大学入試情報・受験対策
北里大学医療衛生学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
北里大学医療衛生学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
北里大学医療衛生学部の偏差値は、学科や専攻によって異なりますが35.0～50.0程度となります。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.00～9.33倍で、募集人数の少ない後期日程のリハビリテーション学科理学療法学専攻が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
北里大学医療衛生学部の入試は、学校推薦型選抜・一般選抜・総合型選抜・特別選抜・編入学者選抜の大きく5種類となります。一般選抜は、前期と後期に分かれています。試験内容はどちらも共通で、保健衛生学科が外国語と数学もしくは理科の計2科目、医療検査学科と医療工学科が外国語と数学もしくは理科から2科目選択の計3科目、リハビリテーション学科が外国語と数学・理科・国語から2科目選択の計3科目が課されます。学科によって選択できる科目が異なるため、詳細は募集要項で確認し、試験内容に合った対策を行いましょう。
北里大学医療衛生学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《2022年度 一般選抜》
試験時間は2科目合わせて120分の100点満点です。リハビリテーション学科でのみ選択可能となっています。解答はすべてマークシート方式で、前期が大問2題構成、後期が大問3題構成となります。問題文はすべて論説的文章から出題されます。内容把握に関する問題のほか、漢字・接続詞・語句の意味・四字熟語などの知識問題も含まれます。日ごろから、さまざまなテーマの文章を読み、精読力や速読力を養うとともに、ことばの知識もしっかりと身につけましょう。
数学の試験傾向と対策
《2022年度 一般選抜》
試験時間は、保健衛生学科が60分の100点満点、それ以外の学科は2科目合わせて120分の100点満点となります。解答形式は、前期が大問1題構成のマークシート方式、後期が大問2題構成の記述式です。出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・Aのすべての範囲となるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。前期の総解答数は22問で、提示される選択肢は8個となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。後期は大問1が12問で答えのみの記入、大問2が4問で途中式や考え方の記述と答えの両方の記入が必要となるため、日頃から演習の際は途中式を書く癖をつけておくことが大切です。
英語の試験傾向と対策
《2022年度 一般選抜》
試験時間60分の100点満点で、大問4題構成となります。総解答数40問のマークシート方式となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。出題内容は長文読解問題や会話文問題、語彙・文法問題などとなります。長文読解問題や会話文問題では、設問文が英文となっている場合もあるため類似問題演習などで、出題傾向に慣れておきましょう。語彙・文法問題は適語補充となります。単語の意味や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけておくことが大切です。
理科の試験傾向と対策
《2022年度 一般選抜》
試験時間は保健衛生学科が60分の100点満点、それ以外の学科は2科目合わせて120分の100点満点で、解答形式はすべてマークシート方式となります。
・物理
大問3題構成で、総解答数は30問程度となります。原子を除く物理基礎・物理のすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習する必要があります。提示される選択肢は2～18個と幅広く、計算問題も複数出題されるため、計算ミスやマーク漏れ、マークミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。
・化学
大問5題構成で、総解答数は40問程度となります。物質の状態と平衡、高分子化合物の性質と利用を除く化学基礎・化学のすべての範囲から出題されます。「あてはまるものをすべて選べ」のように複数解答が必要な問題も含まれるため、問題文を正しく理解し、ケアレスミスをしないよう注意しましょう。基礎知識だけでなく、計算が必要な問題も複数出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。
・生物
大問3題構成で総解答数は55問程度となり、他の理科科目に比べて解答数が多くなっています。生態と環境（生物と環境）、生物の進化と系統を除く生物基礎・生物のすべての範囲から出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習し、各分野の基礎知識をしっかりと身につけましょう。また、複数回答が必要な問題も含まれるため、注意が必要です。
北里大学医療衛生学部基本情報
公式サイト
北里大学医療衛生学部：https://www.kitasato-u.ac.jp/ahs/
基本情報
創立年
1962年
生徒数
1,703人（2023年5月1日現在）
教育理念
人材の養成・教育研究上の目的
医療衛生学部では、高度医療現場においては、チーム医療を支えるメディカルスタッフとして、医療現場の外においては、予防医学と健康科学を主とした人の健康を支えるスタッフとして、幅広い教養と豊かな創造性に富む高度な専門知識と技術の実践力を兼ね備えた人材の養成を目的としています。
北里大学医療衛生学部の特徴
北里大学医療衛生学部は、学祖・北里柴三郎が提唱した「予防医学」の精神を母体として誕生した学部です。【保健衛生学科】【医療検査学科】【医療工学科（臨床工学専攻／診療放射線技術科学専攻）】【リハビリテーション学科（理学療法学専攻／作業療法学科／言語聴覚療法学専攻／視覚機能療法学専攻）】の4学科・6専攻が設置されており、1～3次予防の高度な専門知識と実践する技術を身につけることを目指します。また、チーム医療論やチーム医療演習、国際チーム医療演習と、“チーム医療教育”の先駆者として優れたメディカルスタッフを育成するための教育も実施しています。
北里大学医療衛生学部キャンパス情報
相模原キャンパス
住所：〒252-0373 神奈川県相模原市南区北里1-15-1
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