武蔵野大学工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

武蔵野大学工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

武蔵野大学工学部の偏差値は、入試方式によって異なりますが42.5~50.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、5.5~8割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の実質倍率は、1.0~18.0倍となっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

武蔵野大学工学部の入試は、総合型選抜、ムサシノスカラシップ選抜、全学部統一選抜、A~C日程の一般選抜(B日程はサステナビリティ学科のみ実施)、前期・中期・後期の共通テスト利用選抜、その他の入学者選抜(帰国生選抜など)があります。全学部統一選抜と一般選抜について、必須科目や選択可能科目、配点などは入試方式や日程によって異なるため、募集要項で詳細を確認しておきましょう。共通テスト利用選抜は、大学入学共通テストの得点を利用して合否判定を行うため、独自試験の実施はありません。また、英語外部検定活用方式を採用しており、英語外部検定の結果が基準スコアを満たした場合、換算表に基づいてみなし得点として合否判定に利用できます。試験当日に英語の筆記試験を受験することもでき、その場合はどちらか得点の高い方の結果で合否判定を行います。受験勉強と並行して、資格取得することもおすすめです。

 

武蔵野大学工学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

試験時間60分の大問3題構成となります。大問1.2が現代文、大問3が古文となり、大問1は解答必須、大問2.3はどちらか1つを選択して受験します。解答形式はすべてマークシート方式となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。現代文は、分量の多い評論文の長文読解問題が出題されます。内容理解を問う問題のほか、漢字問題などの知識問題も含まれます。古文が苦手な場合は現代文のみ選択することも可能となっているため、自分が得意とする科目を選択し、高得点を目指しましょう。

〈文学部・グローバル学部・法学部・経済学部・経営学部・アントレプレナーシップ学部・データサイエンス学部・人間科学部・教育学部・看護学部と同様〉

数学の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

試験時間60分の大問4題構成となります。数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)の範囲から出題されますが、出願条件によっては、A日程の数理工学科で数学Ⅲを選択することも可能となっています。解答形式はマークシート方式ですが、一般選抜C日程では一部記述式となります。マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。全体的な難易度は標準レベルとなるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。また、普段の学習でも難問には手を出さず、基本~標準レベルの問題を確実に解答できるように演習を重ねましょう。

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

試験時間60分の大問4題構成で、文法、長文の並べ替え、長文読解問題などが出題されます。解答形式はすべてマークシート方式となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。大半は基本レベルの問題となるため、単語や熟語、文法などの基礎知識をしっかり身につけておくことが大切です。また、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

〈文学部・グローバル学部・法学部・経済学部・経営学部・アントレプレナーシップ学部・データサイエンス学部・人間科学部・教育学部・薬学部・看護学部と同様〉

地歴公民の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》※サステナビリティ学科のみ

 

・世界史

試験時間60分の大問4題構成で、総解答数40個となります。解答形式はすべてマークシート方式となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。各大問ごとにそれぞれの時代の文章や史料が用意されており、人名や地名、重要語句などについて問われます。教科書だけでなく、史料集なども活用して知識の理解を深めることが大切です。また、出題形式に特徴があるため、必ず過去問に取り組みましょう。

 

・日本史

試験時間60分の大問4題構成で、総解答数40個となります。解答形式はすべてマークシート方式となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。幅広い範囲から出題され、問題文の分量が多い傾向にあります。重要語句などの基礎知識をしっかりと身につけた上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。

 

・政治経済

試験時間60分の大問4題構成で、総解答数30個程度となります。解答形式はすべてマークシート方式となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。苦手分野を作らないようにバランスよく学習し、基礎知識をしっかりと身につけましょう。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

 

〈文学部・グローバル学部・法学部・経済学部・経営学部・アントレプレナーシップ学部・データサイエンス学部・人間科学部・教育学部と同様〉

 

理科の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

・物理

試験時間60分の大問7題構成で、各大問につき2~6問の小問が配置されています。総解答数は20個で、解答形式はすべてマークシート方式となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。各分野からの小問集合や実験に関する問題などが出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。また、計算問題が複数出題されるため、公式や法則などを正確に理解し使いこなせる力と計算力が必要となります。

 

・化学

試験時間60分で、一般選抜A日程のみ大問4題の総解答数20個、一般選抜A日程以外では大問8題の総解答数24個となります。解答形式はすべてマークシート方式となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。幅広い範囲から、計算問題やグラフの読み取り問題、実験に関する問題、組み合わせ問題などが出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習した上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。

〈データサイエンス学部・人間科学部・教育学部と同様〉

 

武蔵野大学工学部基本情報

公式サイト

武蔵野大学工学部:https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/engineering/

基本情報

創立年

2015年

生徒数

815人(2022年05月時点)

教育理念

工学部の目的

仏教精神を根幹として学識、情操、品性にすぐれた人格を育成するとともに、専門的な知識を養い、持続可能な社会構築に向けて主体的に参画し、工学的手法により課題解決のできる人材を養成する。

武蔵野大学工学部の特徴

武蔵野大学工学部は、【数理工学科】【建築デザイン学科】【サステナビリティ学科】の3学科で構成されています。

【数理工学科】は、社会や自然のあらゆる現象を「数学語」で理解し、コンピュータを活用して問題解決できる人材を育成しています。実践型授業「プロジェクト」を設置しており、学年の枠を越えてチームを組み、数理工学の力を用いて、課題解決・目標達成を図ります。

【建築デザイン学科】は、人間と環境に対する深い理解と尊重に基づいて、建築で未来を構想できる人材を育成しています。建築の設計課題に個人で取り組む「スタジオ」、社会の課題に向き合い探求する「ゼミ」を軸に、全員が一級建築士を目指せるカリキュラムが編成されています。

【サステナビリティ学科】は、2023年に新設された日本で初となる学科です。気候変動やフードロスなど、様々な社会の課題解決に取り組むための統合的な学びを実現しています。サステナビリティを軸に、環境心理学や環境経済学などの文系分野、技術や統計などの理系分野の両方を学ぶことができます。

 

武蔵野大学工学部キャンパス情報

有明キャンパス

住所:〒135-8181 東京都江東区有明3丁目3の3

武蔵野キャンパス

住所:〒202-8585 東京都西東京市新町1丁目1の20

 

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