熊本県立大学文学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

熊本県立大学文学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

熊本県立大学文学部の偏差値は、学科や入試方式によって異なり50.0~52.5程度となります。大学入学共通テストでは、6~6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の競争率は1.5~2.3倍となり、日本語日本文学科が高くなっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

熊本県立大学文学部の入試は、一般選抜と特別選抜の大きく2種類となります。一般選抜は、前期と後期の2日程実施され、いずれも大学入学共通テスト(4教科4~5科目)と個別学力検査等、調査書を総合して行われます。個別学力検査等の試験科目は、学科・日程によって異なり、日本語日本文学科の前期が〈国語〉、後期が〈小論文〉、英語英米文学科は前期・後期ともに〈英語〉が課されます。配点はどちらの学科も大学入学共通テストの方が高めに設定されているため、優先的に対策を行うことが大切です。試験科目や配点の詳細、その他の選抜区分については、必ず学生募集要項で確認しておきましょう。

 

熊本県立大学文学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《一般選抜 前期日程》

〇日本語日本文学科

試験時間120分の大問4題構成で、現代文1題、古文2題、漢文1題と幅広い分野から出題されます。苦手分野を作らないように偏りなく学習する必要がありますが、中でも古文については、古文の文法や現代語訳、文学史の知識を含め重点的に対策を行う必要があります。全体的な難易度は標準レベルで、解答形式は記述式となります。基礎から丁寧に学習し、複数年分の過去問で出題傾向や形式を確認しておくことが大切です。

英語の試験傾向と対策

《一般選抜 前期日程》

〇英語英米文学科

試験時間120分の大問3題構成で、リスニング問題が1題、長文読解問題が2題出題されます。単語や文法、イディオムなど基礎から丁寧に学習しておくことが大切です。リスニング用CDやラジオなどを活用して、英文の聞き取りに慣れておきましょう。また、長文読解問題には英作文も含まれるため、対策が必要です。問題集や複数年分の過去問などで演習を重ねておくことが重要となります。

 

熊本県立大学文学部基本情報

公式サイト

熊本県立大学文学部:https://www.pu-kumamoto.ac.jp/faculty/literature/

基本情報

創立年

1980年

生徒数

412人(2023年5月1日現在)

教育理念

【その他教育研究上の目的】
文学部は、言語、文学、歴史、思想等に亘る人文的教養の基礎に立ち、日本語、日本文学、日本語教育、あるいは英語、英米文学、英語教育を専門的に教育・研究することを目的とします。

引用元:理念・目的|公立大学法人 熊本県立大学

熊本県立大学文学部の特徴

熊本県立大学文学部は、【日本語日本文学科】と【英語英米文学科】で構成されており、言語と文学を通して、人間の思考方法やそれを表現する方法を学ぶことができます。 【日本語日本文学科】は、〈日本文学〉〈日本語学〉〈日本語教育学〉の3つの領域で構成されており、日本の古代から近代に至る文学作品、古代語から現代語までを幅広く学ぶことが可能となっています。中学校、高等学校教諭一種免許状(国語)の取得を目指すことができます。 【英語英米文学科】は、英語を通して人間と世界を理解することを目標としており、英語によるコミュニケーション能力や異文化理解力を養うことが可能となっています。中学校、高等学校教諭一種免許状(英語)の取得を目指すことができます。

 

熊本県立大学文学部キャンパス情報

キャンパス

学部:文学部・環境共生学部・総合管理学部

住所:〒862-8502 熊本県熊本市東区月出3丁目1番100号

 

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