日本大学歯学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

日本大学歯学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

日本大学歯学部の偏差値は50.0~57.5程度となっています。共通テストでは7割以上の得点が合格の目安となります。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

日本大学歯学部の一般選抜は、A個別方式とN全学統一方式、C共通テスト利用方式があり、ここではA個別方式について説明します。歯学部のA個別方式は、第1期と第2期に分かれておらず、試験は1日のみです。数学・理科・外国語が必須科目となっており、各科目の配点は100点です。また小論文と面接が課せられており、それぞれの配点は小論文が50点、面接が30点です。小論文及び面接にそれぞれ最低基準が設けられ、基準に達しない場合は、総合得点が合格最低点を超えていても不合格となります。

 

 

日本大学歯学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

[A個別方式]
数学は例年大問8〜10題で構成され、全て記述式です。出題範囲は数学Ⅰと数学Ⅱですが、問題量が多く試験時間に余裕はありません。素早い計算力を身につけておきましょう。基礎レベルの問題が多いため、教科書の基本事項を押さえる必要があります。基本を理解した上で、スピードを意識しながら過去問や演習問題に取り組みましょう。

英語の試験傾向と対策

[A個別方式]
英語は例年大問5〜6題で構成され、全て記述式です。大問1〜3は文法問題、大問4が会話文問題、大問5〜6が長文読解問題となっています。基本問題が多いため、基本的な文法と単語は必ず身につけておく必要があります。会話問題では会話の流れに注意し、長文読解問題では設問数が多いため時間配分に注意する必要があります。

理科の試験傾向と対策

[A個別方式]
物理:例年大問4題で構成され、全て記述式です。力学、電磁気を中心に幅広い分野から満遍なく出題されます。難易度は標準レベルの問題が多いため、教科書の基礎事項は完璧に押さえておきましょう。過去問に取り組み、出題形式に慣れておきましょう。

化学:例年大問4題で構成され、全て記述式です。理論化学、有機化学、無機化学から幅広く出題されます。計算問題や正誤問題が多く出題されるため、教科書レベルの基礎は徹底的に押さえましょう。また化学反応式を記述する問題も出題されます。基本事項の暗記と計算の練習を徹底的に行いましょう。

生物::例年大問4題で構成され、全て記述式です。各分野から満遍なく出題されますが、細胞、遺伝、代謝が頻出です。教科書レベルの基礎は必ず身につけましょう。論述問題が頻出傾向にあります。基本単語や現象を理解し、文章にまとめる練習も行いましょう。過去問を分析し、出題形式に慣れておきましょう。

 

 

日本大学歯学部基本情報

公式サイト

日本大学歯学部:https://www.dent.nihon-u.ac.jp/

 

基本情報

創立年

1916年

生徒数

802人(2021年05月時点)

教育理念

大正5年,佐藤運雄博士が創立した東洋歯科医学校が,歯学部の前身です。当時の日本の歯学は,基礎医学の知識に乏しく技術偏重であったため,佐藤博士は,当時としては極めて先駆的な「医学的歯学」の教育理念,すなわち,歯学を単に口腔や歯だけにとどめず,全身との関連において組織的に学ぶことの重要性を強調しました。この理念は,現在,日本の歯科教育の基本となっています。

 

引用元:歯学部の教育理念

 

日本大学歯学部の特徴

日本大学歯学部は1916年に設立され、100年以上の歴史を有します。1年次では講義を中心に行われ、歯科予防処置や歯科診療補助などの主要科目について学びます。2年次では人体の構造と機能の理解するため、解剖組織学や口腔形態学を中心に学習します。3年次では医療行為を行うための基礎知識を身につけ、4年次では臨床についての知識や診断力、技能を修得します。4年次に行われる共用試験合格後、5年次から附属歯科病院での臨床実習に参加が可能です。6年次では、歯科医師国家試験に向けて国家試験出題形式に基づいた模擬試験やケースプレゼンテーションが行われます。また国家試験合格後1年間は臨床研修を受ける必要があり、付属歯科病院で指導医からの教育を受けることが可能となっています。

 

  

日本大学歯学部キャンパス情報

歯学部キャンパス

学部:歯学部
住所:〒101-8310 東京都千代田区神田駿河台1丁目8の13

 

 

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