大学入試情報・受験対策
立命館大学理工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2022年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
立命館大学理工学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
立命館大学理工学部の偏差値は、学科ごとにおよそ50.0~55.0となっています。共通テストでは6割~7割以上の得点が合格の目安となります。理工学部の中で最も偏差値が高いのは建築都市デザイン学科となっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
立命館大学理工学部の一般選抜は、全学統一方式(理系)と学部個別配点方式、共通テスト併用方式、後期分割方式があり、ここでは全学統一方式(理系)と学部個別配点方式について説明します。全学統一方式と学部個別配点方式は、どちらも出題形式が同じという特徴があります。どちらの方式を利用しても、外国語・理科・数学の3科目で行われます。全学統一方式(理系)での配点はそれぞれ100点です。学部個別配点方式理科1科目型では、志望する学科によって理科の指定科目や配点が異なります。配点はそれぞれ100~200点で、合計400点です。学部個別配点方式理科2科目型でも、志望する学科によって理科の指定科目が異なります。配点は外国語が100点、数学が150点、理科が200点の合計450点となっています。立命館大学の数学は、問題自体は標準レベルですが、記述問題を落とさないよう注意が必要です。過去問や参考書などで記述問題の対策を必ず行いましょう。
立命館大学理工学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
[全学統一方式(理系)・学部個別配点方式(理科1科目型・理科2科目型)]
例年大問4題で構成され、全て記述式で出題されています。すべての設問が空所補充形式となっており、計算量が多いため、試験時間に余裕はありません。出題範囲は数学Ⅲまで含まれており、様々な分野から出題されます。中でも微分・積分、確率・整数は頻出となっています。分野をまたいだ複合的問題も出題されるため、基本的概念を理解した上で、使いこなす必要があります。時間配分を意識しながら、練習問題に取り組んでおきましょう。
※映像学部・情報理工学部・生命科学部・薬学部・総合心理学部と同様
英語の試験傾向と対策
英語は例年大問5題で構成され、全てマーク式で出題されています。長文読解2題、会話文1題、文法問題2題の出題です。長文読解では内容一致問題や空欄補充、語句の意味などが中心に出題されます。難易度は標準レベルですが、扱われる題材の1つは時事的なテーマが多いため、普段から新聞やニュースを確認しておきましょう。会話文は基本的な会話表現を押さえて、満点を目指しましょう。文法は教科書レベルを徹底的に身につけておく必要があります。
※法学部・産業社会学部・国際関係学部・文学部・映像学部・経済学部・スポーツ健康科学部・食マネジメント学部・情報理工学部・生命科学部・薬学部・経営学部・政策科学部・総合心理学部と同様
理科の試験傾向と対策
物理:例年大問3題で構成され、マーク式と記述式で出題されています。例年大問1と2は力学と電磁気で1題ずつ、残りの1題は波動、熱力学、原子から出題されます。全体的な難易度は標準レベルですが計算量が多いため、解ける問題から確実に解答しましょう。基礎的な内容を徹底的に理解し、基本問題だけでなく応用問題にも挑戦しておきましょう。
化学:例年大問4題で構成され、マーク式と記述式で出題されています。理論化学・無機化学・有機化学の各分野から満遍なく出題されるため、苦手分野を作らないような勉強が必要です。基礎的な内容を徹底的に理解し、融合問題にも取り組んでおきましょう。
生物:例年大問4題で構成され、マーク式と記述式で出題されています。ここ数年は遺伝や生態系が出題傾向にありますが、各単元から満遍なく出題されるため、教科書を使って基本事項を徹底的に身につけましょう。図や表を用いた問題も出題されます。データを読み取る力も身につけておきましょう。
※映像学部・スポーツ健康科学部・食マネジメント学部・情報理工学部・生命科学部・薬学部・総合心理学部と同様
立命館大学理工学部基本情報
公式サイト
立命館大学理工学部:https://www.ritsumei.ac.jp/se2017/
基本情報
創立年
1949年
生徒数
3,933人(2021年05月時点)
教育理念
人材育成目的
理工学部は、人間重視の理念のもと理学と工学の融合による独自の教育研究を行い、独創性と高い倫理観に裏付けされ、科学技術の新領域を拓き未来社会を支える人材を育成することを目的としています。 各学科の人材育成目的は下記のとおりです。
引用:人材育成目的と3つのポリシー・教員養成に対する理念について | 理工学部 | 立命館大学
立命館大学理工学部の特徴
立命館大学理工学部は1949年に設立され、理工学部として関西の総合大学の中で最も長い歴史を有しています。現在8つの学科が設置されています。「AIOL(All In One Laboratory)」と「工作センター」の2つの拠点があり「ものづくり」をしたいという学生のための支援を行っています。「AIOL」では配備されている各種工作機器や工具、部材、測定機器やCADシステムなどが利用でき、アドバイザーからの指導によって理解を深めることが可能です。「工作センター」では、機械工作実習を行ったり、授業以外の時間帯では設備が解放されており、有効利用することが可能になっています。
立命館大学理工学部キャンパス情報
衣笠キャンパス
学部:理工学部
住所:〒525-8577 滋賀県草津市野路東1丁目1の1
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