大学入試情報・受験対策
神戸薬科大学薬学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
神戸薬科大学薬学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
神戸薬科大学薬学部の偏差値は47.5程度で、大学入学共通テストにおいては6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は、前期日程が2.1倍、中期日程が2.5倍、後期日程が10.9倍となります。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
神戸薬科大学薬学部の入試は、学校推薦型選抜と一般選抜の大きく分けて2種類となります。学校推薦型選抜は公募制となっており、〈化学・英語〉の2科目が課されます。一般選抜は、大学入学共通テスト利用・前期・中期・後期の4種類に分かれています。大学入学共通テスト利用は、〈英語・数学〉〈化学・物理・生物のいずれか1科目〉の受験が必要です。一般選抜前期は〈数学・化学・英語〉、中期は〈数学・化学〉、後期は〈化学〉が課されます。理科科目の配点がやや高い傾向にあるため、優先的に学習すると良いでしょう。試験時間などの詳細は募集要項で確認し、それぞれの入試方式に合った対策を行うことが大切です。
神戸薬科大学薬学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《一般選抜 前期日程》
試験時間80分の150点満点で、大問6題構成です。解答形式は、答えのみを記述する形式です。数学Ⅰ・Ⅱ・A(場合の数と確率、整数の性質、図形の性質)・B(数列、ベクトル)の幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習することが大切です。2023年度は場合の数や対数関数、三角関数、確率、数列などに関する問題が出題されました。解答に至るまでの過程の記述は不要となるため、部分点が貰えません。計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧に解答しましょう。出題傾向や形式、時間配分などを把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。
理科の試験傾向と対策
《一般選抜 前期日程》
試験時間100分の200点満点で、大問8題構成です。解答形式は、選択式と記述式となります。化学基礎・化学のすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習しましょう。2023年度は質量モル濃度や水溶液の性質、原子の構造と元素、無機物質、物質の状態と平衡、電気分解、オゾン分解などに関する問題が出題されました。計算問題や構造式、化学反応式などの記述が必要な問題も複数出題されるため、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。また、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておくことも大切です。
神戸薬科大学薬学部基本情報
公式サイト
神戸薬科大学薬学部:https://www.kobepharma-u.ac.jp/
基本情報
創立年
1949年
生徒数
1,724人(2023年5月時点)
教育理念
第1章 総則
(目的)
第1条 神戸薬科大学学則(以下「本学則」という)は、神戸薬科大学(以下「本学」という)が、教育基本法(平成18年法律第120号)及び学校教育法(昭和22年法律第26号)に定めるところにより、高い教養と専門的能力を培うことによって、医療人としての使命感と倫理観を十分に理解し、高度な薬学の知識を身につけた薬剤師並びに教育・研究者を育成すること、さらに医療と薬事衛生の向上に貢献することを目的とする。
引用元:神戸薬科大学学則
神戸薬科大学薬学部の特徴
神戸薬科大学は、高度な薬学の知識を身につけた薬のプロフェッショナルを育て、地域の医療人とともに、医療の発展に貢献することを理念としています。実習ベースの専門教育がカリキュラムの中心を担っており、早期体験実習(1年次)や実務実習事前教育(4年次)、長期実務実習(5年次)など実践的な講義・実習が多く用意されています。また、臨床教育施設の充実に力を入れており、主な施設として「総合教育研究センター(臨床部門)」が設置されています。施設内には、受付から服薬指導にいたるまで薬剤師の一連の業務を実習できる「模擬薬局」や、最新の血中薬物濃度検査システムを設置した「試験室」、注射剤・点滴などの調剤を無菌環境で安全に調製する方法を学ぶことができる「注射剤調製室」などがあり、実践的な教育環境を実現しています。
神戸薬科大学薬学部キャンパス情報
キャンパス
〒658-8558 兵庫県神戸市東灘区本山北町4丁目19番1号
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