大阪公立大学文学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

大阪公立大学文学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

大阪公立大学文学部の偏差値は、60.0程度となります。大学入学共通テストにおいて、7~8割程度の得点率が求められます。2022年度一般選抜の実質倍率は、前期日程が2.8倍、後期日程が4.8倍となり、募集人員の少ない後期日程の倍率が高くなっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

大阪公立大学文学部の一般選抜は、前期・後期日程で実施されており、いずれの日程でも大学入学共通テストと個別学力検査等を受験する必要があります。個別学力検査等について、前期日程は国語と外国語の学力検査、後期日程では小論文が課されます。また、志願者倍率が大学が指定する倍率を超えると、大学入学共通テストの成績により2段階選抜が実施される場合があります。大学入学共通テストと個別学力検査等どちらも対策をしっかりと行いましょう。

〈法学部と同様〉

 

大阪公立大学文学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《一般選抜前期日程》

試験時間120分、大問3題で構成されています。大問1・2は他学域・他学部と共通問題で、大問3が古典の問題となります。現代文の設問は内容説明が多く文字数制限がないため、解答用紙に応じた分量で的確にまとめる必要があります。また、文章量も多いため、速読力・精読力を鍛えておきましょう。古典では古文・漢文どちらも出題されます。基礎知識が問われるため、基本語句や文法は確実に定着させておきましょう。

英語の試験傾向と対策

《一般選抜前期日程》

試験時間100分、長文読解問題2題と和文英訳問題1題の大問3題で構成されています。大問1・2は全学部共通問題で、大問3が学域・学科等によって異なり、それぞれ指定された問題に取り組みます。全体的な難易度は標準レベルのため、単語やイディオム、文法など基礎から丁寧に学習しておきましょう。また、試験時間に余裕はないため、速読力を身につけておくことが大切です。

〈現代システム科学域・法学部・経済学部・商学部・理学部・工学部・農学部・獣医学部・医学部・看護学部・生活科学部と同様〉

小論文の試験傾向と対策

《2022年度一般選抜後期日程》

試験時間150分で与えられた文章を読み、3つの設問に対して指定された文字数で論述する形式です。必ず小論文を書く練習を行い、学校や塾の先生から添削指導を受けましょう。

 

大阪公立大学文学部基本情報

公式サイト

大阪公立大学文学部:https://www.omu.ac.jp/lit/

基本情報

創立年

2022年

生徒数

163人(2022年5月1日現在)

教育理念

・人文科学・行動科学の方法や考え方を通して人間、社会、文化、言語の諸事象とそこに内在する普遍性を探究する。

・人間、社会、都市、文化をとりまく今日的課題の解決に貢献し得る人文科学・行動科学の構築をめざす。

・先端的研究成果をグローバルな視野から情報発信できる国際的競争力を備えた最高水準の教育・研究をめざす。

引用元:教育理念・目的・目標|概要|文学部・文学研究科|大阪公立大学

大阪公立大学文学部の特徴

大阪公立大学文学部は、〈哲学歴史学科〉〈人間行動学科〉〈言語文化学科〉〈文化構想学科〉で構成されており、人文・社会系の基礎学を維持しながら、学際的で応用的な学問分野の開拓にも努めています。各学科とも2年次から、学科内に設置されている3~5コースのいずれかに所属し、定められたカリキュラムに沿って専門教育科目を履修します。各コース1学年数名から十数名という少人数編成となっており、一人ひとりの探究心を満たす充実したカリキュラムを組み立てることができます。

 

大阪公立大学文学部キャンパス情報

杉本キャンパス

住所:〒558-8585 大阪府大阪市住吉区杉本3丁目3番138号

 

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