大阪公立大学獣医学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

大阪公立大学獣医学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

大阪公立大学獣医学部の偏差値は、60.0程度となります。大学入学共通テストにおいて、8割程度の得点率が求められます。2022年度一般選抜の実質倍率は、前期日程で3.1倍となっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

大阪公立大学獣医学部の一般選抜は、前期日程のみ実施されます。大学入学共通テストと個別学力検査等を受験する必要があり、個別学力検査等では理科・外国語・数学の学力検査が課されます。志願者倍率が大学が指定する倍率を超えると、大学入学共通テストの成績により2段階選抜が実施される場合があります。大学入学共通テストと個別学力検査等どちらも対策をしっかりと行いましょう。

 

大阪公立大学獣医学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

《一般選抜前期日程》

試験時間120分、大問4題で構成されています。出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bとなり、数学Ⅲからの出題が多いため、優先的に対策を行いましょう。全体的な難易度は標準~やや難レベルとなります。基礎から丁寧に学習し、標準問題・典型問題は確実に解答できるようにしておくことが大切です。また、過去問に取り組み、出題形式や傾向、時間配分を把握しておきましょう。

〈現代システム科学域・理学部・工学部・農学部・医学部と同様〉

英語の試験傾向と対策

《一般選抜前期日程》

試験時間100分、長文読解問題2題と和文英訳問題1題の大問3題で構成されています。大問1・2は全学部共通問題で、大問3が学域・学科等によって異なり、それぞれ指定された問題に取り組みます。全体的な難易度は標準レベルのため、単語やイディオム、文法など基礎から丁寧に学習しておきましょう。また、試験時間に余裕はないため、速読力を身につけておくことが大切です。

〈現代システム科学域・文学部・法学部・経済学部・商学部・理学部・工学部・農学部・医学部・看護学部・生活科学部と同様〉

理科の試験傾向と対策

《一般選抜前期日程》

試験時間150分で、物理・化学・生物から2科目選択して受験します。

 

物理:大問3題構成で、難易度は基礎~標準レベルです。教科書を中心に基礎を固め、問題集や過去問で演習を重ねましょう。

 

化学:大問3題構成で、難易度はそこまで高くありませんが問題文が長く、試験時間に余裕はありません。基礎知識をしっかりと定着させ、スピード力を養いましょう。

 

生物:大問4題構成で、難易度は標準レベルです。幅広い分野から出題されるため、満遍なく学習し、苦手分野を作らないようにしておきましょう。

〈農学部・医学部と同様〉

 

大阪公立大学獣医学部基本情報

公式サイト

大阪公立大学獣医学部:https://www.omu.ac.jp/vet/

基本情報

創立年

2022年

生徒数

44人(2022年5月1日現在)

教育理念

動物と人、環境が共存・共栄できる社会の構築を理想とし、動物の医療・福祉の向上、動物および人の病気の予防や健康の増進、環境の健全化に貢献できる能力を、国際標準の教育手法に準拠して教授する。さらに、日々発展する生命科学の知見と技術を追求しつつ、新たな科学技術を開拓できる人材養成を目的として、研究開発能力とプレゼンテーション能力を教授する。これらにより、国際的に活躍できる実践力を有し、高い生命倫理観と応用力、協調性を備え持った、広く生命科学の発展に資する問題解決型の獣医師を養成する。

引用元:教育理念|概要|獣医学部・獣医学研究科|大阪公立大学

大阪公立大学獣医学部の特徴

大阪公立大学獣医学部は、国際標準に準拠した教育システムを展開しており、グローバルな視点で世界の獣医学・ 獣医療をリードする人材を育成しています。また、獣医学の高度な専門知識と技術に加え、高い生命倫理観、自然科学から人文・社会科学に至る幅広い教養を身につけるためのカリキュラムを編成しています。獣医学教育拠点であるりんくうキャンパスには、「獣医臨床センター」と「動物科学教育研究センター」が併設されており、総合的・先進的な環境で獣医学を学ぶことができます。

 

大阪公立大学獣医学部キャンパス情報

りんくうキャンパス

住所:〒598-8531 大阪府泉佐野市りんくう往来北1番地の58

 

オンライン家庭教師WAMの大阪公立大学獣医学部受験対策

大阪公立大学獣医学部の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。

専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、大阪公立大学獣医学部の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。

また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。

日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。

さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。

合格に必要な学力を効率的に得ることができます。