聖マリアンナ医科大学医学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

聖マリアンナ医科大学医学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

聖マリアンナ医科大学医学部の偏差値は、62.5程度となります。2023年度一般選抜の入試競争倍率について、前期の第1次合格者が4.28倍、第2次合格者が2.66倍、後期の第1次合格者が10.09倍、第2次合格者が7.83倍となっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

聖マリアンナ医科大学医学部の入試は、学校推薦型選抜と一般選抜の大きく2種類となります。学校推薦型選抜は、一般公募制と神奈川県地域枠の2種類、一般選抜は前期と後期の2日程に分かれています。さらに、一般選抜は第1次試験と第2次試験(第1次試験の合格者)に分かれており、第1次試験は英語・数学・理科の3科目で合否判定を行います。1科目でも基準点に達しない場合は、不合格となる場合があるため注意が必要です。第2次試験は、適性検査・小論文・面接・出願書類を総合的に判定し合否を決定します。小論文および面接等において、医師としての適性に問題があると判断された場合は、成績の如何にかかわらず不合格となることがあります。試験時間や配点、その他の入試方式などについては、募集要項で詳細を確認し、入試方式に合った対策を行いましょう。

 

 

聖マリアンナ医科大学医学部の科目別傾向と対策

理科の試験傾向と対策

試験時間は2科目で150分の200点満点となります。

 

・化学

大問2題構成で、各分野を融合した総合問題形式となります。直鎖アルコールの性質・反応・分子式決定やリン化合物の反応と性質、酸化物やオキソ酸、同素体などが出題されるため、理論・有機・無機の幅広い分野をバランスよく学習することが大切です。論述問題も複数出題されるため、用語の定義などをしっかりと理解し、30~50字程度でまとめる練習を行いましょう。全体的な難易度は基本~標準レベルとなるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう注意し、高得点を狙いましょう。

 

・生物

大問3題構成で、比較的解きやすい問題が多く出題されますが、実験考察問題についてやや難度の高い問題も含まれます。遺伝子、細胞、体内環境、生物の反応のほか、生態系や進化と系統に関する問題も出題されます。考察問題や論述問題、計算問題のほか、描図問題が出題されることもあるため、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておきましょう。

 

・物理

大問5題構成で、大問1が小問集合、大問2以降が単元ごとの問題となります。小問集合は空所補充形式で、現象名や人物名、公式名などの知識の定着が問われます。単元ごとの問題では、力学・電磁気・波動・熱力学・原子の各単元から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。全体的な難易度は基本~標準レベルとなるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

 

小論文の試験傾向と対策

例年、試験時間60分で、課題文型の問題が出題されます。小論文の記述に必要な文字数は年度によって異なり、600~800字程度となります。与えられた文章に20字以内でタイトルをつける問題や、意見をまとめる問題、筆者の意見をまとめた上で自分の考えを述べる問題など、課題文は短いですが、さまざまな設問が用意されています。課題文の内容を正確に理解する読解力や、内容を説明する記述力など、幅広い国語の力が問われます。複数年分の過去問に取り組み、書いた文章は先生から添削指導を受けて、正しい言葉遣いや表現力を養いましょう。

 

 

聖マリアンナ医科大学医学部基本情報

公式サイト

聖マリアンナ医科大学医学部:https://www.marianna-u.ac.jp/univ/

基本情報

創立年

1971年

生徒数

704人(2022年5月1日現在)

教育理念

聖マリアンナ医科大学は、キリスト教的人類愛に基づき、病める人々の心と体の痛みがわかり、かつ、医学・医療の実践者としての確かな専門知識、豊かな感性ならびに高い能力を有している医師の育成に力を注いでいます。

 

引用元:アドミッションポリシー|聖マリアンナ医科大学

 

聖マリアンナ医科大学医学部の特徴

聖マリアンナ医科大学医学部は、世界医学教育連盟が提示するグローバルスタンダードに準拠した新カリキュラムを策定し、「何を習得したか」を重視したアウトカム基盤型教育を行っています。また、医師になる自覚を育むための「早期体験実習」、自ら学ぶ力の養成に重点を置いたコース別講義やクリニカル・クラークシップなど、様々な活動を展開しています。専門教育科目は、〈ユニット型科目〉と〈シリーズ型科目〉に分かれており、〈ユニット型科目〉では各臓器の構造と機能や主な疾患の病因、症候などについて、1週間1ブロックとして集中型系統的講義を行っています。

 

 

聖マリアンナ医科大学医学部キャンパス情報

キャンパス

住所:〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1

 

 

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