大学入試情報・受験対策
国際教養大学国際教養学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
国際教養大学国際教養学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
国際教養大学国際教養学部の偏差値は、入試日程によって異なり67.5～70.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、8～9割強の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は6.1～28.4倍で、入学定員の少ないC日程が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
国際教養大学国際教養学部の一般選抜は、A～Cの3日程に分かれています。試験内容について、A日程は大学入学共通テスト5教科と個別学力検査が国語と英語の2教科、B日程は大学入学共通テスト3教科と個別学力検査が国語と英語の2教科、C日程は大学入学共通テスト1教科と個別学力検査が英語小論文となります。また、英語資格等保持者（指定のスコアまたは等級を保持している者）は、スコアまたは等級を証明する書類を出願書類に添付することで、受験した大学入学共通テストにおける英語科目の得点を満点換算し合否判定します。配点や科目、その他の入試方式については、学生募集要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。
国際教養大学国際教養学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《一般選抜》
試験時間60分で、日本語の課題文を読み、要約や自分の意見を述べる問題が出題されます。出題されるテーマはデータサイエンスや医療費の窓口負担について、歴史認識問題について、などさまざまな現代社会の問題が扱われます。総記述量は500字程度で、簡潔にまとめ、客観的かつ論理的に説得力のある文章を書く力が求められます。全体的な難易度はそれほど高くありませんが、独自の出題形式かつ指定文字数内で複数の記述が必要となるため、しっかりと対策しておく必要があります。実質的には小論文のような問題となるため、複数年分の過去問や読解型の問題を数多くこなし、読解力や記述力を養いましょう。
英語の試験傾向と対策
《一般選抜》
試験時間120分で、英語の課題文を読み、英語のエッセイを書く問題となります。出題されるテーマは、尊厳死の法令化や異文化間の理解、自動運転車の道徳的問題など、多岐にわたります。課題文の長さは1,000語程度とそれほど多くありませんが、エッセイに必要な文字数が300語以上と、大学受験としてはトップクラスに書く量が多くなっています。難易度はそれほど高くありませんが、300語以上の文章を書くには慣れが必要です。内容・構成・語彙・文法が評価されるため、評価ポイントに沿った内容を書けるようにしっかりと対策を行いましょう。また、複数年分の過去問演習に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことも大切です。
英語小論文の試験傾向と対策
《一般選抜》
試験時間90分で、10行程度の英文を読み、300語以上のエッセイを書く問題となります。理由や具体例、対比や結論などの書き方について、自分なりのフォーマットをある程度決めて、それを自分のものにしておくことがポイントです。また、スペルミスや文法などのケアレスミスを減らすことも意識しましょう。出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。
国際教養大学国際教養学部基本情報
公式サイト
国際教養大学国際教養学部：https://web.aiu.ac.jp/undergraduate/outline/
基本情報
創立年
2004年
生徒数
864人（2023年4月1日現在）
教育理念
「国際教養教育」を教育理念に掲げ、個を確立し、高潔な精神と情熱を持って諸課題に立ち向かい、地域社会と世界に貢献できるグローバル社会のリーダーたり得る人材を育成することを使命としています。
国際教養大学国際教養学部の特徴
国際教養大学国際教養学部は、「国際教養教育」を教学理念に掲げ、グローバルな視野と、英語をはじめとする外国語の卓越したコミュニケーション能力などを養成しています。すべての授業を少人数かつ英語で開講しており、専門とする分野の知識を修得し、その成果を世界に向けて、自らの言葉で発信し、行動できる力を養います。教養専門科目群には、〈グローバル・ビジネス領域〉〈グローバル・スタディズ領域〉〈グローバル・コネクティビティ領域〉の3つの領域が用意されています。また、1年間の留学が必須となっており、留学先の大学では専門課程を学びながら、英語や第三言語の力を磨きます。
国際教養大学国際教養学部キャンパス情報
キャンパス
住所：〒010-1292 秋田市雄和椿川字奥椿岱
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