南山大学経済学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

南山大学経済学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

南山大学経済学部の偏差値は、入試方式によって異なり52.5〜55.0程度となります。大学入学共通テストでは、7〜7.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の志願者倍率は、10倍を超えています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

南山大学経済学部の一般選抜は、一般入試、全学統一入試、共通テスト利用入試の大きく3つの方式があります。一般入試は全部で5日程ありますが、経済学部は1日程のみ実施されます。A方式とB方式に分かれており、試験科目はA方式が〈国語・英語〉が必須、〈日本史・世界史・数学〉から1科目を試験当日に選択、B方式は〈数学・英語〉が課されます。全学統一入試は、個別学力試験の得点のみで合否を判定する個別学力試験型と、大学入学共通テストと個別学力試験の結果を合わせて合否を判定する共通テスト併用型の2つの方式があり、さらに【文系型】と【理系型】に分かれています。個別学力試験型は【文系型】のみ、共通テスト併用型は【文系型】か【理系型】での受験が可能となります(出願時に選択)。必要科目や配点、その他の入試方式などは、必ず募集要項を確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。

〈経営学部と同様〉

 

 

南山大学経済学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《一般入試》

試験時間90分の大問4題構成です。国語総合、現代文B、古典Bから出題されますが、古典Bは古文・漢文のいずれかを選択して解答します。全体的な難易度は標準~やや難レベルで、解答形式は記述式とマーク式の併用となります。現代文は評論文からの出題が多いため、参考書や問題集を活用して筆者の主張を論理的に捉える方法を身につけておきましょう。古文は比較的有名な出典からの出題が多く、難易度はそれほど高くはありません。基本的な知識をしっかりと押さえておきましょう。漢文は、古文と比べると難易度が高くなります。出題されるジャンルも設問内容も多岐に渡るため、レベルの高い対策が必要となります。出題傾向や形式を確認するためにも、複数年分の過去問に取り組むことが大切です。

〈人文学部・外国語学部・経営学部・法学部・総合政策学部・国際教養学部と同様〉

 

数学の試験傾向と対策

《一般入試》

〇A方式

試験時間60分の大問2題構成です。数学Ⅰ・Ⅱの全範囲から満遍なく出題されます。全体的な難易度は基礎~標準レベルのため、教科書を活用して幅広く基本事項の確認を行いましょう。問題集や過去問など演習を行う際は、制限時間を設けて時間配分も確認しておくことが大切です。

〈人文学部・外国語学部・経営学部(A方式)・法学部・総合政策学部・国際教養学部と同様〉

 

〇B方式

試験時間90分の大問3題構成です。数学Ⅰ・Ⅱ・Aの全範囲と数学B(数列・ベクトル)の範囲から満遍なく出題されますが、特に場合の数・確率、微分積分、数列、ベクトルが頻出傾向にあります。全体的な難易度は基本~やや難レベルとなるため、念入りに対策を行いましょう。基本事項をマスターし、問題集や過去問などで演習を重ねることが大切です。

〈経営学部(B方式と同様)〉

 

英語の試験傾向と対策

《一般入試》

試験時間90分の大問4題~6題構成で、文法・語彙問題や長文読解問題、会話文問題、誤りを選ぶ問題など満遍なく出題されます。全体的な難易度は標準レベルとなるため、英単語や熟語、文法・語彙など基本事項をしっかりと身につけておくことが大切です。長文読解問題では素早く読む必要があるため、速読の練習も必要です。問題集や過去問などで演習を重ね、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

〈人文学部・経営学部・法学部・総合政策学部と同様〉

 

地歴公民の試験傾向と対策

《一般入試》

・日本史

試験時間60分の大問2題構成で、解答形式はマーク式と記述式の併用となります。原始~近現代まで幅広い時代・地域から出題されており、政治史、文学史が多くなっています。全体的な難易度はやや高めとなります。まずは教科書を活用して、基本的な内容を確実に固めることが大切です。また、論述問題も出題されるため、しっかりと対策を行いましょう。

 

・世界史

試験時間60分の大問5題構成で、全てマーク式となります。マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。時代は古代~現代まで幅広く出題され、地域では欧米、アジアが中心に出題されます。全体的な難易度はやや高めとなりますが、まずは教科書を活用して、基本的な内容を確実に固めましょう。その後、問題集や過去問などで演習を重ねることが大切です。

 

〈人文学部・外国語学部・経営学部・法学部・総合政策学部・国際教養学部と同様〉

 

 

南山大学経済学部基本情報

公式サイト

南山大学経済学部:https://www.nanzan-u.ac.jp/Dept/foe.html

 

基本情報

創立年

1960年

生徒数

1,144人(2023年5月1日現在)

教育理念

経済学部は、本学の教育モットーである「人間の尊厳のために」の精神に基づいて普遍的な人間理解と寛容性の養成に役立つ教養教育を行うとともに、経済学の基礎の正確な修得の上に各専門分野における発展的知識・分析力の修得と応用能力の育成をめざした教育を行う。本学部における教育を通して、国際化がすすむ現代社会において国際人としての自覚と幅広い教養の上に経済の専門的知識と応用能力を活かして積極的に活躍できる人材を養成する。

 

引用元:南山大学の目的に関する規程

 

南山大学経済学部の特徴

南山大学経済学部は、経済学の専門的な知識を修め、国際社会における経済活動に求められる幅広い視野と実践力を備えた人材育成に取り組んでいます。1・3・4年次は、経済演習(ゼミナール)が必修となっており、自ら考え、判断できる力を養成しています。「国際性」も重視しており、環境問題や国際貿易など国際性と深く関わるテーマについて学ぶことができる一方、ネイティブ教員から学ぶビジネス英語や経済英語海外研修なども設置されています。

 

 

南山大学経済学部キャンパス情報

学部:人文学部・外国語学部・経済学部・経営学部・法学部・総合政策学部・理工学部・国際教養学部

住所:〒466-8673 愛知県名古屋市昭和区山里町18

 

 

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