大学入試情報・受験対策
新潟大学歯学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
新潟大学歯学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
歯学部の偏差値は歯学科で55程度、口腔生命福祉学科で47.5程度となっています。新潟大学の中では歯学科の難易度は高めで、口腔生命福祉学科の難易度は低めとなります。共通テストでは歯学科が8割近く、口腔生命福祉学科が6割以上の得点が合格の目安となります。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
個別学力試験の問題は基礎力が重視される傾向にあります。まずは教科書内容を正確に理解することが重要です。歯学科・口腔生命福祉学科とも面談が必須で課されますので併せて対策を行いましょう。科目・配点も異なりますので確認しておきましょう。
新潟大学歯学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
大問4題構成で難易度は標準~やや難しいレベルとなっています。近年難易度は上がっており、しっかりとした対策が必要です。数Ⅲの微分積分は頻出傾向にありますが、全体的にまんべんなく出題されます。新潟大学過去問の他、地方公立大学や旧帝大レベルの過去問で時間配分も含め演習を重ねましょう。
※医学部と同様
英語の試験傾向と対策
長文2、英作文1の大問3題構成で難易度は標準レベルです。長文の内容はそれほど難しくはなく、設問も和訳や内容説明問題が中心でわかりやすくなっていますが、採点が厳しくなっています。記述式への対策を十分に行い減点されないように丁寧に解答しましょう。
※人文学部・法学部・経済科学部・理学部・医学部・歯学部・工学部・農学部・創生学部と同様
理科の傾向と対策
化学:大問4つの構成で理論、有機、高分子が固定で出題されています。のこり1問は固定ではないのでどの範囲もまんべんなく対策を行いましょう。難易度としては易しい~やや難しいで大問によって異なりますが、逸脱した難問はでませんので全体を通して基礎力の強化をはかりましょう。
物理:大問3題構成で難易度は標準レベル、難問は出題されません。力学、電磁気、熱と波動が頻出傾向です。教科書内容を正確に理解し、標準レベルの問題集で演習を重ねるとよいでしょう。
生物:大問4題構成で、難易度は標準レベルです。進化と系統が頻出ですのでしっかりと対策を行いましょう。記述・論述問題への対策も行うとよいでしょう。
※教育学部・理学部・医学部・工学部・農学部と同様
新潟大学歯学部基本情報
公式サイト
新潟大学歯学部:https://www.dent.niigata-u.ac.jp/
基本情報
創立年
1965年
生徒数
352人(2021年5月時点)
教育理念
歯学科:変化の激しい現代社会のなかで、患者の多様な価値観を受け入れ、質の高い医療を提供するために、新たな諸課題に関係者と適切に連携しながら問題解決を図っていく能力を備え、全人的医療を実践できる高い歯科臨床能力を有する人材を育成する。
口腔生命福祉学科:変化の激しい現代社会のなかで、国民の多様な価値観を受け入れ、質の高い保健医療福祉サービスを提供するために、新たな諸課題に関係者と適切に連携しながら問題解決を図っていく能力を備え、口腔保健・歯科医療・福祉を総合的に思考・展開できる能力を有する人材を育成する。
引用元:新潟大学歯学部口腔生命福祉学科 ディプロマ・ポリシー
新潟大学歯学部の特徴
新潟大学歯学部は1965年に開設され、日本で3番目に古い歴史をもっています。歯科医師を養成する歯学科(6年制)と口腔機能の維持向上や食べることについて専門的にマネジメントできる人材を養成する口腔生命福祉学科(4年制)の2学科制となっています。口腔生命福祉学科は卒業後に歯科衛生士と社会福祉士の国家試験受験資格が取得可能なカリキュラムが提供されており、全国初の珍しいカリキュラムとして大きな特徴となっています。
新潟大学歯学部キャンパス情報
旭町キャンパス
学部:歯学科
住所:〒951-8514 新潟市中央区学校町通2番町5274
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