佐賀大学医学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

佐賀大学医学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

佐賀大学医学部医学科の偏差値は、大学内で最も高く62.5程度となっています。看護学科は個別学力試験が行われず、面接と小論文、調査書のみのため、偏差値の算出はありません。医学科は、共通テストでは8割近くの得点率が必要であり、看護科では、6割近くの得点が合格の目安となります。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

佐賀大学医学部の一般選抜は、前期日程と後期日程があります。ここでは一般選抜で行われる個別学力試験について説明します。医学科の前期日程は外国語・数学・理科の3科目各80点と面接60点、調査書100点となっており、後期日程は面接180点と調査書100点です。看護学科の前期日程は小論文100点と面接60点、調査書100点となっており、後期日程は面接180点と調査書100点です。医学科の前期日程は、共通テストと個別学力試験どちらにも力を入れる必要があります。医学科の後期日程や看護学科は共通テストの配点割合が大きいため、共通テストの対策を優先的に行い、個別学力試験の勉強をしましょう。

 

佐賀大学医学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

数学は例年大問4題で構成されており、解答形式は全て記述式です。数学Ⅲを含む幅広い分野から出題され、数学Ⅲの微分積分が頻出となっています。他学部と比較すると難易度は高くなっていますが、標準レベルの問題を中心に出題されます。標準的な問題集で演習問題に取り組みましょう。

英語の試験傾向と対策

英語はここ数年大問3~4題で構成されており、解答形式は全て記述式です。英文を読んで日本語で要約し説明する問題が出題されます。会話文問題では、会話文を読み空所補充や適切な英語表現に直す問題となっています。またグラフを用いた英作文問題も出題されるため、必ず過去問で出題形式を把握しておきましょう。
※教育学部・経済学部・農学部と同様

理科の試験傾向と対策

理科は例年大問4題で構成されており、解答形式は全て記述式です。大問1・2が物理、大問3・4が化学の問題となっています。
物理の難易度は標準レベルです。例年力学の分野から出題されています。設問数はそこまで多くないため、落ち着いて解答しましょう。
化学は例年、理論化学1問、有機化学1問で構成されています。設問数はそこまで多くなく、難易度は標準的なレベルです。

小論文の傾向と対策

小論文は、与えられたテーマについて自分の意見を700字~800字で述べる問題となっています。医療に関する様々なテーマが扱われるため、自分の意見を説明できるように、知識を身につけておくことが必要です。

 

佐賀大学医学部基本情報

公式サイト

佐賀大学医学部:https://www.med.saga-u.ac.jp/

基本情報

創立年

2003年

生徒数

883人(2021年05月時点)

教育理念

医学部に課せられた教育・研究・診療の三つの使命を一体として推進することによって,社会の要請に応えうる良き医療人を 育成し,もって医学・看護学の発展及び地域包括医療の向上に寄与する。

引用元:医学部について

佐賀大学医学部の特徴

佐賀大学医学部は1976年設立の佐賀医科大学を母体とし、2003年に旧佐賀大学との統合により誕生しました。6年制の医学科と4年生の看護学科で構成されています。幅広い視点からの問題解決能力と病める人の悩みや苦しみに共感できる心を持つ良き医療人の育成を行っています。医学科では1年次に医療入門科目や教養科目など、医療に関する基礎知識を身につけ、2年次からは入門科目に加えて、組織学や生化学、免疫学などの専門分野も学びます。3・4年次では病理学や臨床入門科目、医学英語を学び、4年次後期で行われる共用試験に挑みます。共用試験合格後の5年次から附属病院や他の学外臨床実習病院で臨床実習を行い、医師として必要な考え方やスキルを身につけます。看護学科では実習教育を重視しており、1年次の早期体験実習、2年次の基礎看護学実習、3年次の臨地実習、4年次の在宅・統合実習など各年次ごとに実習が行われています。 

 

佐賀大学医学部キャンパス情報

鍋島キャンパス

学部:医学部
住所:〒849-8501 佐賀市鍋島5丁目1の1

 

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