大学入試情報・受験対策
椙山女学園大学外国語学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
椙山女学園大学外国語学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
椙山女学園大学外国語学部は、2024年4月に設置される学部です。前身の国際コミュニケーション学部の偏差値は40.0程度で、大学入学共通テストにおいては5～5.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般入試Aの志願倍率は、国際言語コミュニケーション学科・表現文化学科とも1.3倍となります。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
椙山女学園大学外国語学部の入試は、一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜・その他の大きく4種類となります。一般選抜はさらに、一般入試A・B、大学入学共通テスト利用入試A・Bの4種類に分かれています。また、一般入試Aは2教科型・3教科型・共通テスト併用型に分かれ、一般入試Bは1教科型のみとなります。試験科目は、一般入試Aが英語必須、国語・地理歴史または理科・数学のいずれかから必要科目数を選択、一般入試Bは英語が課されます。一般入試Aは複数日受験、一般入試Bは最大3学部までの学部間併願などが可能となっているため、入試ガイドや募集要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。
椙山女学園大学外国語学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《2023年度 一般入試A》
大問2題構成で、大問1は現代文で解答必須、大問2は現代文もしくは古文のいずれかを選択して解答します。すべて長文読解問題で、解答形式はマークシート方式となります。現代文は近代以降の文章で、ほとんどが評論文を題材とした問題ですが、随筆から出題されることもあります。文章のジャンルは文学論や環境論、科学史、哲学など多岐にわたります。設問内容は、漢字、語句の意味、副詞・接続詞や語句の空所補充、傍線部の内容説明や理由説明、内容一致などとなります。古文は近世以前の文章で、平安期の物語や室町期の御伽草子などが出題されます。設問内容は文法や文学史などの知識問題と、解釈や内容説明などの読解力を問う問題となります。全体的な難易度は標準レベルとなるため、漢字や単語、文法、文学史などの基礎知識をしっかりと身につけた上で、さまざまな読解問題に取り組みましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。
〈生活科学部・人間関係学部・現代マネジメント学部・教育学部・看護学部と同様〉
数学の試験傾向と対策
《2023年度 一般入試A》
大問4題構成で、大問1～3は解答必須で数学Ⅰ・Aからの出題、大問4は数学Ⅰ・Aもしくは数学Ⅱ・Bの2題からいずれか1題を選択して解答します。解答形式はすべてマークシート方式で、大問1が小問集合、大問2以降が単元ごとの問題となります。数学Ⅰ・Aは場合の数と確率、図形の性質、図形と計量、データの分析、数学Ⅱ・Bはベクトル、数列、対数関数、微分法と積分法、三角関数など、幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。難易度は、大問1.2が典型問題、大問3.4が思考力を必要とする問題、と大問1から大問4にかけて徐々に問題の難易度が上がります。また、試験時間に対して問題量が多めとなるため、時間配分には注意が必要です。教科書の内容をしっかりと理解した上で、実践力を身につけるための演習に取り組みましょう。出題傾向や形式、時間配分などを確認するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。
〈生活科学部・人間関係学部・現代マネジメント学部・教育学部・看護学部と同様〉
英語の試験傾向と対策
《2023年度 一般入試A》
大問6題構成で、解答形式はすべてマークシート方式となります。出題内容は文法・語法空所補充、整序英作文、対話文完成、会話文および広告読解、長文読解となり、40問の小問が出題されます。全体的に、大学入学共通テストと同程度の難易度となりますが、試験時間内で相応の読解量と問題数を解くためには、確実な基礎力を土台とした入試問題演習と、日頃から英語に触れていることが重要となります。単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけ、出題傾向や形式、時間配分などを把握するために複数年分の過去問に取り組みましょう。
〈生活科学部・人間関係学部・現代マネジメント学部・教育学部・看護学部と同様〉
地歴公民の試験傾向と対策
《2023年度 一般入試A》
・世界史B
大問ごとに分かれておらず、総設問数26問の一問一答形式で出題されます。設問内容は、短文の正誤判定問題を中心に、4つの語句から適切なものを選択する問題や並び替え問題、2つの語句の組み合わせ問題となります。ヨーロッパ史やイスラーム世界、インド・東南アジア、アメリカ、中国・朝鮮など各地域の古代史から現代史に至るまでの幅広い範囲から出題されます。出題分野は政治史を中心としていますが、哲学や歴史学、天文学などの学問や建築などの文化史に関する問題も含まれます。全体的な難易度は標準的で、教科書レベルの知識が問われるため、正誤判定問題の演習を中心に、しっかりと対策しておきましょう。
・日本史B
大問4題構成で、古代から現代の政治史・通史を中心に、外交や文化、社会経済、テーマ史などが出題されます。解答形式はすべてマークシート方式で、設問形式は文章による正誤判定問題や語句選択、年代配列、組み合わせ問題となります。正誤判定問題が、全体の65％前後を占めているため、重点的に学習すると良いでしょう。全体的な難易度は標準レベルとなるため、教科書や用語集、史料集などをベースに、基礎知識をしっかりと身につけることが大切です。また、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を確認しておくと良いでしょう。
〈生活科学部（生活環境デザイン学科）・人間関係学部・現代マネジメント学部・教育学部と同様〉
理科の試験傾向と対策
《2023年度 一般入試A》
・化学基礎
大問4題構成の総解答数は40問で、解答形式はすべてマークシート方式となります。純物質と混合物、原子の構造、電子配置、化学結合、化学反応の量的関係、塩の性質、中和滴定、金属のイオン化傾向など、化学基礎のあらゆる内容から出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが重要となります。また、教科書では「発展」「参考」として扱われている内容から出題される場合もあるため、教科書は隅々まで目を通しておきましょう。全体的な難易度は標準レベルとなりますが、基本的な知識の組み合わせ問題や応用的なテーマの計算問題なども含まれます。基本事項をしっかりと理解した上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しつつ、実践力を身につけましょう。
・生物基礎
大問4～5題構成の総解答数は45問で、解答形式はすべてマークシート方式となります。生物と遺伝子、生物の体内環境の維持、生物の多様性と生態系の単元を中心に、生物基礎のすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習することが大切です。試験時間に対する問題の分量は標準的ですが、計算問題に多くの時間を費やしてしまうと、時間が足りなくなる可能性があります。また、教科書の参考欄や発展欄にしか記載がない内容に関する問題も含まれるため、細かな知識や計算力が求められます。出題傾向や形式、時間配分などを把握するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。
〈生活科学部・人間関係学部・現代マネジメント学部・教育学部・看護学部と同様〉
椙山女学園大学外国語学部基本情報
公式サイト
椙山女学園大学外国語学部
英語英米学科：https://www.sugiyama-u.ac.jp/univ/academics/foreign/english/index.html
国際教養学科：https://www.sugiyama-u.ac.jp/univ/academics/foreign/global/index.html
基本情報
創立年
2024年
教育理念
『地球市民』の育成を⽬指す
引用元：外国語学部｜椙山女学園大学
椙山女学園大学外国語学部の特徴
椙山女学園大学外国語学部は2024年4月に設置される学部で、【英語英米学科】【国際教養学科】の2学科で構成されています。両学科とも、日本語と英語に、「フランス語」「ドイツ語」「中国語」のいずれかを合わせた3言語の修得を目標としています。また、様々な立場から物事を見て考えることのできる「複眼的視座」を養うための多彩な学びが展開されています。【英語英米学科】には〈英語コミュニケーションコース〉〈英米文化コース〉の2コースが、【国際教養学科】には〈ヨーロッパコース〉〈アジアコース〉〈国際日本コース〉の3コースが設置されており、1年次後期にコースを選択することができます。
椙山女学園大学外国語学部キャンパス情報
星が丘キャンパス
住所：〒464-8662 愛知県名古屋市千種区星が丘元町17番3号
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