大学入試情報・受験対策
静岡大学理学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
静岡大学理学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
静岡大学理学部の偏差値は学科により異なりますが50~55程度となります。静岡大学の学部内では比較的合格のハードルが高くなっています。生物化学科と創造理学科の偏差値が低めとなっているため、合格を狙いやすい学科と言えます。共通テストでは7割程度得点することが合格の目安となります。
入試の特徴と勉強のポイント
静岡大学理学部の入試問題は、全体的に標準レベルの出題となりますが、数学の範囲で一部難度の高い問題も含まれます。学科によって、科目による配点の差や選択科目が異なるため、入試要項をしっかり確認し試験に臨みましょう。
静岡大学理学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《文系数学》
例年、大問4題構成で、すべて記述式です。難易度は標準~やや難レベルで、微積分、数列、ベクトルは頻出となります。過去問演習で出題傾向に慣れ、苦手分野はなくしておきましょう。
※教育学部・農学部・地域創造学環と同様
《理系数学》
例年、大問4題構成で、解答形式はすべて記述式となっています。難易度は標準レベルですが、一部難度の高い問題も含まれます。数Ⅲだけでなく、数ⅠA・ⅡBからもまんべんなく出題されます。微積分、ベクトル、数列は頻出となりますので、しっかりと対策しておきましょう。
※情報学部・工学部と同様
理科の傾向と対策
物理:例年、大問3題構成で、解答形式は記述式となります。難易度は標準レベルで、力学と電磁気が頻出ですが、どの分野から出題されても対応できるよう、苦手分野を作らないことを心掛けて学習しておきましょう。
化学:例年、解答形式は記述式で、有機・無機化学、有論化学からまんべんなく出題されます。難易度は標準レベルですが、問題の文章量や計算量が多いため、時間配分に注意が必要です。
生物:例年、大問4題構成で、解答形式は記述式となります。穴埋め式による知識問題と、論述問題がバランスよく出題されます。基礎知識をしっかり身につけ、過去問演習で出題傾向に慣れておきましょう。
※工学部・農学部・地域創造学環と同様
小論文の傾向と対策
教科型や課題文読み取り型の小論文が出題される傾向にあります。小論文の書き方の基本を身につけて、実際に小論文をいくつも書いて添削指導を受ける、という練習を積み重ねると良いでしょう。
静岡大学理学部基本情報
公式サイト
静岡大学理学部:https://www.sci.shizuoka.ac.jp/
基本情報
創立年
1965年
生徒数
1026人(2021年5月1日時点)
教育理念
自然の真理の解明という人類共通の夢に向けて、その探求に情熱を傾け、幅広い分野における科学の進展と応用を目指して教育と研究を進めること。さらにそれによって人類の幸せに寄与すること。これが私たち理学部の理念です。
静岡大学理学部の特徴
静岡大学理学部には、数学科、物理学科、化学科、生物科学科、地球科学科の5学科が設置されています。カリキュラムは国際感覚や問題発見・解決能力などを身につける教養科目群と、理系基礎科目や各学科専門からなる専門科目群で構成されています。またグローバルな人材を育成するための教育プログラムとして「創造理学コース」が設置されています。創造理学(グローバル人材育成)コースで入試を行い、1年をかけて専攻を選ぶことになります。そのほか、他大学にはない「放射科学教育研究推進センター」が設けられており、放射線や放射性核種を利用した基礎的および応用的研究を行うことができます。
静岡大学理学部キャンパス情報
静岡キャンパス
学部:人文社会科学部、教育学部、理学部、農学部、地域創造学環
住所:〒422-8531 静岡県静岡市駿河区大谷836
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