甲南女子大学文学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年6月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

甲南女子大学文学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

甲南女子大学文学部の偏差値は、学科や入試日程によって異なり40.0～45.0程度です。大学入学共通テストでは、6～6.5割程度の得点率が合格の目安となります。2023年度の入試競争倍率は、選抜方法や入試日程、学科によって差があり、日本語日本文化学科が1.0～3.3倍、メディア表現学科が1.0～4.7倍となっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

甲南女子大学文学部の入試は、総合型選抜、推薦型選抜、一般選抜、大学入学共通テスト利用選抜、特別選抜など入試制度が充実しています。一般選抜はⅠ～Ⅳ日程あり、その内、Ⅰ・Ⅱ日程では「スカラシップチャレンジ判定」と言われる奨学金制度を伴う入試制度が導入されています。Ⅰ・Ⅱ日程は、国語、英語、数学・理科から2教科2科目を選択（数学及び理科はいずれか1つしか選択できない）、Ⅲ・Ⅳ日程は、国語、英語、地歴公民・数学・理科から2教科2科目または3科目を選択します（地歴公民・数学・理科は大学入学共通テストの得点を利用）。ただし、日本語日本文化学科は国語が必須科目となります。Ⅰ・Ⅱ日程の各入試問題、Ⅲ・Ⅳ日程の国語・英語の入試問題は、全学部共通です。詳細は必ず学生募集要項で確認し、受験する選抜に合った対策を行いましょう。

 

 

甲南女子大学文学部の科目別傾向と対策

国語の傾向と対策

《一般選抜》

試験時間60分の大問2題構成で、Ⅰ・Ⅱ日程は全問マークシート方式、Ⅲ・Ⅳ日程はマークシート方式と記述式の併用となります。大問1は現代文の読解問題で、本文は約8,000～10,000字と非常に多くなっています。読書を通して速読力や内容把握力などを養い、さまざまなジャンルの文章を読み慣れておくことが大切です。漢字や語彙などの知識問題も含まれるため、普段からコツコツと学習し、多くの知識を身につけておきましょう。大問2は古文の読解問題が出題され、古語や本文の内容把握、文法などが問われます。全体的な難易度は標準レベルとなるため、基本的な知識や読解力を身につけ、複数年分の過去問演習で、出題傾向や特徴を把握しておくことが重要となります。

〈国際学部・人間科学部・看護リハビリテーション学部・医療栄養学部と同様〉

 

数学の試験傾向と対策

《一般選抜（Ⅰ・Ⅱ日程）》

試験時間60分で、数学Ⅰ・数学A、数学Ⅱの全範囲から出題されます。全問マークシート方式で、基礎的な学力が問われます。教科書を活用して基本事項をしっかりと定着させておくことが大切です。複数年分の過去問や類似問題に取り組み、出題傾向や形式、時間配分を把握しておきましょう。

〈国際学部・人間科学部・看護リハビリテーション学部・医療栄養学部と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《一般選抜》

試験時間60分の大問4大構成で、全日程とも全問マークシート方式となります。大問1・2は長文読解問題で、空所補充や内容一致、同意語句選択問題が出題されます。長文の長さは450～900語程度で、大問2つ合わせて1,600語程度となるため、速読力が必要です。大問3は文法・語法問題、大問4は整序英作文となります。全体的に基礎学力を重視した試験となるため、基本的な単語や熟語、イディオム、文法などの知識を定着させ、複数年分の過去問や標準レベルの問題集で演習を重ねましょう。

〈国際学部・人間科学部・看護リハビリテーション学部・医療栄養学部と同様〉

 

理科の傾向と対策

《一般選抜（Ⅰ・Ⅱ日程）》

試験当日に、化学か生物のいずれかを選択します。

 

化学：試験時間60分で、全問マークシート方式です。出題範囲は幅広く、化学基礎の全範囲と化学の「物質の状態と平衡」「物質の変化と平衡」「無機物質の性質と利用」「有機化合物の性質と利用」となります。苦手分野を作らないように、満遍なく学習することが大切です。教科書の内容をしっかりと理解し、複数年分の過去問で、出題傾向や形式に慣れておきましょう。

〈国際学部・人間科学部・看護リハビリテーション学部・医療栄養学部と同様〉

 

生物：試験時間60分で、全問マークシート方式です。出題範囲は幅広く、生物基礎の全範囲と生物の「生命現象と物質」「生殖と発生」「生物の環境応答」となります。教科書の内容の準じた標準レベルの問題を中心に、計算問題や実験考察問題も出題されています。教科書を活用して基本知識を確実に定着させ、複数年分の過去問や問題集で演習を重ねましょう。

〈国際学部・人間科学部・看護リハビリテーション学部・医療栄養学部と同様〉

 

 

甲南女子大学文学部基本情報

公式サイト

甲南女子大学文学部：https://www.konan-wu.ac.jp/dept_grad/dept_letters/

 

基本情報

創立年

1964年

生徒数

933人（2022年5月1日現在）

教育理念

人材育成に関する目的

人間が作り上げ育ててきた文化・言語および文学・芸術に対する深い関心と幅広い教養を身につける。加えて、言語ならびにメディアの運用力を修得し、円滑な人間関係を築くためのコミュニケーション能力と個性の発現である自己表現力を備えた人材を育成する。

 

引用元：甲南女子大学｜入試情報｜入試制度・日程｜3つのポリシー

 

甲南女子大学文学部の特徴

甲南女子大学文学部は、【日本語日本文化学科】【メディア表現学科】【英語文化学科】【多文化コミュニケーション学科】の4学科で構成されています。

日本語日本文化学科は、日本の文化を広くカバーする3つの分野（ホスピタリティ分野、コミュニケーション実践分野、言語・文学・文化分野）からなり、学生は興味のある分野を中心に、パッケージに基づき、分野を横断して学ぶことができます。

メディア表現学科では、自分らしい表現力や社会で通用する総合的なクリエイティブ力を身につけることを目指します。写真・視覚文化、マンガ・アニメ、編集・インターネットなど、様々な専門分野を横断的かつ自由に学ぶことができます。

英語文化学科では、実践的な英語運用能力と、異文化理解・対応力などを身につけることができます。日常的な英語交流の場や、海外演習、海外インターンシップなど実際に英語圏各地域で学べる機会が豊富に用意されています。

多文化コミュニケーション学科は、実践的語学力や多様な人々からなる組織をマネジメントする能力などを身につけることができます。英語+もう一つ（韓国語・中国語・インドネシア語・フランス語）を学べるほか、インターンシップやフィールドワークなど、課題発見力や解決に向けた行動力を養うためのプログラムが多数用意されています。

 

 

甲南女子大学文学部キャンパス情報

学部：国際学部・文学部・人間科学部・看護リハビリテーション学部・医療栄養学部

住所：〒658-0001 兵庫県神戸市東灘区森北町6丁目2-23

 

 

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