名古屋市立大学芸術工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

名古屋市立大学芸術工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

名古屋市立大学芸術工学部の偏差値は、学科によって異なり50.0~55.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、6.5~7.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.8~8.0倍程度で、募集人員の少ない後期日程(実技)の建築都市デザイン学科が最も高くなっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

名古屋市立大学芸術工学部の入試は、一般選抜・学校推薦型選抜・その他の選抜の大きく3種類に分かれています。一般選抜は前期と後期の2日程で、前期が5教科6~7科目、後期が3~5教科4~6科目の大学入学共通テストが課されます。個別学力検査等は学科によって異なり、前期が数学・英語・実技・小論文のいずれか、後期は小論文もしくは実技となります。配点は、大学入学共通テストの方がやや高めに設定されていますが、まんべんなく学習することが大切です。科目の詳細や配点、その他の入試方式については、学生募集要項で確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。

 

名古屋市立大学芸術工学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 前期日程》

大問4題構成で、出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列、ベクトル)となります。2023年度は、数列、確率、ベクトル、積分などに関する問題が出題されました。どの分野から出題されてもしっかり対応できるよう、まんべんなく学習しておきましょう。解答形式は、すべて解答のみの記述式となります。また、設問数はそれほど多くないため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 前期日程》

大問4題構成で、読解問題が3題と英作文問題が1題出題されます。読解問題では、内容一致や正誤、説明記述などの内容理解に関する設問のほか、語彙・文法に関する設問や英文和訳、並び替えなどの知識問題も含まれます。日ごろからさまざまなテーマの文章に触れ、速読力や精読力などを養いましょう。英作文問題は、英語で記載された設問内容について、自分の意見を120~150語程度で記述する問題となります。設問内容を的確に理解し、その内容に対する自分の考えを論理的に述べる力や語彙力、文法力などが求められます。単語や文法、イディオムなど基礎知識は、毎日コツコツ学習し、しっかり身につけておくことが大切です。また、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておくと良いでしょう。

〈医学部・経済学部・人文社会学部・看護学部・データサイエンス学部と同様〉

 

名古屋市立大学芸術工学部基本情報

公式サイト

名古屋市立大学芸術工学部:https://www.nagoya-cu.ac.jp/sda/

基本情報

創立年

1996年

生徒数

424人(2023年5月1日現在)

教育理念

・デザイン、芸術と工学分野の幅広い知識と理論を学ぶことにより、環境の持続可能性、健康福祉など、社会的要請の強いテーマに対する問題解決能力を養います。

・デザインと工学分野の専門的知識、理論、技法を学ぶことにより、形態と機能のバランスを保ったデザイン力を養います。

・デザインの実践教育の場として、少人数学習によるデザイン実習を重視しています。

・外国人教師による講義やワークショップ等での実習指導により、国際的に活躍できる人材を養成します。

引用元:名古屋市立大学|学部・大学院|理念と目的・中期計画

名古屋市立大学芸術工学部の特徴

名古屋市立大学芸術工学部は、【情報環境デザイン学科】【産業イノベーションデザイン学科】【建築都市デザイン学科】の3学科で構成されており、デザイン・芸術の感性と工学の理論を身につけ、人間中心の考え方ができる総合デザイナーの育成に取り組んでいます。全学科とも、1年次から4年次まで「芸術工学実習」が設置されており、作品制作に必要となるコンセプトの立案、発想手法、プレゼンテーション能力などの修得を目指します。

 

名古屋市立大学芸術工学部キャンパス情報

北千種キャンパス

住所:〒464-0083 愛知県名古屋市千種区北千種2丁目1の10

 

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