東北工業大学ライフデザイン学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東北工業大学ライフデザイン学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

東北工業大学ライフデザイン学部の偏差値は37.5程度で、大学入学共通テストにおいては、5.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の志願倍率は、A日程(全学部・学科併願型)が6.5~10.7倍、A日程(学科指定型)が2.58~6.16倍、B日程は9.5~13.5倍と全体的に高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

東北工業大学ライフデザイン学部の一般選抜は、A日程(全学部・学科併願型/学科指定型)とB日程があります。「全学部・学科併願型」は3学部8学科から最大5学科まで出願することができ、「学科指定型」は1学科のみ選択して受験します。B日程は最大8学科まで出願することができます。試験科目は、受験する学科によって異なりますが両日程とも2教科2科目が課されます。産業デザイン学科のみ、鉛筆デッサンの実技試験を出願時に選択することができます。複数学科に出願する場合は、学科によって指定科目が異なるため、すべての志望学科の指定科目を満たすように試験科目を選択する必要があります。学科試験の解答形式は、国語が記述式、外国語、数学、理科がマークシート方式(B日程は一部記述式)となります。試験科目や出題方針、その他の選抜方式などの詳細は、必ずそれぞれの募集要項で確認し、自分に合った選抜方法を選択することが大切です。

 

 

東北工業大学ライフデザイン学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 A日程》

試験時間60分の大問2題構成です。問題文は近現代の評論文と随筆のみとなり、小説や古文、漢文からの出題はありません。解答形式は記述式で、漢字の読み書き問題や言葉の意味、文章の内容、展開を理解しているかを問う問題、読解した内容や思考の過程を適切にまとめて表現する力を問う問題などが出題されます。漢字や熟語などの言葉の知識をしっかりと身につけ、近現代の評論文と随筆の読解問題で演習を重ねましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことも大切です。

※全学科:選択科目

〈工学部・建築学部と同様〉

 

数学の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 A日程》

試験時間60分の大問4題構成で、数学Ⅰ・A(場合の数と確率・図形の性質)・Ⅱ・B(数列・ベクトル)から出題されます。解答形式は全てマークシート方式のため、マークミスやマーク漏れ、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。各大問は2~4問の小問で構成されており、基本的な数学の知識が身についているかが問われます。各分野とも基礎から丁寧にバランスよく学習し、問題集や複数年分の過去問などを活用して演習を重ねておくことが大切です。

※全学科:選択科目

〈工学部・建築学部と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 A日程》

試験時間60分の大問5題構成で、空所補充形式の文法・語彙問題や会話文問題、長文読解問題が出題されます。解答形式は全てマークシート方式となるため、マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。英単語や文法、会話表現など基本事項をしっかりと身につけておく必要があります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことが大切です。

※経営コミュニケーション学科:必須科目

※産業デザイン学科/生活デザイン学科:選択科目

〈工学部・建築学部と同様〉

 

理科の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 A日程》

物理・化学・生物から1科目を選択して受験します。試験時間は60分で、解答形式は全てマークシート方式となります。

※産業デザイン学科/生活デザイン学科:選択科目

 

・物理基礎/物理

大問4題構成で、⼒と運動、電気と磁気、波、熱と気体をそれぞれ主とする問題が出題されます。物理の基礎学⼒を測る試験となるため、各分野とも基礎から丁寧に学習し、苦手分野を作らないようにしておきましょう。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

 

・化学基礎/化学

大問4題構成で、物質の構成と化学結合、物質の状態、物質の変化、無機物質、有機化合物、高分子化合物の各分野から偏りなく出題されます。化学の基本的な知識・理解力が問われる試験となるため、基礎から丁寧に学習し、問題集や複数年分の過去問で演習を重ねましょう。

 

・生物基礎/生物

大問5題構成で、生物基礎・生物の範囲から生物と遺伝子、生物の体内環境の維持、生物の多様性と生態系を中心に出題されます。生物の基本的な知識・理解力・応用力が問われる試験となるため、教科書を中心に基礎から丁寧に学習し、問題集や複数年分の過去問で演習を重ねておくことが大切です。

 

〈工学部・建築学部と同様〉

 

実技の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 A日程》

試験時間60分の鉛筆デッサンです。2023年度は「木地の積み木3個の組み合わせ」を枠内に自由に配置して描写する問題が出題されました。形を正確に捉える能力や質感・陰影を表現する能力が評価されます。モチーフをしっかりと観察し、形を正確に捉え、質感や陰影などを意識しながら描く練習を行いましょう。

※産業デザイン学科のみ選択可(出願時に届出が必要)

 

 

東北工業大学ライフデザイン学部基本情報

公式サイト

東北工業大学ライフデザイン学部:https://www.tohtech.ac.jp/dept/life/

 

基本情報

創立年

2008年

生徒数

1,126人(2023年5月1日現在)

教育理念

ライフデザイン学部は、豊かな人間生活を指向したライフデザイン学を創造し、社会との真の融合を目指すことにより、地域に根ざした文化と産業の発達に寄与することを目的とする。

 

引用元:東北工業大学学則

 

東北工業大学ライフデザイン学部の特徴

東北工業大学ライフデザイン学部は、【産業デザイン学科】【生活デザイン学科】【経営コミュニケーション学科】で構成されており、人の心に寄り添った「モノづくり・組織づくり」を学ぶことができます。

 

【産業デザイン学科】

グラフィックデザインやプロダクトデザインなど、デザインに関連する幅広い分野の知識と手法・技術を学ぶとともに、社会に貢献していくためのコミュニケーション能力を身につけること目指します。

 

【生活デザイン学科】

建築学・社会学・福祉学などの基礎を横断的に学び、地域の価値を高める持続可能なまちづくりと住環境デザインについて探求します。

 

【経営コミュニケーション学科】

経営学とコミュニケーション学、それらをつなぐ情報通信技術(ICT)を横断的に学びます。〈経営コース〉と〈コミュニケーションコース〉が設置されており、各コースで専門的な知識を持ったビジネスパーソンを育成しています。

 

 

東北工業大学ライフデザイン学部キャンパス情報

長町キャンパス

学部:ライフデザイン学部

住所:〒982-8588 宮城県仙台市太白区二ツ沢6

 

 

オンライン家庭教師WAMの東北工業大学ライフデザイン学部受験対策

東北工業大学ライフデザイン学部の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。

専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、東北工業大学ライフデザイン学部の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。

また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。