名城大学農学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

名城大学農学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

名城大学農学部の偏差値は、学科・試験種別によって異なり47.5~55.0程度です。大学入学共通テストでは、6~7.5割程度の得点率が合格の目安となります。2023年度一般選抜の入試競争倍率は、学科・選抜種別によって異なりますが1.5~17.3倍となり、生物環境科学科の共通テスト利用型C方式2教科2科目型後期が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

名城大学農学部の入試は、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜、特別入試、その他の入試の大きく5種類となります。さらに一般選抜は、個別学力試験のみで選考が行われる3教科型A方式、傾斜配点型K方式、2教科型B方式と、大学入学共通テストの結果を利用する共通テストプラス型F方式、共通テスト利用型C方式に分かれています。F方式では、A方式の個別学力試験と大学入学共通テストの結果を利用しますが、C方式では個別学力試験はありません。さらにK方式では、A方式の特定科目の配点を高くして合否判定を行うため、A方式に出願する際には、K・F方式を併願することで、合格のチャンスが広がります。また、一般選抜では全国各地に試験地が用意されていますが、試験日によって試験地が異なるため注意が必要です。各方式の詳細は必ず募集要項で確認し、受験する方式に合った対策を行いましょう。

〈法学部・経営学部・経済学部・人間学部・都市情報学部・情報工学部・理工学部と同様〉

 

 

名城大学農学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

A方式、B方式ともに選択科目となり、試験時間はA方式が60分、B方式は2教科合わせて120分です。出題範囲は、国語総合・国語表現・現代文B・古典B(漢文を除く)となります。A方式では、漢字や四字熟語、慣用句、文法、文学史などの知識問題が多い傾向にあるため、日頃からコツコツと学習し、多くの知識を身につけておくことが重要です。古文では、古文単語の意味や文法をしっかりと押さえておきましょう。長文読解問題は、現代文と古文から出題されますが、どちらの内容も標準レベルとなるため、多くの文章に触れるなど、演習を重ねましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくことが大切です。

 

数学の試験傾向と対策

A方式の選択科目で、試験時間は60分です。数学Ⅰ・Ⅱ・Aの全範囲から満遍なく出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。全体的な難易度は標準レベルとなります。複数年分の過去問などで演習を重ね、実践力を養っておきましょう。

 

英語の試験傾向と対策

A方式では必須科目、B方式では選択科目となり、試験時間はA方式が60分、B方式は2教科合わせて120分です。A方式では、長文読解問題を中心に、誤りを指摘する問題が出題されます。単語の意味や熟語、慣用表現、文法など基礎知識をしっかりと身につけ、複数年分の過去問演習で出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

理科の試験傾向と対策

A方式、B方式ともに必須科目となり、試験時間はA方式が60分、B方式は2教科合わせて120分です。「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」から1科目を選択して受験します。

 

・物理

「物理基礎・物理」の全範囲から満遍なく出題され、基本~標準レベルの問題が中心となります。力学や電磁気、熱、波動などが頻出傾向にあるため、優先的に学習することが大切です。問題集や複数年分の過去問などで演習を重ね、実践力を養いましょう。

 

・化学

「化学基礎・化学」の全範囲から満遍なく出題され、基本~標準レベルの問題が中心となりますが、一部難度の高い問題も含まれます。苦手分野を作らないように、バランスよく学習することが大切です。計算問題も出題されるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

 

・生物

「生物基礎・生物」の全範囲から満遍なく出題され、基本~標準レベルの問題が中心となりますが、実験考察の中で一部難度の高い問題が含まれます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習し、複数年分の過去問演習で出題傾向や形式、時間配分を確認しておきましょう。

 

 

名城大学農学部基本情報

公式サイト

名城大学農学部:http://www-agr.meijo-u.ac.jp/

 

基本情報

創立年

1950年

生徒数

1,385人(2023年5月1日現在)

教育理念

本学部は、生物資源の有効利用と安定的な生物生産、生命現象の解明、食品機能と生物機能の応用、および生物と人と自然との調和がとれた環境の創出について教育を行い、人類の生活の向上に貢献する。

 

引用元:教育理念・人材養成目的|名城大学 農学部

 

名城大学農学部の特徴

名城大学農学部は、生命・食料・健康・環境を科学することで、農学および生物関連産業において貢献できる専門技術者または農学の素養ある教養人を養成しています。生物資源学科・応用生物化学科・生物環境科学科の3学科が設置されており、それぞれで特色ある学びを展開しています。作物・果樹・蔬菜・花卉・造園・畜産の6分野を有した附属農場とフィールド生産科学研究室があり、農場実習やフィールドレベルでの研究のほか、田植え祭やオープンファームなど様々な行事も実施しています。

 

 

名城大学農学部キャンパス情報

天白キャンパス

学部:法学部・経営学部・経済学部・情報工学部・理工学部・農学部

住所:〒468-8502 愛知県名古屋市天白区塩釜口一丁目501番地

春日井(鷹来)キャンパス

学部:農学部実習農場・研究農場

住所:〒486-0804 愛知県春日井市鷹来町字菱ヶ池4311-2

 

 

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