大学入試情報・受験対策
立命館大学薬学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2022年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
立命館大学薬学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
立命館大学薬学部の偏差値は、学科ごとにおよそ55.0~57.5となっています。共通テストでは8割以上の得点が合格の目安となります。生命科学部の中で偏差値が高いのは6年制の薬学科となっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
立命館大学薬学部の一般選抜は、薬学方式と全学統一方式(理系)、学部個別配点方式、後期分割方式、共通テスト方式があり、ここでは薬学方式と全学統一方式(理系)、学部個別配点方式について説明します。どの方式を利用しても出題傾向が似ていることが特徴です。外国語・理科・数学の3科目で行われます。薬学方式と全学統一方式(理系)での配点はそれぞれ100点です。学部個別配点方式理科1科目型での配点は、外国語・数学が100点、理科が150点です。学部個別配点方式理科2科目型での配点は外国語・数学が100点、理科が200点となっています。立命館大学の数学は、問題自体は標準レベルですが、記述問題を落とさないよう注意が必要です。過去問や参考書などで記述問題の対策を必ず行いましょう。立命館大学の数学は、問題自体は標準レベルですが、記述問題を落とさないよう注意が必要です。過去問や参考書などで記述問題の対策を必ず行いましょう。
立命館大学薬学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
[薬学方式]
例年大問4題で構成され、全て記述式で出題されています。すべての設問が空所補充形式となっており、計算量が多いため、試験時間に余裕はありません。整数、指数、対数、三角関数、微分・積分、確率、図形、ベクトル、数列、方程式に重点を置いています。典型的な問題が多いため、基礎を徹底的に身につけ、基礎から標準レベルの問題の演習問題に取り組みましょう。
※スポーツ健康科学部・食マネジメント学部と同様
[全学統一方式(理系)・学部個別配点方式(理科1科目型・理科2科目型)]
例年大問4題で構成され、全て記述式で出題されています。すべての設問が空所補充形式となっており、計算量が多いため、試験時間に余裕はありません。出題範囲は数学Ⅲまで含まれており、様々な分野から出題されます。中でも微分・積分、確率・整数は頻出となっています。分野をまたいだ複合的問題も出題されるため、基本的概念を理解した上で、使いこなす必要があります。時間配分を意識しながら、練習問題に取り組んでおきましょう。
※映像学部・理工学部・情報理工学部・生命科学部・総合心理学部と同様
英語の試験傾向と対策
英語は例年大問5題で構成され、全てマーク式で出題されています。長文読解2題、会話文1題、文法問題2題の出題です。長文読解では内容一致問題や空欄補充、語句の意味などが中心に出題されます。難易度は標準レベルですが、扱われる題材の1つは時事的なテーマが多いため、普段から新聞やニュースを確認しておきましょう。会話文は基本的な会話表現を押さえて、満点を目指しましょう。文法は教科書レベルを徹底的に身につけておく必要があります。
※法学部・産業社会学部・国際関係学部・文学部・映像学部・経済学部・スポーツ健康科学部・食マネジメント学部・理工学部・情報理工学部・生命科学部・経営学部・政策科学部・総合心理学部と同様
理科の試験傾向と対策
物理:例年大問3題で構成され、マーク式と記述式で出題されています。例年大問1と2は力学と電磁気で1題ずつ、残りの1題は波動、熱力学、原子から出題されます。全体的な難易度は標準レベルですが計算量が多いため、解ける問題から確実に解答しましょう。基礎的な内容を徹底的に理解し、基本問題だけでなく応用問題にも挑戦しておきましょう。
化学:例年大問4題で構成され、マーク式と記述式で出題されています。理論化学・無機化学・有機化学の各分野から満遍なく出題されるため、苦手分野を作らないような勉強が必要です。基礎的な内容を徹底的に理解し、融合問題にも取り組んでおきましょう。
生物:例年大問4題で構成され、マーク式と記述式で出題されています。ここ数年は遺伝や生態系が出題傾向にありますが、各単元から満遍なく出題されるため、教科書を使って基本事項を徹底的に身につけましょう。図や表を用いた問題も出題されます。データを読み取る力も身につけておきましょう。
※映像学部・スポーツ健康科学部・食マネジメント学部・理工学部・情報理工学部・生命科学部・総合心理学部と同様
立命館大学薬学部基本情報
公式サイト
立命館大学薬学部:https://www.ritsumei.ac.jp/ph/
基本情報
創立年
2008年
生徒数
823人(2021年05月時点)
教育理念
人材育成目的
立命館大学薬学部は、医薬品等を通じて人の生命や健康にかかわるという使命感や倫理観を持ち、人類の健康と幸福に貢献し、グローバルに活躍できる人材を育成することを目的とします。各学科の具体的育成目的は以下の通りです。
引用:人材育成目的と3つのポリシー | 薬学部について | 立命館大学
立命館大学薬学部の特徴
立命館大学薬学部は2008年に設立され、4年制の創薬科学科と6年制の薬学科が設置されています。創薬科学科では、1年次で数学や物理学、化学、創薬に関する基礎を学びます。2年次では専門科目の履修がスタートし、3年次から始まる卒業研究の準備を始めます。3年次からは医療系薬学科目の学習も加わり、創薬に関する専門的な実習にも取り組みます。後期から研究室に所属し、関心のあるテーマで卒業研究に取り組みます。薬学科では、1年次で基礎科目に加えて専門科目も学びます。2年次では専門科目の履修が本格的にスタートし、3年次から始まる卒業研究の準備を始めます。3年次からは医療系薬学科目も加わり、様々な基礎実習に取り組みます。後期から研究室に所属し、卒業研究に取り組みます。4年次後期から学内の施設で「実務前実習」を受講し実践的に学ぶことが可能です。その後「薬学共用試験」に合格した学生は、5年生からはじまる「病院・薬局実務実習」を体験することができ、病院で2.5ヶ月、薬局で2.5ヶ月の合計5ヶ月間を医療現場の第一線で学ぶことができます。6年生では卒業研究の完成や薬剤師国家試験対策を行います。
立命館大学薬学部キャンパス情報
びわこ・くさつキャンパス
学部:薬学部
住所:〒525-8577 滋賀県草津市野路東1丁目1の1
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