大学入試情報・受験対策
岡山大学薬学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
岡山大学薬学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
岡山大学薬学部の偏差値は学科により異なりますが57.5~60程度で、岡山大学の学部内では比較的合格のハードルは高くなっています。また、薬学科の難度がより高く、共通テストでは8割近く得点することが合格の目安となります。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
岡山大学薬学部の入試問題は全体的に標準レベルの出題となります。理科の配点が高くなっているため、重点的に学習すると良いでしょう。後期日程では、小論文とグループ面接が課されるため各科目の学習とは別に対策を取る必要があります。
岡山大学薬学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
例年、大問4題構成で、解答形式は記述式となります。数Ⅲからの出題が多めで、微積分の範囲ではやや難度の高い問題も含まれます。過去問演習を行い、出題傾向に慣れておきましょう。
※教育学部(理系数学)・理学部・医学部・歯学部・工学部・農学部と同様
英語の試験傾向と対策
例年、長文読解問題、英作文問題からそれぞれ2題ずつの大問4題構成となっています。文章量が多いため、語彙力を養い速読力を身につけましょう。また、和訳・英訳・自由英作文が出題されます。難しい構文を使う必要はないので、正確で丁寧な記述を心がけましょう。
※文学部・教育学部・法学部・経済学部・理学部・医学部・歯学部・工学部・農学部と同様
理科の傾向と対策
どの科目も例年、大問4題構成で解答時間は60分(2科目選択の場合は、2科目で120分)となっています。
物理:解答形式は記述式で、作図や論述問題なども出題されます。難易度は標準レベルですが、一部難度の高い応用問題も含まれるため、過去問演習で出題傾向に慣れておきましょう。
化学:解答形式は、マーク式と記述式の併用となります。難易度は標準レベルですが、解答時間に対して化学問題を4題解答するのは厳しいため、確実に解答できる問題を見極め得点を重ねることが重要です。
生物:解答形式は、マーク式と記述式の併用となります。全分野からまんべんなく出題されるため、基礎知識はしっかりと身につけましょう。作図や考察問題、記述問題などで差がつきやすいため、複数年分の過去問演習が重要になります。
※教育学部・理学部・医学部・歯学部・工学部・農学部と同様
小論文の傾向と対策
英文による課題文読み取り型の小論文が出題される傾向にあります。小論文の書き方の基本を身につけて、実際に小論文をいくつも書いて添削指導を受ける、という練習を積み重ねると良いでしょう。
※文学部・歯学部と同様
面接の傾向と対策
面接官3人、試験時間15分程度のグループ面接となります。自己PRや志望理由、学校生活のことなど、予想される質問についてはある程度の回答を準備しておき、模擬面接で試験当日の緊張感などにも慣れておきましょう。
岡山大学薬学部基本情報
公式サイト
岡山大学薬学部:https://www.pharm.okayama-u.ac.jp/
基本情報
創立年
1980年
生徒数
665人(2021年05月時点)
教育理念
岡山大学薬学部は,自然科学の幅広い分野の基礎知識を習得し,広い視野と柔軟な研究能力を身につけ,独創的な研究を推進できる 習得した専門分野の知識を活用する能力を持ち,自らが新しい分野に積極的に挑戦と人格を備えた人材の育成を目的とした教育を行います。
引用元:薬学部理念
岡山大学薬学部の特徴
岡山大学薬学部では、人々の健康のために必要不可欠な医療を支える「薬」を通し、SDGsを達成するための教育研究を行っています。薬を創る研究者を目指す「創薬科学科」(4年制)と薬剤師資格を取得し医療への貢献を目指す「薬学科」(6年制)の2学科が設置されており、それぞれで専門的な学修を行います。また、クリエイティブな感性や医療人としての人間性を養う機会として、倉敷芸術科学大学芸術学部と連携し、交流授業を実施しています。
岡山大学薬学部キャンパス情報
津島キャンパス
学部:薬学部・農学部・文学部・教育学部・法学部・経済学部・理学部・工学部
住所:〒700-8530 岡山市北区津島中1丁目1番1号
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