聖心女子大学現代教養学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

聖心女子大学現代教養学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

聖心女子大学現代教養学部の偏差値は47.5程度となります。2023年度一般選抜の入試競争倍率は方式によって異なりますが1.5~3.8倍で、総合小論文方式3月期が最も高くなっています。学科試験の合格者得点率について、A方式は6割程度、B方式は6.6割程度となります。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

聖心女子大学現代教養学部の入試は、総合型選抜・一般選抜・学校推薦型選抜の大きく3種類となります。さらに、総合型選抜は6種類、一般選抜は3方式に分かれています。一般選抜について、3教科A方式・3教科B方式・総合小論文方式(2月期・3月期)となります。3教科A方式・B方式は、国語・外国語(A方式では英語もしくはフランス語)・歴史の3教科が課されます。配点は入試方式によって異なるため、募集要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。

 

 

聖心女子大学現代教養学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

試験時間70分100点満点の大問4題構成で、解答形式はマーク式と記述式の併用となります。国語総合、国語表現、現代文B、古典B(漢文除く)から出題されます。漢字の読み書き問題が1題と長文読解問題が2題、古文問題が1題となります。漢字の読み書き問題は、毎日コツコツ学習し、完答を目指しましょう。長文読解問題はマーク式の設問が中心となりますが、語句の意味や接続詞、修辞法、文学史などの基本的な知識と、本文全体の内容を正確に理解しておく必要があります。古文問題は、古文単語や敬語、基本文法、文学史などの知識を問う問題と内容把握問題が出題されます。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。

 

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

試験時間70分の大問3題構成で、A方式は150点満点、B方式は100点満点となります。A方式は論説文からなる長文読解問題が2題と会話文問題が1題、B方式では論説文からなる長文読解問題が2題と語法・文法を問う知識問題が1題出題されます。解答形式はマーク式と記述式の併用ですが、大半はマーク式となります。日ごろから、ある程度の長さの文章を読み、正確に要点をまとめる力や自分のことばで論理的に説明する力を養いましょう。単語の意味や文法、イディオムなどの基礎知識もしっかりと身につけることが大切です。

 

地歴公民の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

試験時間70分の100点満点で、出願時に日本史Bもしくは世界史Bから1科目を選択し、受験します。

・日本史

大問4題構成で、原始から近現代までの幅広い時代の出来事について問われます。解答はマーク式が中心となりますが、人名や戦名、条約などの記述が必要な問題も出題されます。漢字などは教科書に記載されている通り正しく覚えておきましょう。また、旧国名や七道に関する問題が頻出となるため、地図をしっかり頭に入れておくことが大切です。

 

・世界史

大問4題構成で、西洋史や東洋史、イスラーム世界、神聖ローマ帝国など出題範囲は多岐にわたります。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。解答形式は、マーク式と記述式の併用となります。人名や建物名、出来事は覚えにくい用語が多いですが、正しく記述できるようにしっかりと確認しておきましょう。

 

総合小論文の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

試験時間120分で、問1~問4あわせて150点、問5が150点の計300点満点となります。ひとつのテーマに沿って、日本語の論文等・簡単な英語の資料・表やグラフなどの資料が与えられます。これらの資料をもとに、日本語の文章や基礎的な英語の読解力、表・グラフなどの資料を読み取る力が問われます。また、資料の内容を踏まえて小論文を書く問題も出題されます。小論文の基本の書き方をマスターし、複数年分の過去問演習で出題傾向や形式を把握しておきましょう。書いた文章は、先生の添削指導を受け、正しい言葉遣いや表現力を養うことも大切です。

 

 

聖心女子大学現代教養学部基本情報

公式サイト

聖心女子大学現代教養学部:https://www.u-sacred-heart.ac.jp/academics/faculty/

基本情報

創立年

1948年

生徒数

2,353人(2022年05月時点)

教育理念

聖心女子大学は、マグダレナ・ソフィア・バラが1801年にフランスで創立した聖心女子学院の教育理念に基づいて、設立された大学である。

その教育理念は、一人一人の人間をかけがえのない存在として愛するキリストの聖心(みこころ)に学び、自ら求めた学業を修め、その成果をもって社会との関わりを深めることにある。この精神(「聖心スピリット」)は、世界各地の聖心姉妹校に共通するものである。

引用:聖心女子大学|教育理念

聖心女子大学現代教養学部の特徴

聖心女子大学現代教養学部は、【日本語日本文学科】【英語文化コミュニケーション学科】【哲学科】【史学科】【人間関係学科】【国際交流学科】【心理学科】【教育学科(教育学専攻/初等教育学専攻)】で構成されています。1年次は全員が基礎課程に所属して幅広く学び、2年次より学科・専攻に分かれます。〈専攻分野のみ〉〈専攻×他学科科目〉〈専攻×資格取得科目〉など、進路や興味に合わせて自由に履修科目を選択することができます。また、所属学科以外にもう1つ副専攻として系統的に履修することができる副専攻制度も設置されており、学科の壁を越えて多面的な能力を養うことが可能となっています。

 

 

聖心女子大学現代教養学部キャンパス情報

キャンパス

住所:〒150-8938 東京都渋谷区広尾4丁目3の1

 

 

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