明治大学商学部・学科の入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

明治大学商学部の受験対策

偏差値・難易度

明治大学商学部の偏差値は62.5～65程度です。共通テストでは、7割～8割程度が合格への目安です。共通テスト利用入試の場合、4科目方式の難易度が高い傾向にあります。

入試の特徴・勉強のポイント

明治大学法学部の入試は、国語・外国語・選択科目の3科目で行われます。各科目の配点は外国語150点、国語・選択科目100点となっており、英語4技能試験利用方式では国語150点、外国語300点、選択科目100点です。英語4技能試験利用方式は、英語4技能資格・検定試験のスコアが出願資格に必要となります。
記述問題が多いため、難易度は高めといえるでしょう。過去問を解いて問題に慣れることが必要です。 

 

明治大学商学部の科目別傾向と対策

国語の傾向と対策

現代文2題と古文1題の出題です。難易度は標準レベルですが、全て文字数の多い長文となっているため、短時間で内容を読み取る対策が必要です。基本的な語句や文学史なども問われます。基礎知識を確実に身に付け、演習を繰り返して記述対策を行いましょう。

数学の傾向と対策

マーク式が2題と記述式が1題という構成です。特に微分積分や確率が頻出となっていますが、標準的な問題が幅広く出題される傾向です。記述式の証明問題は難易度がやや高めとなっています。教科書の内容を偏りなく学習した上で、過去問などでの記述問題対策が必要です。

英語の傾向と対策

空欄補充1題、会話文1題、長文読解2題です。全体を通して文法や慣用句、発音、語彙力が問われる傾向です。単語帳などで基本的な語句を身に付け、様々な表現に対応できるようにしましょう。

地歴公民の傾向と対策

日本史：近世以降の出題が多くなっています。政治史や社会経済史から出題されるテーマ史がやや難問です。問題集で歴史の流れを掴みながら学習しましょう。学部柄、流通や商業に関する問題がよく出ます。些細な事件や用語も頻出であるため、用語集の細かい部分まで確認しておくことが重要です。
世界史：テーマ史が多く出ます。標準レベルの問題が多いため、教科書の内容を確実に習得する必要があります。出来事を説明する論述問題もあります。過去問演習で処理能力を養いましょう。
地理：資料から国を推定する問題や、様々な情報をもとに思考力を問う記述問題が出題されます。教科書と資料集を併用して知識を身に付けましょう。時事的な出題もあるため、普段からニュースなどで注目しておくとよいでしょう。
政治経済：政治分野より経済分野の割合が高い出題傾向です。特に国際経済に関する問題が多くなっています。教科書の内容を超えた出題もされるためやや難問。細かい知識は資料集や新聞などで押さえましょう。

 

明治大学商学部基本情報

公式サイト

明治大学商学部：https://www.meiji.ac.jp/shogaku/index.html

基本情報

創立年

1904年

生徒数

4,464人（2021年05月時点）

教育理念

「権利自由」・「独立自治」の建学の精神及び「学理実際兼ね通ずる人材の養成」という学部創設以来の基本的教育理念を継承し，専門と教養の『知の融合』を通じて，学生の内面に新たな価値観，人間観及び世界観を『創生』することで，社会において活躍できる有為な人材を育成する。このため，商学の専門知識と深い教養とを内面的に融合させるとともに，さらに『総合的市場科学』の視点に基づく商学の最先端分野の理論的・実証的研究を行い，その成果を学生に教授することで，市場現象にかかわる多様な問題を的確に分析して解決ができる総合的判断力の涵養を目的とする。

引用元：人材養成その他の教育研究上の目的

明治大学商学部の特徴

明治大学商学部は明治37年に設置された、日本の私立大学で最初の商学部です。学科は商学科の1学科。
総合的な研究を行い、ビジネスを多角的に捉えて分析する「ビジネスのプロフェッショナル」を育てています。
少人数教育を重視。広い視点と創造的な価値観を持った人材育成のため、2年次からは専門演習と教養演習の2種類のゼミを履修するのが特徴です。
3年次からは7つのコースに分かれますが、他分野の科目も履修することができます。
また、ビジネスの国際化に対応できるよう、3・4年次のカリキュラムに学部独自の外国語科目を設けています。

明治大学商学部の学科情報

商学科

学生の多岐にわたる志向に応えるため、実学（理論）と情報化（グローバル化）を主幹としたコースとカリキュラム編成になっています。

・アプライド・エコノミクスコース：経済問題対する分析能力を身につける
・マーケティングコース：流通・マーケティング部門では、製品を消費者まで効率よく流通させるための理論的な技術を学び、交通部門では、『交通サービス』の生産や販売、消費という観点から交通に関する様々なテーマを解明し、望ましい「交通サービス」のあり方について考える
・ファイナンス＆インシュアランスコース：金融・証券部門では、ファイナンス（金融・証券）の基礎を学び、保険部門ではリスクマネジメントと保険制度について研究することで、金融業界でスペシャリストとして活躍することを目指す
・グローバル・ビジネスコース：国際経営活動や貿易実務の実践的能力を身につける
・マネジメントコース：現代企業経営の体系的知識を身につけ、企業経営において中心的役割を担う人材となることを目指す
・アカウンティングコース：会計理論を学び、多岐にわたる教養と高い問題解決能力を身につけた専門職業人になることを目指す
・クリエイティブ・ビジネスコース：起業精神に富み、新しいビジネスを創造して、ビジネス・チャンスを的確に把握することのできる人材となることを目指す 

 

明治大学商学部キャンパス情報

駿河台キャンパス

学部：本部・法学部・商学部・政治経済学部・文学部・経営学部・情報コミュニケーション学部の3・4年次
住所：〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1丁目1

和泉キャンパス

学部：法学部・商学部・政治経済学部・文学部・経営学部・情報コミュニケーション学部の1・2年次
住所：〒168-8555 東京都杉並区永福1丁目9の1

 

オンライン家庭教師WAMの明治大学商学部受験対策

明治大学商学部の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、明治大学商学部の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。
また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。
日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。
合格に必要な学力を効率的に得ることができます。