大学入試情報・受験対策
東北工業大学工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
東北工業大学工学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
東北工業大学工学部の偏差値は、学科によって異なり35.0~40.0程度となります。大学入学共通テストでは、5~6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の志願倍率は、A日程(全学部・学科併願型)が10.33~12.37倍、A日程(学科指定型)が1.5~5.95倍、B日程は9~14.33倍と全体的に高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
東北工業大学工学部の一般選抜は、A日程(全学部・学科併願型/学科指定型)とB日程があります。「全学部・学科併願型」は3学部8学科から最大5学科まで出願することができ、「学科指定型」は1学科のみ選択して受験します。B日程は最大8学科まで出願することができます。試験科目は、受験する学科によって異なりますがA日程は3教科3科目、B日程は2教科2科目が課されます。複数学科に出願する場合は、学科によって指定科目が異なるため、すべての志望学科の指定科目を満たすように試験科目を選択する必要があります。学科試験の解答形式は、国語が記述式、外国語、数学、理科がマークシート方式(B日程は一部記述式)となります。試験科目や出題方針、その他の選抜方式などの詳細は、必ずそれぞれの募集要項で確認し、自分に合った選抜方法を選択しましょう。
東北工業大学工学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜 A日程》
試験時間60分の大問2題構成です。問題文は近現代の評論文と随筆のみとなり、小説や古文、漢文からの出題はありません。解答形式は記述式で、漢字の読み書き問題や言葉の意味、文章の内容、展開を理解しているかを問う問題、読解した内容や思考の過程を適切にまとめて表現する力を問う問題などが出題されます。漢字や熟語などの言葉の知識をしっかりと身につけ、近現代の評論文と随筆の読解問題で演習を重ねましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことも大切です。
※都市マネジメント学科のみ選択可
〈建築学部・ライフデザイン学部と同様〉
数学の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜 A日程》
試験時間60分の大問4題構成で、数学Ⅰ・A(場合の数と確率・図形の性質)・Ⅱ・B(数列・ベクトル)から出題されます。解答形式は全てマークシート方式のため、マークミスやマーク漏れ、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。各大問は2~4問の小問で構成されており、基本的な数学の知識が身についているかが問われます。各分野とも基礎から丁寧にバランスよく学習し、問題集や複数年分の過去問などを活用して演習を重ねておくことが大切です。
※電気電子工学科/情報通信工学科/環境応用化学科:必須科目
※都市マネジメント学科:選択科目
〈建築学部・ライフデザイン学部と同様〉
英語の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜 A日程》
試験時間60分の大問5題構成で、空所補充形式の文法・語彙問題や会話文問題、長文読解問題が出題されます。解答形式は全てマークシート方式となるため、マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。英単語や文法、会話表現など基本事項をしっかりと身につけておく必要があります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことが大切です。
※電気電子工学科/情報通信工学科/環境応用化学科:必須科目
※都市マネジメント学科:選択科目
〈建築学部・ライフデザイン学部と同様〉
理科の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜 A日程》
受験する学科によって選択可能科目が異なります。電気電子工学科と情報通信工学科は〈物理・化学〉から1科目、環境応用化学科と都市マネジメント学科は〈物理・化学・生物〉から1科目を選択して受験します。試験時間は60分で、解答形式は全てマークシート方式となります。
※電気電子工学科/情報通信工学科/環境応用化学科:必須科目
※都市マネジメント学科:選択科目
・物理基礎/物理
大問4題構成で、⼒と運動、電気と磁気、波、熱と気体をそれぞれ主とする問題が出題されます。物理の基礎学⼒を測る試験となるため、各分野とも基礎から丁寧に学習し、苦手分野を作らないようにしておきましょう。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。
・化学基礎/化学
大問4題構成で、物質の構成と化学結合、物質の状態、物質の変化、無機物質、有機化合物、高分子化合物の各分野から偏りなく出題されます。化学の基本的な知識・理解力が問われる試験となるため、基礎から丁寧に学習し、問題集や複数年分の過去問で演習を重ねましょう。
・生物基礎/生物
大問5題構成で、生物基礎・生物の範囲から生物と遺伝子、生物の体内環境の維持、生物の多様性と生態系を中心に出題されます。生物の基本的な知識・理解力・応用力が問われる試験となるため、教科書を中心に基礎から丁寧に学習し、問題集や複数年分の過去問で演習を重ねておくことが大切です。
〈建築学部・ライフデザイン学部と同様〉
東北工業大学工学部基本情報
公式サイト
東北工業大学工学部:https://www.tohtech.ac.jp/dept/eng/
基本情報
創立年
1964年
生徒数
1,681人(2023年5月1日現在)
教育理念
工学部は、人間・環境を重視した工学を創造し、社会との真の融合を目指すことにより、地域に根ざした文化と産業の発達に寄与することを目的とする。
引用元:東北工業大学学則
東北工業大学工学部の特徴
東北工業大学工学部は、【電気電子工学科】【情報通信工学科】【都市マネジメント学科】【環境応用化学科】で構成されており、「より良い暮らし」の実現に貢献できる技術者を育成しています。
【電気電子工学科】
産業を支える電気電子工学の技術者を育成しています。1・2年次に、電気電子工学の基礎を学び、3年次以降〈電子機械・ロボット系〉〈医工学・バイオ系〉〈光・情報デバイス系〉のいずれかを選択し、専門分野を掘り下げます。
【情報通信工学科】
充実した設備のもと、ICT社会を支える情報処理技術と通信技術、さらにその融合であるネットワーク、組込みシステムについて体系的に学ぶことができます。
【都市マネジメント学科】
マネジメント力も備えた社会基盤整備のエキスパートを目指す〈エンジニアコース〉と、社会基盤施設の整備に必要な基礎知識と、まちづくり計画、防災、地域環境学などを学び、地域づくりのリーダーとなることを目指す〈プランナーコース〉が設置されています。
【環境応用化学科】
「応用化学」「環境学」を体系的に学び、環境・エネルギー問題を解決するため新材料の開発や製造など、持続可能な社会の実現に貢献できる技術者を目指します。
東北工業大学工学部キャンパス情報
八木山キャンパス
学部:工学部・建築学部
住所:〒982-8577 宮城県仙台市太白区八木山香澄町35-1
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