國學院大學人間開発学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

國學院大學人間開発学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

國學院大學人間開発学部の偏差値は、学科によって異なり52.5~55.0程度です。大学入学共通テストでは、7~7.5割程度の得点率が合格の目安となります。2023年度一般選抜の入試競争倍率は、受験する学科・方式・日程によって異なり、初等教育学科が2.4~4.4倍、健康体育学科が2.4~3.4倍、子ども支援学科が2.0~4.0倍となっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

國學院大學人間開発学部の一般選抜は、大学入学共通テストの結果のみを利用する「V方式」と個別学力試験で行われる「A日程・B日程」に分かれています。A日程は全学部統一方式で、〈外国語・国語・選択科目(日本史B、世界史B、政治・経済、数学から試験当日に1科目選択)〉の3科目の個別学力試験が課されます。判定方法は、均等配点型の《3教科型》、当日受験した中で最も点数の高い1科目の値を2倍に換算する《得意科目重視型》、成績上位2科目を2倍換算し3科目の合計で判定する《学部学科特色型》の3つの型があり、それぞれ別日で実施されます。《学部学科特色型》を利用する場合、〈外国語・選択科目(上記と同じ)・国語または理科(事前登録)〉での受験も可能となります。また、B日程は、〈数学または国語(古典)、国語(現代文)、外国語〉が課されます。各選抜の必要科目や配点方法などの詳細は、必ず入学試験要項で確認しておきましょう。

 

國學院大學人間開発学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《A日程》

例年、試験時間60分の大問2題構成で、現代文1題(70点)と現代文・古文・漢文から選択1題(30点)となります。すべてマークシート方式です。現代文は、硬派なテーマの評論文が多く、語句の意味や慣用表現、空欄補充、傍線部の内容や理由、全体の内容を問う問題が出題されます。難易度は標準レベルですが、様々な評論文に慣れておく必要があります。古文や漢文は、基礎からしっかりと学習しておくことが大切です。演習問題や過去問など多くの問題に繰り返しチャレンジしておきましょう。

〈神道文化学部・法学部・経済学部・観光まちづくり学部と同様〉

数学の試験傾向と対策

《A日程 3教科型・得意科目重視型》

例年、試験時間60分の大問3題構成で、全問マークシート方式です。出題範囲は数学Ⅰ・数学Aからとなり、計算問題などの小問集合と図形問題、証明問題が出題されます。難易度は標準レベルとそれほど高くありませんが、幅広い範囲から出題されるため、満遍なく学習しておく必要があります。また、残りの選択科目(地歴公民)は難易度が高いと言われているため、数学が得意な場合は、数学で確実に点数を獲得しておくと良いでしょう。 〈文学部・神道文化学部・法学部と同様〉

 

《A日程 学部学科特色型(数学Ⅰ・Aまたは数学ⅠA・ⅡBのいずれか選択)》

例年、試験時間60分の大問3題構成で、全問マークシート方式です。出題範囲は、数学ⅠA・ⅡBからとなります。全体的な難易度はそれほど高くありませんが、幅広い範囲から出題されるため、満遍なく学習しておく必要があります。基本レベルの問題集に取り組み、基本レベルの問題は確実に得点できるようにしておきましょう。その後、典型問題や過去問などに取り組み、演習を重ねることが大切です。

〈経済学部・観光まちづくり学部と同様〉

英語の試験傾向と対策

《A日程》

例年、試験時間60分の大問4題構成で、全問マークシート方式です。長文総合問題2題と文法・語法問題2題が出題されており、基礎~標準的な英語力が問われます。単語や文法、イディオムなど基本事項を徹底して学習しておきましょう。長文の比重が大きいため、様々な英文に触れて長文の読解に慣れておくと同時に、速読力を養うことが大切です。標準レベルの問題集や複数年分の過去問など、多くの問題で演習を重ねましょう。

〈文学部・神道文化学部・法学部・経済学部・観光まちづくり学部と同様〉

地歴公民の試験傾向と対策

《A日程》

日本史B:例年、試験時間60分、大問4題構成の総数40問で、全問マークシート方式です。古代、中世、近世、近代の各時代から1題ずつと均等に出題されます。正誤判定問題が大半を占めているため、単語を暗記するだけでなく、因果関係や時代の流れなどを理解しておく必要があります。國學院大學は歴史に強い大学と言われているため、試験の難易度も高くなっています。さらに、日本史を受験する学生が多く、高得点での争いになります。知識を身につけた上で、問題集や過去問でしっかりと対策しておきましょう。

 

世界史B:例年、試験時間60分の大問4題構成で、全問マークシート方式です。人名や国名を問う問題や、正誤判定問題などが出題されます。難易度は、日本史と比較すると低い傾向にあります。中国史が頻出傾向にあるため、重点的な学習が必要です。教科書を用いて基本的な知識は確実に身につけておきましょう。必ず複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分に慣れておくことが大切です。

 

政治・経済:試験時間60分の、全問マークシート方式です。比較的、基本問題が多く出題されますが、教科書の範囲以上の知識が求められます。教科書学習はもちろんのこと、資料集も活用して学習に取り組むことが大切です。時事問題も出題されるため、普段から新聞やニュースなどで情報を入手しておきましょう。様々な問題集や複数年分の過去問で、演習を重ねることが重要となります。

〈文学部・神道文化学部・法学部・経済学部・観光まちづくり学部と同様〉

 

國學院大學人間開発学部基本情報

公式サイト

國學院大學人間開発学部:https://www.kokugakuin.ac.jp/education/fd/human

基本情報

創立年

2009年

生徒数

1,433人(2023年5月1日現在)

教育理念

教育研究上の目的

人間発達に関する諸領域の専門的知識の教授及び体系的な実践的指導を通して、広い視野と深い洞察力を備え、多様な分野において、人間の持つ資質・能力を開発することのできる創造性豊かな人材を育成すること。

引用元:國學院大學-教育研究上の目的

國學院大學人間開発学部の特徴

國學院大學人間開発学部は、「初等教育学科」「健康体育学科」「子ども支援学科」で構成されており、幼児教育・保育、初等教育そして健康管理の現場で活躍する「人づくりのプロ」を育成しています。ルーム制とゼミ制を採用し、学修上の課題や体験活動について教員が学生とともに取り組み支援できるような少人数型の学習を実践しています。 初等教育学科では、理論と実践を兼ね備えた教育者、健康体育学科では、スポーツ指導者・保健体育教諭、企業における健康管理のスペシャリストなど、子ども支援学科では、幼稚園教諭・保育士をそれぞれ目指すことができます。

 

國學院大學人間開発学部キャンパス情報

たまプラーザキャンパス

学部:人間開発学部、観光まちづくり学部

住所:〒225-0003 神奈川県横浜市青葉区新石川3-22-1

 

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