大学入試情報・受験対策
名古屋市立大学薬学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
名古屋市立大学薬学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
名古屋市立大学薬学部の偏差値は62.5程度で、大学入学共通テストにおいては8割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は5.3～6.3倍程度で、薬学科が高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
名古屋市立大学薬学部の入試は、一般選抜・学校推薦型選抜・その他の選抜の大きく3種類に分かれています。一般選抜は公立中期日程のみとなり、5教科7科目の大学入学共通テストと数学・理科・英語の個別学力検査等が課されます。配点は、大学入学共通テスト、個別学力検査等ともにそれほど大きな差は無いため、まんべんなく学習することが大切です。科目の詳細や配点、その他の入試方式については、学生募集要項で確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。
名古屋市立大学薬学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜 中期日程》
大問3題構成で、出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B（数列、ベクトル）となります。2023年度は、三角比、場合の数、対数関数などに関する問題が出題されました。どの分野から出題されてもしっかり対応できるよう、まんべんなく学習しておきましょう。解答形式は、すべて解答のみの記述式となります。また、設問数はそれほど多くないため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。
英語の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜 中期日程》
大問3題構成で、読解問題2題と語彙・文法問題1題が出題されます。読解問題では、正誤や適文補充、並び替え、タイトルの選択、日本語による説明記述などの内容把握に関する設問のほか、単語の意味を表すものの選択や英文和訳、イディオムなどの知識問題も含まれます。解答形式は、選択式と記述式となっています。様々なテーマの文章に触れ、読解力や記述力を養いましょう。語彙・文法問題は3つの設問に分かれており、それぞれ5～7問程度の小問が出題されます。解答形式はすべて選択式となり、設問形式は適語・適文補充や並び替え問題となります。単語の意味や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけた上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことが大切です。
理科の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜 中期日程》
・化学
大問6題構成で、出題範囲は化学基礎・化学のすべてとなります。有機・無機・理論化学のすべての範囲から出題されるため、まんべんなく学習することが大切です。解答形式は、選択式と記述式となります。特に記述式解答は、語句解答のほか、計算、化学反応式、分子式、構造式、説明記述など多岐にわたります。各分野の基礎知識をしっかりと身につけ、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。
名古屋市立大学薬学部基本情報
公式サイト
名古屋市立大学薬学部：https://www.nagoya-cu.ac.jp/phar/
基本情報
創立年
1950年
生徒数
566人（2023年5月1日現在）
教育理念
薬学は、様々な基礎科学を薬に関して総合し、医療への応用を目指す学問です。
医療に不可欠な学問である薬学を志す人は、薬を通じて人類の健康と福祉の発展に貢献することが求められています。
これを踏まえ、薬学部では生命薬科学科と薬学科を設置し、薬の創製・生産・臨床応用・適正管理・適正使用のための基礎知識と創造力・研究能力を有し、世界に羽ばたける多彩な薬のスペシャリストを社会に送り出すことを目指しています。
名古屋市立大学薬学部の特徴
名古屋市立大学薬学部は、6年制の【薬学科】と、4年制の【生命薬科学科】で構成されています。
【薬学科】創薬から臨床、さらに最先端の研究にわたり学べるカリキュラムが編成されています。また、医学部・看護学部と連携し、医療について学べる地域参加型学習なども用意されており、医療チームの一員として活躍することのできる薬剤師を目指すことができます。
【生命薬科学科】医薬を創り出すために必要な学問・手法と、関連する生命科学の知識を身につけることができます。大学院博士課程と連携しており、大学院で引き続き本格的な研究を行うことができます。
名古屋市立大学薬学部キャンパス情報
田辺通キャンパス
住所：〒467-8603 愛知県名古屋市瑞穂区田辺通３丁目１
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