大学入試情報・受験対策
尾道市立大学芸術文化学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
尾道市立大学芸術文化学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
尾道市立大学芸術文化学部の偏差値は52.5程度で、大学入学共通テストにおいては5.5~6割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.52~4.64倍で、後期日程の美術学科が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
尾道市立大学芸術文化学部の入試は、学校推薦型選抜、一般選抜、私費外国人留学生選抜の大きく分けて3種類となります。一般選抜は前期と後期の2日程に分かれており、両日程とも大学入学共通テストと個別学力検査の両方が課されます。大学入学共通テストは、両日程・両学科とも3教科3科目の受験が必要です。個別学力検査は、日本文学科が〈国語〉、美術学科が〈デッサン・色彩表現・学修計画書〉となります。配点は個別学力検査の方が高めに設定されているため、実技試験の対策を十分に行いましょう。その他の入試方式については、募集要項で詳細を確認し、それぞれの入試方式に合った対策を行うことが大切です。
尾道市立大学芸術文化学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《一般選抜 前期日程》
試験時間90分の200点満点で、解答形式は選択式と記述式となります。大問4題構成で、国語総合・現代文B・古典Bの範囲から出題されます。2023年度は、大問1.2が現代文の長文読解問題、大問3が古文問題、大問4が漢文問題でした。漢字の読み書きや古文の現代語訳、漢文の返り点を付ける問題などの知識問題に関しては確実に得点できるよう毎日コツコツ学習しておくことが重要となります。説明記述問題も複数出題されるため、分かりやすく簡潔に記述する表現力を身につけましょう。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。
デッサン・色彩表現の試験傾向と対策
《2024年度一般選抜》
出願区分A・B・Cのいずれかを選択して出願します。試験は2日間にわたって実施され、1日目はデッサン、2日目は色彩表現となり、試験時間はどちらも6時間となります。空間の中の物の形が〈線・面・量〉〈明暗・色彩〉によって的確に描出されており、感性豊かに空間構成されているかという観点に基づいて、潜在的可能性を含めて評価されます。
◎出願区分A
デッサン:鉛筆デッサン(木炭紙大画用紙)
色彩表現:着彩写生(木炭紙大画用紙)
◎出願区分B
デッサン:デッサン(MBM木炭紙)
色彩表現:油彩画(F15号キャンバス)
◎出願区分C
デッサン:鉛筆デッサン(B3画用ボード)
色彩表現:平面構成(B3ケントボード)
尾道市立大学芸術文化学部基本情報
公式サイト
尾道市立大学芸術文化学部:https://www.onomichi-u.ac.jp/arts/art_culture/index.html
基本情報
創立年
2001年
生徒数
451人(2023年05月時点)
教育理念
教育の理念・目的
日本文学科では、豊かな人間性と幅広い視野、高度な言語運用能力をもとに諸共同体のリーダー・教育者・創作者等として主体的に社会に貢献できる人の育成を目指しています。自らの力でテキストの精読や実地調査に基づく分析を行い、他者との議論や対話を通して言語文化の探究と創造に取り組む活動に重点をおいた教育を展開します。
教育の理念・目的
美術学科の教育理念は、美術における専門家として持続的に創作活動に携わり、地域や社会の文化・芸術に寄与する人材を育成することにあります。
個々の学生の美に寄せる豊かな感性を尊重しながら、実技教育を通して専門的な知識・技術を獲得させること、また、学生が相互に切磋琢磨する機会を通して、芸術文化に関する幅広い視野を身につけさせることを目的とします。その上で、作家やデザイナーとして、あるいは美術教員や学芸員等として、持続的に美術に携わることのできる人材の育成を目指しています。
尾道市立大学芸術文化学部の特徴
尾道市立大学芸術文化学部は、【日本文学科】と【美術学科】で構成されており、それぞれの分野における専門家育成とともに地域文化に貢献することを目指しています。
【日本文学科】日本文学および日本語の歴史と現在を学ぶことができます。
【美術学科】 日本画・油絵・デザインの領域の専門家としての高い技術能力を身につけることができます。
尾道市立大学芸術文化学部キャンパス情報
キャンパス
学部:経済情報学部・芸術文化学部
住所:〒722-8506 広島県尾道市久山田町1600番地2
オンライン家庭教師WAMの尾道市立大学芸術文化学部受験対策
尾道市立大学芸術文化学部の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、尾道市立大学芸術文化学部の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。
また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。