東北医科薬科大学医学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年10月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東北医科薬科大学医学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

東北医科薬科大学医学部の偏差値は、入試方式によって異なりますが、65.0~67.5程度となっています。大学入学共通テストにおいては、8.5割程度の得点率が求められます。2023年度の入試競争倍率は、一般選抜が5.2倍、大学入学共通テスト利用選抜が3.3倍となっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

東北医科薬科大学医学部の入試は、一般選抜と大学入学共通テスト利用選抜の大きく分けて2種類あります。一般選抜は、一次試験で理科・数学・英語の3教科の個別試験が課され、一次試験合格者のみ二次試験で小論文と面接試験を受けます。大学入学共通テスト利用選抜は、一次試験として大学入学共通テストの4教科5科目を受験し、一次試験合格者のみ二次試験で面接試験を受けます。科目の詳細や試験時間、配点などの詳細については、募集要項で確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。

 

 

東北医科薬科大学医学部の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

《一般選抜》

試験時間70分の100点満点で、解答形式はすべてマークシート方式となります。数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bのすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習する必要があります。大問3題構成で、関数や確率、数列、微分などが頻出分野となり、計算量の多い問題も出題されます。全体的な難易度は標準レベルとなるため、計算ミスやマーク漏れなどのケアレスミスで減点とならないよう注意が必要です。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を確認しておくことも大切です。

数学の傾向と対策

《一般選抜》

試験時間70分の100点満点で、解答形式はすべてマークシート方式となります。大問4題構成で、長文読解問題や知識問題などが出題されます。長文読解問題では500~700語程度の英文が出題され、内容を正確に理解する力が問われます。知識問題では、誤りを指摘する問題や並べ替え問題などが出題されます。英語の総合的な力が必要となるため、単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけておきましょう。また、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことも大切です。

理科の傾向と対策

《一般選抜》

試験時に問題を見た上で、物理・化学・生物の中から2科目を選択して受験します。試験時間は2科目合わせて120分の200点満点となります。

 

・物理

大問3題構成で、物理基礎・物理のすべての範囲から出題されます。解答形式はマークシート方式となるため、マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。力学と電磁気に関する問題は毎年出題され、熱と波動に関する問題は隔年で出題されています。2科目合わせて120分の試験時間に対して設問数が多く、素早い計算力が求められます。時間内にすべての問題を解答することは難しいため、設問を取捨選択し、分かる問題からどんどん解き進めましょう。過去問演習は2科目同時に行い、出題傾向や形式だけでなく、時間配分も確認しておくことが大切です。

 

・化学

大問4題構成で、化学基礎・化学のすべての範囲から出題されます。解答形式はマークシート方式となるため、マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。理論・有機・無機化学の幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが重要となります。設問内容は、空所補充問題や正文選択問題、計算問題となるため、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておきましょう。また、過去問演習は2科目同時に行い、時間配分も確認しておくことが大切です。

 

・生物

大問4題構成で、生物基礎・生物のすべての範囲から出題されます。解答形式はマークシート方式となるため、マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。幅広い分野から出題されますが、特に遺伝子に関する問題は頻出となるため、重点的に学習しておきましょう。各大問の問題文が長く、設問数も多くなっているため、時間配分には注意が必要です。また、大問4題のうち1題が非常に解きづらい問題となるため、試験に取り組む際は、どの大問が解きづらい問題か見極めた上で、それ以外の3題から解答することが大切です。過去問演習は2科目同時に行い、時間配分も確認しておくことが大切です。

 

 

東北医科薬科大学医学部基本情報

公式サイト

東北医科薬科大学:https://www.tohoku-mpu.ac.jp/medicine/

 

基本情報

創立年

2016年

生徒数

611人(令和5年5月1日時点)

教育理念

教育研究上の目的

医学部医学科においては、医学に関する高度の専門的知識を修得させるとともに、日々発展する先進的な医学への探求心を育み、地域医療に貢献できる医師の養成を主たる教育研究目的とする。

 

引用:大学紹介|大学概要|東北医科薬科大学

 

東北医科薬科大学医学部の特徴

東北医科薬科大学医学部は、地域医療を支える医師の育成を目的としています。独自性の高い医学教育環境とカリキュラムを用意するとともに、救急・災害医療(放射線災害を含む)に対応する能力を養うための特色ある体験学習や演習科目を編成しています。また、低学年から実施される医療体験学習や高学年での滞在型臨床実習、医薬連携教育などを通し、医療における他職種連携の重要性や、地域と患者に根ざした医療を学びます。卒業後、東北6県の医療機関等に一定期間従事することを要件とした修学資金制度が設置されています。

 

 

東北医科薬科大学医学部キャンパス情報

小松島キャンパス

学部:薬学部

住所:〒981-8558 宮城県仙台市青葉区小松島4丁目4番1号

福室キャンパス

学部:医学部(3年次以降)

住所:〒983-8536 宮城県仙台市宮城野区福室1丁目15番1号

 

 

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