大学入試情報・受験対策
お茶の水女子大学生活科学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
お茶の水女子大学生活科学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
お茶の水女子大学生活科学部の偏差値は、62.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、7.5~8.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は2.37~8.33倍で、後期の食物栄養学科が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
お茶の水女子大学生活科学部の入試は、一般選抜と特別選抜の大きく2種類となります。一般選抜は前期日程と後期日程(食物栄養学科のみ)に分かれており、大学入学共通テストと個別学力検査等によって合否判定を行います。必要科目数や配点などの試験内容は学科や日程によって異なります。また、入学志願者数が募集人員を大幅に上回った場合は2段階選抜を実施する場合があります。募集要項で詳細を確認しておきましょう。
お茶の水女子大学生活科学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
大問3題構成で、現代文、古文、漢文から1題ずつ出題されます。現代文は、設問7問のうち5問が説明記述問題、1問が問題文をもとに自分の考えを300字程度で論述する問題、1問が漢字の書き取り問題となります。記述量の多い問題で演習を重ね、内容を簡潔にまとめる力や自分の意見を分かりやすく論述する力を養いましょう。古文と漢文では、現代語訳や説明記述問題などが出題されますが、基本的な単語や文法をしっかり身につけておくことがポイントです。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組みましょう。
〈文教育学部・共創工学部(文化情報工学科)と同様〉
数学の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
大問3題構成で、解答形式はすべて記述式となります。数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)のすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。全体的な難易度は標準レベルとなるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。一部、発想力が必要な問題や導入が分かりにくい問題も含まれるため注意が必要です。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておきましょう。
〈文教育学部・共創工学部と同様〉
英語の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
大問4題構成で、長文読解問題が3題と英作文問題が1題となります。長文読解問題の設問内容は、英文和訳や内容一致、適語補充、並び替え、日本語による説明記述など多岐にわたり、問題文の内容を正確に読み取る力が問われます。英作文問題は、日本語の文章を読んで内容を把握した上で、70語程度の英語で簡潔にまとめる問題となります。単語の意味や文法、イディオムなどの基礎知識や読解力、ライティング力など総合的な力が必要となります。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を確認しておくと良いでしょう。
〈文教育学部・理学部・共創工学部と同様〉
理科の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜》
・物理
食物栄養学科と人間・環境科学科でのみ、大問2題構成の物理Bの選択が可能となっています。電磁気学、力学、熱力学、波動の各分野からまんべんなく出題され、それぞれの分野の融合問題も含まれます。解答形式はすべて記述式となり、解答に至るまでの過程なども重視されます。用語を覚えるだけでなく基本原理を正しく理解し、記述できるようになることが重要となります。
・化学
食物栄養学科と人間・環境科学科でのみ、大問2題構成の化学Bの選択が可能となっています。解答形式はすべて記述式で、全体的な難易度は標準~やや難レベルとなり、計算量の多い問題が出題されます。有機化学の構造決定や高分子化合物、化学平衡、熱化学などが頻出で、理論化学、無機化学、有機化学それぞれの分野から出題され、融合問題も含まれます。各分野をバランスよく学習し、思考力や計算力を養いましょう。
・生物
食物栄養学科と人間・環境科学科でのみ、大問2題構成の生物Bの選択が可能となっています。全体的な難易度は標準~やや難レベルで、解答形式はすべて記述式となります。論述問題や実験考察問題が頻出となるため、重点的に学習しておきましょう。問題文の分量が多いので、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分などを把握しておくことが大切です。
お茶の水女子大学生活科学部基本情報
公式サイト
お茶の水女子大学生活科学部:https://www.hles.ocha.ac.jp/
基本情報
創立年
1992年
生徒数
553人(2023年5月1日現在)
教育理念
教育目標
自然・人文・社会科学的教養に基づき、人間と生活についての学際的な学識を身につけ、生活者の立場から、社会で活躍、論理的に分析できる力を身につけた人材を育成する。
お茶の水女子大学生活科学部の特徴
お茶の水女子大学生活科学部は、【食物栄養学科】【人間生活学科】【心理学科】で構成されており、人間と生活と環境を分析的かつ総合的に理解する技法を学ぶことができます。消費生活にともなう諸問題を学際的に分析し、実践的な対応策を考えるための「消費者学学際プログラム」が開設されており、消費者科学入門をはじめ、消費者に関わる様々な分野の科目が設定されています。
お茶の水女子大学生活科学部キャンパス情報
キャンパス
住所:〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
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