日本大学生産工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

日本大学生産工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

日本大学生産工学部の偏差値は、学科ごとに37.5~47.5程度と幅広くなっています。共通テストでは5割~6割近くの得点が合格の目安となります。生産工学部の中で最も偏差値が高いのは建築工学科となっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

日本大学生産工学部の一般選抜は、A個別方式とN全学統一方式、C共通テスト利用方式があり、ここではA個別方式について説明します。生産工学部のA個別方式では志望する学科によって入試科目が異なります。①機械工学科、電気電子工学科、土木工学科、建築工学科、数理情報工学科、②応用分子化学科、③マネジメント工学科、環境安全工学科、創生デザイン学科に分けて説明します。①と②は第1期と第2期どちらも数学・理科・外国語が必須科目となっており、各科目の配点は100点ですが、数学と理科の出題範囲が異なります。③は第1期と第2期どちらも数学・外国語が必須科目となっており、国語と理科から1科目選択となっています。各科目の配点は100点です。①~③いずれも第2期は3科目を受験し、高得点の2科目で合否判定が行われます。全体的に標準レベルの問題が出題されるため、教科書レベルの基礎は必ず身につけておきましょう。

 

 

 

 

日本大学生産工学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

[A個別方式]
国語は例年大問4題で構成され、全てマーク式です。国語常識問題1題と現代文3題で出題されます。国語常識問題では、語彙力と慣用句、四字熟語を勉強しておきましょう。現代文1題は短文で出題され、2題は評論文から出題される傾向です。普段から新聞や本を読み、様々なトピックに触れておきましょう。

数学の試験傾向と対策

[A個別方式]
数学は出願学科によって受験科目が異なります。
例年大問7題構成となっており全てマーク式で難易度は標準レベルです。幅広い分野から満遍なく出題されますが、中でも微分積分が頻出で、ベクトル、場合の数・確率、数列は出題傾向にあります。計算量と問題量が多いため、試験時間に余裕はありません。融合問題も多く出題されるため、基礎を身につけて融合問題に取り組みましょう。

英語の試験傾向と対策

[A個別方式]
英語は例年大問7題で構成され、全てマーク式です。長文読解、文法・語彙、会話文など幅広い問題が出題されます。問題量が多いため、時間配分に気を付けましょう。長文読解は、内容を正確に読み取る必要があります。文法・語彙は空欄補充・語句整序・選択問題などが出題されます。会話文は、会話の流れが問われる問題です。基本的な会話表現を身につけておきましょう。基礎を身につけた上で、過去問演習に取り組みましょう。

理科の試験傾向と対策

[A個別方式]
物理:例年大問3題で構成され、全てマーク式です。力学、電磁気、熱力学、波動など幅広い分野から出題されます。苦手分野を作らないように、満遍なく勉強をしておきましょう。基礎レベルの問題が多いため、教科書レベルの基礎事項を徹底的に押さえ、演習問題に取り組みましょう。

化学:例年大問4題で構成され、全てマーク式です。理論化学、有機化学、無機化学から幅広く出題されます。正誤問題が多く細かい知識まで問われる問題もあります。教科書レベルの基礎は徹底的に押さえましょう。基礎が身についた上で、練習問題に取り組みましょう。

生物:例年大問5題で構成され、全てマーク式です。正誤問題が多く、細かい知識が問われる問題もあります。出題範囲が広いため、苦手分野をなくすことが大切です。教科書レベルの基礎を身につけて、過去問に取り組みましょう。

 

 

 

 

日本大学生産工学部基本情報

公式サイト

日本大学生産工学部:https://www.cit.nihon-u.ac.jp/

 

基本情報

創立年

1952年

生徒数

6,294人(2021年05月時点)

教育理念

日本大学生産工学部 教育目標(教育研究上の目的)
幅広い教養と経営能力を持ち学生個々の個性・能力を生かして人類の幸福と安全を実現するために考え行動し社会に貢献できる技術者を養成する。
このために技術の進歩に対応できる基礎学力と応用能力及び技術の社会と自然に及ぼす効果と影響について多面的に考える能力を培う。

 

引用元:教育目標

 

日本大学生産工学部の特徴

日本大学生産工学部は1952年に日本で唯一の生産工学部として設立されました。「経営のわかる技術者」の育成に力を入れています。生産実習(インターンシップ)が必修科目となっており、2週間から1ヶ月の間、企業や官公庁など学外の研究機関で実習を行うことで、専門的知識と実践技術を学ぶことができます。またひとつ上の技術者を目指すため、生産工学部独自のスペシャルプログラム「4BE」や技術者教育プログラム「JABEE」を、学科での学びと合わせて選択することが可能です。

 

 

日本大学生産工学部キャンパス情報

津田沼キャンパス

学部:生産工学部 1〜4年
住所:〒275-8575 千葉県習志野市泉町1丁目2の1

実籾キャンパス

学部:生産工学部 1年
住所:〒275-8576 千葉県習志野市新栄2丁目11の1

 

 

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