6年制の薬学科では、1年次に薬学の基盤となる領域を中心に学び、2年次では薬と関連する知識の学習に取り組みます。3年次の秋学期からは薬物療法を実践するために必要な科目を中心に学び、薬剤師業務のシミュレーション実習も行います。4年次の後半から実際に薬局や病院での実務実習が始まります。調剤を行い、直接患者さんに接することができる実習となっています。

薬科学科

4年制の薬科学科では、1年次に薬学の基盤となる領域を中心に学び、2年次では薬と関連する知識の学習に取り組みます。3年次の秋学期からは研究室に所属し、卒業研究を行います。また研究と並行して幅広い医薬関連科目から、自分の興味のある科目を選択し履修します。

 

慶應義塾大学薬学部キャンパス情報

日吉キャンパス

学部:薬学部1年次
住所:〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4丁目1の1

芝共立キャンパス

学部:薬学部2年次以降
住所:〒105-8512 東京都港区芝公園1丁目5の30

 

 

オンライン家庭教師WAMの慶應義塾大学薬学部受験対策

慶應義塾大学薬学部の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、慶應義塾大学薬学部の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。
また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。
日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。
合格に必要な学力を効率的に得ることができます。