電気通信大学情報理工学域に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

電気通信大学情報理工学域に合格するための受験対策

偏差値・難易度

電気通信大学情報理工学域の偏差値は、類によって異なりますが55.0~57.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、7~8割弱程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は2.2~4.4倍で、後期日程のⅠ類(情報系)が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

電気通信大学情報理工学域の入試は、一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜・私費外国人留学生選抜の大きく4種類に分かれています。一般選抜では、大学入学共通テスト、個別学力検査、調査書を総合して合否判定を行いますが、個別学力検査の高得点者は優先的に合格となります。個別学力検査は、数学・理科・外国語の3教科が課され、試験時間や配点などは入試日程によって異なります。詳細は、募集要項で確認しておくことが大切です。また、公式HPに5年分の過去問が掲載されているため、学習の参考にすると良いでしょう。

 

 

電気通信大学情報理工学域の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

・前期日程

試験時間120分の大問4題構成となります。数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列・ベクトル)のすべての範囲から出題されますが、微積分・数列・ベクトルに関する問題が頻出となるため、重点的に学習しましょう。微積分の計算量は多いですが、全体的な難易度は標準レベルとなります。計算ミスなどのケアレスミスをしないよう注意し、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

・後期日程

試験時間150分の大問5題構成となります。問題構成は前期日程と同様ですが、大問5に小問集合が出題されます。出題分野は微積分・数列・ベクトルに加えて、確率や複素数平面なども含まれるため、前期日程よりも広い範囲の学習が必要です。また、前期日程に比べてやや深い考え方が求められる問題も出題されます。出題傾向や形式、時間配分などを把握するため、複数年分の過去問に取り組みましょう。

 

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

前期日程・後期日程とも、試験時間90分の大問3題構成となります。大問1は4択のマーク式による長文読解問題、大問2は記述式による長文読解問題、大問3は自由英作文問題が出題されます。大問1のマーク式問題は設問文も英語となっているため、形式に慣れておく必要があります。大問2は理系的な内容の評論文を250~300語程度で要約する問題となります。単語の意味や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかり身につけておきましょう。大問3は2つの質問から1つを選択し、2つ以上の理由を挙げて100語程度の英語で答える問題となります。あまり見られない出題形式となるため、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくことが重要となります。

 

理科の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

・物理

試験時間は化学と合わせて120分の大問3題構成で、解答形式はすべて記述式となります。物理基礎・物理のすべての範囲から出題され、難易度も基礎知識を問う問題から難しい問題まで幅広く問われます。また、計算問題も複数出題されます。各分野の基礎知識をしっかりと身につけた上で、難度の高い応用問題にも取り組みましょう。

 

・化学

試験時間は物理と合わせて120分の大問2題構成で、解答形式はすべて記述式となります。化学基礎・化学のすべての範囲から出題されます。また、基本的な知識を問う問題や計算問題、記述問題など、出題形式も多岐にわたります。各分野の基礎知識をしっかりと身につけ、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分を確認しておくことが大切です。

 

 

電気通信大学情報理工学域基本情報

公式サイト

電気通信大学情報理工学域:https://www.uec.ac.jp/education/

 

基本情報

創立年

2016年

生徒数

3,359人(2022年5月1日現在)

教育理念

情報理工学域では、豊かで安全な社会の継続的な発展を支える「総合コミュニケーション科学」の創出を担う人材を育成します。

 

引用元:学域(学部)・大学院|電気通信大学

 

電気通信大学情報理工学域の特徴

電気通信大学情報理工学域では、情報学・理工学の基礎を幅広く学び、豊かで安全な社会の継続的な発展を支える「総合コミュニケーション科学」の創出を担う人材を育成しています。学科はなく、代わりにⅠ類(情報系)・Ⅱ類(融合系)・Ⅲ類(理工系)の3つの類を導入しています。3年次よりメディア情報学や電子情報学、光工学など各類に用意された専門性を追究する14の教育プログラムに分かれ、高度な専門能力を養います。教育プログラムは、大学院博士前期課程(修士課程)まで一貫性をもたせた科目で編成されており、大学院まで体系的に学ぶことが可能となっています。

 

 

電気通信大学情報理工学域キャンパス情報

キャンパス

住所:〒182-8585東京都調布市調布ヶ丘1-5-1

 

 

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