東北福祉大学教育学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東北福祉大学教育学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

東北福祉大学教育学部の偏差値は、専攻・コースによって異なり42.5~47.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、6~6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.00~3.54倍で、A日程(分割〈スカラシップ含〉)の教育学科 中等教育専攻が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

東北福祉大学教育学部の入試は、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜・帰国生徒入試・社会人入試の大きく5種類となります。一般選抜は、大学入学共通テスト利用(前期・後期)、A日程(統一・分割)、B日程(統一面接型・統一選択科目型)に分かれています。試験科目について、A日程(統一・分割)は国語と英語が必須、政治経済・日本史・世界史・地理・数学・生物基礎・化学基礎から1科目の計3科目が課されます。B日程は、統一面接型が国語と英語の学力検査と個人面接、統一選択科目型は国語と英語が必須で、政治経済・日本史・世界史・地理・数学・生物基礎・化学基礎から1科目の計3科目となります。配点や試験時間、その他の入試方式については募集要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。

 

 

東北福祉大学教育学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《一般選抜》

例年、2,500~3,000字程度の評論文が2題出題されます。テーマは福祉や教育、真理、社会思想、自然科学、情報など多岐にわたるため、さまざまなテーマの評論文に触れておくことが大切です。解答形式は選択式と記述式が半々で、設問内容は漢字、空欄補充、段落整序、脱文挿入、理由説明などとなります。試験時間は60分で時間的な余裕はないため、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式の把握と合わせて、時間配分を確認しておきましょう。

 

〈総合福祉学部・総合マネジメント学部・健康科学部と同様〉

 

数学の試験傾向と対策

《一般選抜》

例年、問題6まであり、問題1が必須解答、問題2~6から2問選択して解答します。問題1は数学Ⅰからの出題で、4つの小問の解答のみ答える形式、問題2~6は数学Ⅱ・A・Bからの出題で、解答に至るまでの過程を含む記述式となります。各分野をまんべんなく学習し、苦手分野を作らないことが大切です。また、教科書の例題や練習問題に取り組み、公式や定理の原理を正確に理解しておきましょう。証明や図形問題では、減点されないように分かりやすく簡潔に述べる練習を繰り返すことが重要となります。出題傾向や形式、時間配分などを確認するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。

 

〈総合福祉学部・総合マネジメント学部・健康科学部と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《一般選抜》

例年、大問4題構成で、長文読解問題が1題と知識問題が3題出題されます。長文読解問題は400~500語程度の文章で、国内外の最新のニュースの中から健康や福祉、環境、教育、社会問題などをテーマとする内容となります。設問内容は、文中の単語のアクセントや用法・派生形を問う問題や同義語の選択問題、内容理解を問う問題などで、選択式と記述式を併用しています。知識問題では、単語の発音や語句整序、文法・イディオムなどに関する選択問題が出題されます。読解力を身につけ、知識問題にも対応できるよう、単語力、構文力、世の中に関する知識を養いましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

 

〈総合福祉学部・総合マネジメント学部・健康科学部と同様〉

 

地歴公民の試験傾向と対策

《一般選抜》

・政治経済

例年、大問3題構成で、解答形式は選択式と記述式が半々ずつとなります。消費者保護や人口問題、環境問題、労働問題、社会保障、時事問題など現代社会が直面する問題への理解が問われます。教科書を中心に学習を深めることが重要で、教科書に記載されている基本事項や用語集の赤文字部分はしっかりと理解しておくことが大切です。また、政治・経済に偏った学習だけでなく、社会の諸問題にも対応できるよう、日頃から新聞やニュースにも関心を持ち、あらゆる情報に目を配っておきましょう。

 

・日本史B

例年、大問3~4題構成で、総設問数は50問程度となります。解答形式は選択式と記述式が中心となりますが、一部論述も含まれます。原始・古代~近現代までバランスよく出題され、それぞれの時代の政治や経済、社会、文化に関する問題が総合的に問われます。地図や図表、グラフ、写真などの資料や史料を用いた問題も出題されるため、教科書欄外の脚注や資料集などにも目を通しておくことが大切です。

 

・世界史B

例年、大問2題構成で、それぞれ設問数が25問ずつの計50問出題されます。解答形式は選択式と記述式となります。【19世紀半ば以前のアジア】【19世紀半ば以前のヨーロッパとアメリカ】【19世紀半ば以降の世界(全地域)】から2つが出題され、場合によってはアフリカやその他の地域に関する問題も含まれます。それぞれの地域の政治・経済・社会・文化に関する様々な問題が出題されるため、教科書を読み込み、基礎知識をしっかりと身につけておきましょう。

 

・地理B

例年、大問4題構成の総解答数は50問程度で、解答形式は選択式と記述式の併用となります。幅広くすべての範囲から、基本的な内容を問う問題が出題されます。特に、世界や日本の地誌や世界の農業、工業、自然環境などが頻出分野となるため、重点的に学習しておきましょう。教科書だけでなく、地理用語集や地理統計などの副教材も活用しつつ、国名や都市名、位置関係、用語の意味などバランスよく知識を身につけることが重要となります。

 

〈総合福祉学部・総合マネジメント学部・健康科学部と同様〉

 

理科の試験傾向と対策

《一般選抜》

・生物基礎

例年、大問3題構成で、生物基礎のすべての範囲から出題されます。解答形式は選択式と記述式の併用となります。教科書の内容を中心に各分野から出題されるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習することが大切です。また、分野を横断した融合問題も含まれるため、相互に関連付けて理解しておく必要があります。また、記述解答について漢字間違いなどは減点対象となるため、用語は正しく漢字で書けるように覚えておきましょう。

 

・化学基礎

例年、大問4題構成で、化学基礎のすべての範囲から出題されます。設問は、基礎的な知識を問う問題や基礎知識に基づく計算問題が頻出となります。教科書レベルの練習問題で演習を繰り返し、徐々に難度の高い問題にステップアップしていきましょう。また、計算過程の記述が必要な問題では、解答に至るまでの過程を論理的に説明できる記述力が必要です。日頃から、順序だてて説明する練習をしておきましょう。

 

〈総合福祉学部・総合マネジメント学部と同様〉

 

 

東北福祉大学教育学部基本情報

公式サイト

東北福祉大学教育学部:https://www.tfu.ac.jp/aboutus/policy/fe.html

基本情報

創立年

2015年

生徒数

1,045人(2023年5月1日現在)

教育理念

豊かな教養と人間性を基礎に据え、保育・教育への熱意、高度な専門性、研修意欲等を備え、乳幼児・児童・生徒の保育・教育に柔軟に対応できる人材を育成する

 

引用元:教育学部|東北福祉大学

 

東北福祉大学教育学部の特徴

東北福祉大学教育学部は、様々な保育・教育的課題に適応できる保育者・教員の養成を目標としています。幼稚園教諭免許状および保育士資格の取得を目指す〈初等教育専攻 幼保コース〉、幼稚園教諭および小学校教諭免許状の取得を目指す〈初等教育専攻 小幼コース〉、小学校教諭免許状の取得を基礎に、特別支援学校教諭免許状の取得を目指す〈初等教育専攻 小特コース〉、中・高、特別支援学校教諭、司書の取得を目指す〈中等教育専攻〉が設置されています。大学1年次から教育現場に入る「教育実践活動」をはじめ、ボランティア活動・サークル活動など、主体的に実践的に学ぶことのできる場が多数用意されています。

 

 

東北福祉大学教育学部キャンパス情報

国見キャンパス

住所:〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1丁目8の1

 

 

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