大阪工業大学情報科学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年6月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

大阪工業大学情報科学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

大阪工業大学情報科学部の偏差値は、学科や入試日程によって異なりますが42.5~47.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、6~7.5割程度の得点率が求められます。2022年度一般入試の実質倍率は2.0~7.9倍で、情報システム学科が最も高くなっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

大阪工業大学情報科学部の一般選抜は、一般入試前期A日程、AC日程、B日程、BC日程、C日程、一般入試後期D日程、DC日程、C日程の8日程あります。さらに、入試方式が均等配点方式、高得点重視方式、大学入学共通テスト利用型、大学入学共通テスト併用型、高得点2教科方式の5種類に分かれており、日程によって実施している入試方式が異なります。大学入学共通テスト利用型以外の入試方式では、学科によって数学・外国語・国語・理科・地理歴史のいずれかの個別学力検査の受験が必要となります。大学入学共通テスト利用型は、大学入学共通テストの得点のみで合格判定を行うため、個別学力検査等の受験は必要ありません。募集要項で詳細を確認し、それぞれの入試方式に合った対策を行いましょう。

〈知的財産学部と同様〉

 

大阪工業大学情報科学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2022年度 一般入試》

※データサイエンス学科文系型のみ、国語もしくは地理歴史のどちらかを選択して受験

 

試験時間70分の大問2題構成で、古文・漢文を除く国語総合、現代文Bからの出題となります。解答形式はマークセンスで、漢字の書き取り問題のみ記述式です。論説的文章から2題出題され、小問は13問程度ずつとなり、空欄補充や文脈把握、前後の文脈から適切なものを選ぶ、小見出しの選択、内容合致など、さまざまな出題形式で内容の理解が問われます。比較的文章量が多いため、速読力や精読力が必要となります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。

〈知的財産学部と同様〉

数学の試験傾向と対策

《2022年度 一般入試》

※数学①②のどちらかを選択して受験

 

数学①

試験時間70分の大問6題構成で、大問1~4までを解答します。解答形式は記述式で、数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列・ベクトル)の各分野から出題されます。三角関数、2次方程式、場合の数、ベクトル、確率、対数関数の微分積分、複素数と複素数平面上の図形などが頻出分野となるため、重点的に学習しましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

 

数学②

試験時間70分の大問6題構成で、大問1.2.5.6を解答します。解答形式は記述式で、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)の各分野から出題されます。三角関数、2次方程式、場合の数、ベクトル、確率、微分と積分、図形と三角関数、円と直線の方程式、3次関数のグラフや極値が頻出分野となります。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。

〈工学部・ロボティクス&デザイン工学部・知的財産学部と同様〉

英語の試験傾向と対策

《2022年度 一般入試》

試験時間70分の大問5題構成で、解答形式はすべてマークセンスとなります。A日程2日目のみ、大問1題が語彙・文法問題となりますが、それ以外の日程ではすべて読解問題が出題されます。読解問題の内容は、会話文や案内文の読み取り、グラフやスライドの参照が必要な問題など多岐にわたります。内容を正確に読み取る読解力が必要となるため、日頃から様々なテーマの長文問題に取り組んでおくことが大切です。単語の意味や文法、関係代名詞、前置詞などの語彙文法の知識もしっかりと身につけておきましょう。

〈工学部・ロボティクス&デザイン工学部・知的財産学部と同様〉

地歴公民の試験傾向と対策

《2022年度 一般入試》

・日本史

試験時間70分の大問4題構成で、解答形式はマークセンスとなります。原始・古代、中世・近世、近現代、現代から1題ずつの出題で、大問の中をAとBに分け異なる2つの時代の問題が出題される場合もあります。各時代の政治史、経済史、外交史、社会史、文化史のいずれかについて問われ、年代の順番を問う問題や資料を用いた問題も含まれます。時代・分野・問題の種類は多岐にわたるため、日本史の大きな流れを複眼的に学習する必要があります。

 

・世界史

試験時間70分の大問4題構成で、解答形式はマークセンスとなります。古代から近代にかけての幅広い時代・地域の宗教、戦争、政治や社会・文化、国際関係、世界遺産、世界史上で活躍した女性などに関する問題が出題されます。年表を使った問題や地図問題なども含まれるため、教科書だけでなく資料集にも目を通しておきましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

〈知的財産学部と同様〉

理科の試験傾向と対策

《2022年度 一般入試》

※D日程は生物の選択は無し

※データサイエンス学科文系型は理科の選択は無し

 

・物理

試験時間70分の大問3題構成で、解答形式は記述式となります。力学的エネルギー保存則、電磁気、電気抵抗、波動と熱力学などさまざまな分野から、語句を答える問題や計算問題、グラフ問題、説明記述問題などが出題されます。グラフや図表などが多く含まれており、設問文の文章も長めとなっているため、問題形式に慣れておく必要があります。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。

 

・化学

試験時間70分の大問3題構成で、解答形式は記述式となります。有機化合物、アルカリ金属元素、溶解度、飽和蒸気圧、芳香族化合物の性質など、出題分野は多岐にわたります。選択肢や化学式・化学反応式の記述、計算、適語回答、正誤など、さまざまな設問方式で、それぞれの分野の理解度が問われます。計算問題では、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分を確認しておくことも大切です。

 

・生物

試験時間70分の大問2題構成で、解答形式はマークセンスとなります。解答個数は50個で、遺伝子の構造と遺伝子発現、細胞(血液など)の機能、ヒトのつくりとはたらき、植物の環境応答、生態系と生物多様性など、さまざまな分野から出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。出題傾向や形式、時間配分などを確認するために、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。

〈工学部・ロボティクス&デザイン工学部・知的財産学部と同様〉

 

大阪工業大学情報科学部基本情報

公式サイト

大阪工業大学情報科学部:https://www.oit.ac.jp/is/

基本情報

創立年

1996年

生徒数

1,877人(2022年05月時点)

教育理念

【教育研究上の目的】
3.情報科学部は、情報通信に関する知識や技術を学び、広い視野と倫理観を持って社会や産業活動の情報化とその発展に貢献する健全な技術者あるいは専門職業人を育成することを目的とする。

引用元:大学・大学院の目的、教育研究上の目的

大阪工業大学情報科学部の特徴

大阪工業大学情報科学部は、【データサイエンス学科】【情報知能学科】【情報システム学科】【情報メディア学科】【ネットワークデザイン学科】で構成されており、『情報プロフェッショナル』の養成を目指しています。データサイエンス学科には、5学科の学生がチームを組み、実社会の課題に取り組む学科を横断した学びも用意されています。教育はコース制のもと実施しており、専門分野を中心にカリキュラムを編成している総合コースと、情報技術(IT)の基本あるいはコンピュータサイエンスとその関連の技術を中心にカリキュラムを編成しているCSコース(JABEE認定)という2つのコースを設けています。

 

大阪工業大学情報科学部キャンパス情報

枚方キャンパス

学部:情報科学部

住所:〒573-0196 大阪府枚方市北山1丁目79の1

 

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