大学入試情報・受験対策
北見工業大学工学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年10月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
北見工業大学工学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
北見工業大学工学部の偏差値は37.5程度で、大学入学共通テストにおいては4割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は、地球環境工学科が1.10～1.19倍、地域未来デザイン工学科が1.00～1.10倍となり、大学入試としてはそれほど難度は高くありません。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
北見工業大学工学部の入学試験は、一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜・私費外国人留学生入試の4種類となります。一般選抜は前期日程と後期日程に分かれており、前期日程は大学入学共通テストのみ、後期日程は大学入学共通テストと個別学力検査の両方の受験が必要です。試験内容は、大学入学共通テストが〈5教科7～8科目〉、個別学力検査が〈数学・理科〉の2教科となります。苦手分野を作らないよう各科目ともバランスよく学習しましょう。配点や試験時間、その他の入試方式について、入学者選抜要項や各種学生募集要項で内容を確認したうえで、自分に合った入試方式を選択しましょう。
北見工業大学工学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 後期日程》
試験時間120分の300点満点で、解答形式はすべて記述式となります。大問5題構成で、数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B（数列・ベクトル）の範囲から出題されます。大問1は設問が10問の小問集合で、数学に関する基礎的な知識や計算力が問われます。大問2以降は、それぞれ4～5問の設問がある単元ごとの問題で、関数の性質や平面内の円と放物線、点と直線の距離などに関する問題が出題されます。基本的な計算力やグラフに書いて適切に表現する力、長文問題を論理的に理解し状況を把握する力などが必要となります。各単元の基礎知識をしっかり身につけた上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。
理科の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 後期日程》
試験時間90分の200点満点で、解答形式は記述式となります。試験当日に物理基礎・物理もしくは化学基礎・化学のいずれかを選択して解答します。
・物理
大問4題構成で、物理基礎・物理（様々な運動、波、電気と磁気）の範囲から出題されます。設問の大半が適語補充問題となりますが、一部図示問題も含まれます。計算問題も多数出題されるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう手寧な解答を心がけましょう。また、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておくことも大切です。
・化学
大問4題構成で、化学基礎・化学のすべての範囲から出題されます。有論・無機・有機化学の幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。設問内容は適語補充問題や説明記述問題、化学反応式やイオン反応式、構造式を書く問題、計算問題、図示問題など多岐にわたります。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。
北見工業大学工学部基本情報
公式サイト
北見工業大学工学部：https://www.kitami-it.ac.jp/engineering-graduate/2-gakka/
基本情報
創立年
1966年
生徒数
1,695人（2023年5月時点）
教育理念
北見工業大学は、人を育て、科学技術を広め、地域に輝き、未来を拓く大学を目指します。
北見工業大学工学部の特徴
北見工業大学工学部は、【地球環境工学科】と【地域未来デザイン工学科】の2学科で構成されています。確かな学力と主体性、広い視野を有する工学技術者を養成するため、基礎及び専門に関する講義や演習・実習などに加え、アクティブラーニングの機会を多数設けています。1年次に、基礎教育やリテラシー教育及び数理・データサイエンス教育、専門導入教育などを受け、2年次後半から、各学科に設置されたコースまたは両学科共通の「地域マネジメント工学コース」に所属して専門性を深めます。
《設置コース》
【地球環境工学科】エネルギー総合工学コース／環境防災工学コース／先端材料物質工学コース
【地域未来デザイン工学科】機械知能・生体工学コース／情報デザイン・コミュニケーション工学コース／社会インフラ工学コース／バイオ食品工学コース
【共通】地域マネジメント工学コース
北見工業大学工学部キャンパス情報
キャンパス
学部：工学部
住所：〒090-8507 北海道北見市公園町165番地
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