東海大学教養学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東海大学教養学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

東海大学教養学部の偏差値は学科と入試方式により異なりますが45~50程度で、東海大学の学部内では比較的合格のハードルは低くなっています。学科内では学部統一選抜の芸術学科の難度が高くなっています。共通テストでは、7割以上得点することが合格の目安となります。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

東海大学教養学部の入試問題は、全体的に標準レベルの出題となります。各入試方式で選択科目が複数あるため、自分の得意科目に合わせて選びましょう。芸術学科では、実技試験が課されますので別途対策を行う必要があります。

 

 

東海大学教養学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

例年、現代文のみの大問2題構成で、解答形式はすべてマーク式となっています。評論や小説、エッセイなどから出題されるため、たくさん本を読み様々な文章に慣れると良いでしょう。漢字や文法、慣用句などの知識問題も出題されるため、基礎知識をしっかりと身につけておくことが大切です。
※観光学部・政治経済学部・法学部・文化社会学部・体育学部・健康学部・医学部・海洋学部・農学部・国際文化学部・生物学部と同様

 

数学の試験傾向と対策

例年、大問3題構成で、解答形式は記述式ですが、解答のみを記述する形式となっています。難易度は標準レベルで、数Ⅰ・Ⅱ・A・B(一般専門試験型の芸術学科は数Ⅰ・A)の広い範囲から出題されるため、偏りなく学習する必要があります。教科書の章末問題や公式や定理などはしっかり身につけ、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧に解答することを心がけましょう。

 

英語の試験傾向と対策

例年、大問6題構成で、解答形式はマーク式となります。長文読解問題や文法・語彙問題、会話問題など、さまざまな問題形式で出題されます。難易度は標準レベルですが、全体的にボリュームがあるため、時間配分には注意が必要です。過去問演習は時間を計りつつ解答し、出題傾向に慣れておきましょう。


※観光学部・情報通信学部・政治経済学部・法学部・文化社会学部・体育学部・健康学部・理学部・情報理工学部・工学部・海洋学部・農学部・国際文化学部・生物学部と同様

 

地歴公民の試験傾向と対策

例年、大問4題構成で、マーク式と記述式の併用となります。

 

日本史:広い範囲からまんべんなく出題され、史料問題は頻出となっています。用語集や史料集などを活用し重要語句を覚え、その事象に関する背景知識なども併せて確認しておきましょう。記述問題は大問2題分出題されるため、過去問演習で傾向に慣れておくことも大切です。

 

世界史:西洋史と東洋史からバランスよく出題されます。時代の流れに沿って、重要語句や背景知識などをインプットしていきましょう。記述問題では、人名や地名などを正確に丁寧に書くことを心がけ、減点されないよう注意が必要です。

 

公民:高校教科書を中心に基礎知識を問う問題が出題されます。法律や制度などは、時代の背景知識と併せて確認しましょう。また、時事問題も出題されるため、日ごろから新聞などで情報収集し、国内外の情勢を理解しておくことが大切です。複数年分の過去問演習で、出題形式にも慣れておきましょう。

 

※観光学部・政治経済学部・法学部・文学部・文化社会学部・体育学部・健康学部・医学部・国際文化学部と同様

 

理科試験傾向と対策

化学:例年、解答形式はマーク式と記述式の併用問題となっています。高校教科書の範囲でまんべんなく出題されるため、苦手分野を作らないよう幅広く学習する必要があります。記述問題ではケアレスミスをしないよう、問題文をしっかりと読んでから解答することを心がけましょう。

 

生物:例年、大問5題構成で、解答形式はマーク式と記述式の併用となります。難易度は基本~標準レベルとなり、幅広い範囲からまんべんなく出題されます。教科書を中心に基礎知識をしっかり身につけ、過去問演習で傾向に慣れておきましょう。

 

※物理情報なし

 

実技(専門試験)の試験傾向と対策

芸術学科(専門試験型)では出願時に、プレゼンテーション・パフォーミング・制作・小論文の中から1つ選択し受験します。入試要項を確認し、自分に合った内容の試験を選択し出願しましょう。それぞれの試験では、持参物と大学側で用意する物が異なりますので、確認を怠らないようにしましょう。

 

 

東海大学教養学部基本情報

公式サイト

東海大学教養学部:https://www.u-tokai.ac.jp/ud-humanities-and-culture/

 

基本情報

創立年

1968年

生徒数

1352人

教育理念

教養学部の教育研究上の目的は、建学の精神及びそれらを具現化した4つの力を踏まえ、幅広い教養を身につけるとともに、学科における専門性を基礎としながら、同時に学科を繋ぐ学際的かつ実践的な教育を通して、社会の変化に柔軟に対応し、社会での自らの役割を自覚するとともに、様々な問題に対応できる創造力、独創力や実践力を有した人材を養成することです。

 

引用元:教養学部教育研究上の目的

 

東海大学教養学部の特徴

東海大学教養学部は1968年に創設され、2022年の改組によって人間環境学科と芸術学科の2学科制の学部となりました。文系・理系合わせて約13学問を専門とする多様な教員が在籍しており、専門分野を超えて幅広く学ぶことができます。人間環境学科は、「自然環境」「社会環境」「生活文化」の3つの領域で構成されており、全ての領域を体系的に学ぶことで、広い視野を養います。芸術学科では、美術・デザイン・音楽という学問の枠組みを取り払い新たな視点から芸術を学ぶことで、現代の多様化する芸術的役割を担うクリエイターを目指します。また、学部独自の科目として専門の異なる教員と学生が「答えのない問題」や「解決しないといけない問題」などの解決に向けて協働して取り組む「プロジェクト研究」が設置されています。就職や資格取得に対して1年次から力を入れており、SPI対策講座やセミナー、インターンシップの紹介など様々な取り組みが行われており、安心して卒業後の進路が選択できるサポート体制が整っています。 

 

 

東海大学教養学部キャンパス情報

湘南キャンパス

学部:文学部・文化社会学部・政治経済学部・法学部・教養学部・体育学部・健康学部・理学部・情報理工学部・建築都市学部・工学部・経営学部
住所:〒259-1207  神奈川県平塚市北金目4丁目1−1

 

 

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