共立女子大学文芸学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

共立女子大学文芸学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

共立女子大学文芸学部の偏差値は、45.0程度です。大学入学共通テストでは、6割程度の得点率が合格の目安となります。2023年度の入試競争倍率は、選抜方法や入試日程によって異なりますが、一般選抜は全学統一方式が1.4倍、2月日程が1.2~1.3倍、3月日程が1.2倍となっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

共立女子大学文芸学部の入試は、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜、大学入学共通テスト利用選抜など多岐にわたります。一般選抜は、全学統一方式、2月日程、3月日程で実施されます。全学統一方式と2月日程は、〈国語・英語・選択科目(数学・化学・生物・世界史・日本史・地理から1科目)〉の3科目、3月日程は〈国語・英語〉の2科目で試験が行われます。どの日程を受験しても国語・英語が必須科目となっているため、重点的に学習しましょう。全体的な難易度は標準レベルのため、教科書を活用して基礎をしっかりと身につけておくことが大切です。

 

 

共立女子大学文芸学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2022年度 全学統一方式》

試験時間60分で、全問マークシート方式となります。出願時に〈現代文・古文〉を選択して受験します。現代文は、長文読解での空欄補充や内容把握、内容一致の他、四字熟語や表現といった知識問題、古文では、正しい解釈や空欄補充、主語、内容合致、動詞の活用形、作品の筆者などが問われます。教科書を活用して基礎をしっかりと身につけ、複数年分の過去問で出題傾向や形式に慣れておきましょう。

 

数学の試験傾向と対策

《2022年度 全学統一方式》

試験時間60分の大問6題構成です。出題範囲は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列)からとなり、等式や集合、方程式、確率、平方根の計算問題、図形問題などが全問マークシート方式で問われます。全体的な難易度は標準レベルとなるため、教科書を活用して基礎をしっかりと身につけておくことが大切です。また、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

〈家政学部/国際学部/看護学部/ビジネス学部/建築・デザイン学部と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《2022年度 全学統一方式》

試験時間60分の大問4題構成で、全問マークシート方式となります。大問1は英文を読み、4つの下線部から正しくないものを選ぶ問題や括弧内に入る適切なものを選ぶ問題、大問2は会話文の空欄補充問題、大問3・4は読解問題が出題されます。全体的な難易度は標準レベルのため、単語や文法、イディオム、会話表現などの基本事項を確実に身につけておくことが大切です。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握するとともに、読解力や速読力を養いましょう。

〈家政学部/国際学部/看護学部/ビジネス学部/建築・デザイン学部と同様〉

 

地歴公民の試験傾向と対策

《2022年度 全学統一方式》

世界史:試験時間60分の大問4題構成で、全問マークシート方式となります。与えられた文章を読み、空欄に入る適切な語を選ぶ問題や下線部に関して適切な記述を選ぶ問題が大半を占めています。幅広い分野から出題されるため、バランスよく学習し、苦手分野を作らないようにしましょう。教科書を用いて基礎を確実に身につけ、過去問や類似問題で演習を重ねることが大切です。

 

日本史:試験時間60分で、大問1~6のうち5問を選択して解答します(6問全部解答不可)。全問マークシート方式で、大問1~3は与えられた文章を読み、空欄に入る適切な語を選ぶ問題が大半を占めています。大問4以降は、空欄補充問題の他、正しい説明を選ぶ問題や間違っているものを選ぶ問題なども出題されます。教科書を活用して重要語句をしっかりと身につけておくことが大切です。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

地理:試験時間60分の大問4題構成です。全問マークシート方式で、世界各地の気候や地形、貿易、山脈、都市名、国内外の対立、宗教、作物、経済成長率、日本の自然環境、土地利用、地形、観光など、出題範囲は多岐にわたります。世界地図や地形図、降水量・月平均気温のグラフなどの資料問題も出題されます。教科書を活用して基礎知識を確実に身につけるとともに、教科書に載っている図やグラフなどにも目を通しておくことが大切です。

 

〈家政学部/国際学部/ビジネス学部/建築・デザイン学部と同様〉

 

理科の試験傾向と対策

《2022年度 全学統一方式》

化学:試験時間60分、全問マークシート方式です。「化学基礎・化学」の範囲から、物質の状態と平衡・物質の変化と平衡(化学反応と平衡を除く )・無機物質の性質と利用・有機化合物の性質と利用について出題されます。設問数は30問で、語句解答や計算、正しい説明を選ぶ問題などとなります。実験問題も含まれており、実験の手順や、反応の仕方、結果など一連の流れを押さえておきましょう。複数年分の過去問で、出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。

 

生物:試験時間60分の大問4題構成で、全問マークシート方式となります。「生物基礎・生物」の範囲から、生命現象と物質・生物の環境応答について出題されます。空欄補充問題や語句解答、組み合わせ問題の他、適切な記述を選ぶ問題、誤っているものを選ぶ問題なども含まれます。教科書を活用して基礎知識を定着させ、複数年分の過去問で出題傾向や形式を把握しておくことが大切です。

 

〈家政学部/国際学部/看護学部/ビジネス学部/建築・デザイン学部と同様〉

 

 

共立女子大学文芸学部基本情報

公式サイト

共立女子大学文芸学部:https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/academics/undergraduate/bungei/

 

基本情報

創立年

1953年

生徒数

1,557人(2023年5月1日現在)

教育理念

人材養成目的

文芸学部の人材養成目的は、本学の建学の精神および共立女子大学の人材養成目的に基づき、「文学と芸術の世界をさまざまな視点から広く深くとらえることを通じて、文化全般にわたる広い視野と教養をそなえた豊かな人間性を養うことであり、また実社会において、自立した個人として、他者と協調しつつ、主体的に社会の発展に貢献しうる女性を育成する」ことである。

 

引用元:共立女子大学|文芸|人材養成目的・3つのポリシー

 

共立女子大学文芸学部の特徴

共立女子大学文芸学部は、【言語・文学領域】【芸術領域】【文化領域】【メディア領域】で構成されています。

 

【言語・文学領域】には、〈日本語・日本文学専修〉〈英語・英語文学専修〉〈フランス語・フランス文学専修〉の3つの専修からなり、それぞれの国の文学・文化について時代や社会の背景を踏まえながら学びます。

【芸術領域】は、〈劇芸術専修〉と〈美術史専修〉という2つの専修からなり、芸術的表現の本質と歴史を学び鑑賞する力及び自ら語り伝える力を養います。

【文化領域】は、〈文化専修〉のみとなり、文学や芸術に加えて、歴史・文化史など広く深く学ぶことができます。

【メディア領域】は、〈文芸メディア専修〉のみとなり、文学・芸術とメディアとの関係について体系的に学ぶことができます。

 

 

共立女子大学文芸学部キャンパス情報

神田一ツ橋キャンパス(本館)

学部:家政学部/文芸学部/国際学部/建築・デザイン学部

住所:〒101-8437 東京都千代田区一ツ橋2-2-1

 

 

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