大学入試情報・受験対策
新潟大学医学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
新潟大学医学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
医学部の偏差値は学科・専攻によって異なりますが47.5-65程度となっており、一番高いのは医学科、低いのは保健学科放射線技能科学となっています。共通テストは医学科で9割近く、保健学科で6割~7割の得点が合格の目安となります。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
個別学力試験の問題は基礎力が重視される傾向にあります。まずは教科書内容を正確に理解することが重要です。学科により科目・配点が異なりますのでしっかりと確認を行いましょう。医学部については標準レベルで解答しやすい分、ミスなく確実に解答できるかが合格のカギとなってきます。ケアレスミスをしないことを意識し演習を重ねましょう。また募集人数の4倍を上回った場合は2段階選抜を実施する場合があります。
新潟大学医学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
国語は現代文2の大問2題構成です。難易度は標準~やや難しいレベルとなっています。古文・漢文は出題されません。記述問題が多くなっていますので、過去問や問題集で演習を重ねしっかりと対策を行いましょう。
※経済科学部・創生学部と同様
数学の試験傾向と対策
医学科:大問4題構成で難易度は標準~やや難しいレベルとなっています。近年難易度は上がっており、しっかりとした対策が必要です。数Ⅲの微分積分は頻出傾向にありますが、全体的にまんべんなく出題されます。新潟大学過去問の他、地方公立大学や旧帝大レベルの過去問で時間配分も含め演習を重ねましょう。
※歯学部と同様
保健学科:大問4題構成で難易度は標準レベルです。難問はでませんが幅広い範囲から出題されますので、基礎力を固め、苦手分野をなくすことが大切です。標準レベルの問題集でしっかりと演習を重ねましょう。
英語の試験傾向と対策
長文2、英作文1の大問3題構成で難易度は標準レベルです。長文の内容はそれほど難しくはなく、設問も和訳や内容説明問題が中心でわかりやすくなっていますが、採点が厳しくなっています。記述式への対策を十分に行い減点されないように丁寧に解答しましょう。
※人文学部・法学部・経済科学部・医学部・医学部・歯学部・工学部・農学部・創生学部と同様
理科の傾向と対策
化学:大問4つの構成で理論、有機、高分子が1題ずつ固定で出題されています。残り1題は固定ではないのでどの範囲もまんべんなく対策を行いましょう。難易度としては易しい~やや難しいで大問によって異なりますが、教科書の範囲を逸脱した難問はでませんので全体を通して基礎力の強化をはかりましょう。
物理:大問3題構成で難易度は標準レベル、難問は出題されません。力学、電磁気、熱と波動が頻出傾向にあります。教科書内容を正確に理解し、標準レベルの問題集で演習を重ねるとよいでしょう。
生物:大問4題構成で、難易度は標準レベルです。進化と系統が頻出ですのでしっかりと学習を行いましょう。記述・論述問題への対策も行うとよいでしょう。
※教育学部・理学部・歯学部・工学部・農学部と同様
新潟大学医学部基本情報
公式サイト
新潟大学医学部医学科:https://www.med.niigata-u.ac.jp/
基本情報
創立年
1949年
生徒数
医学科:784人(2021年5月時点)
保健学科:670人(2021年5月時点)
教育理念
医学科:医学を通して人類の幸福に貢献する
引用元:新潟大学医学部 教育理念
新潟大学医学部の特徴
新潟大学医学部医学科は「医学を通して人類の幸福に貢献する」という理念のもと人材育成を行っており、一般教養・基礎医学・社会医学・臨床医学についてバランスのよい教育を受けることができます。1年生の夏期休暇には「早期医学体験実習」という体験コースが一週間あり、早くから実際の医療現場を体験することができます。
保健学科は、看護学専攻・放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻の3つの専攻に分かれており、2年次よりそれぞれの専攻に分かれて学習を進めます。同キャンパスにある医学科・歯学部と授業や課外活動を共にすることにより医療現場に必須のチーム医療を身につけることができます。
新潟大学医学部キャンパス情報
旭町キャンパス
学部:医学部医学科
住所:〒951-8122 新潟県新潟市中央区旭町通1番町757
学部:医学部保健学科
住所:〒951-8518 新潟市中央区旭町通2番町746
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