大学入試情報・受験対策
東京女子医科大学医学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
東京女子医科大学医学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
東京女子医科大学医学部の偏差値は、62.5程度となります。医学部の中では比較的難易度が低く入りやすい大学であると言えます。2023年度の入試競争倍率は一般選抜が9.3倍、学校推薦型選抜（一般推薦）が2.0倍となっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
東京女子医科大学医学部の入試は、一般選抜と学校推薦型選抜の2種類となります。一般選抜は2日にわたって実施され、第1次試験の合格者に対して第2次試験が行われます。第1次試験は英語・数学・理科の学力試験、適性試験、小論文、第2次試験では面接が課されます。全体的に難易度は標準レベルのため、基礎から丁寧に学習し、過去問で出題傾向を把握しておきましょう。
東京女子医科大学医学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
例年、大問4題で構成されており、場合の数・確率、整数、数列、定積分などが頻出分野となります。教科書を活用して基礎から丁寧に学習し、標準問題・典型問題は確実に解答できるように演習を重ねましょう。また、過去問に取り組み、時間配分や出題形式などに慣れておくことが大切です。
英語の試験傾向と対策
例年、大問4～5題で構成されており、長文読解問題や語句補充問題、会話文問題、整序問題などが出題されます。難易度は標準レベルですが問題量が多く、試験時間に余裕はありません。単語や文法は基礎から標準レベルまでを確実に身につけ、過去問を活用して学習に取り組みましょう。
〈看護学部と同様〉
理科の試験傾向と対策
物理・化学・生物から出願時に2科目選択して受験します。
物理：例年、大問3題構成で、力学、電磁気、熱力学、波動、原子から出題されます。難易度は標準レベルですが、解答に至るまでの過程を記述する問題が頻出のため、しっかりと練習しておく必要があります。教科書を中心に基礎を押さえ、標準的な問題集や過去問で演習を重ねましょう。
化学：例年、大問4～5題で構成されます。大問1は小問集合で、全範囲から満遍なく出題されるため、総合的な知識力が必要となります。教科書を用いて、基礎知識を確実に身につけましょう。時間配分を意識しながら過去問に取り組み、出題形式に慣れておくことが大切です。
生物：大問数は年度によって異なり、近年は大問4～6題の構成となります。難易度は標準レベルですが、問題量が多く問題文も長いことから、試験時間に余裕はありません。基礎を固めた上で問題集や過去問に取り組み、問題文をしっかり読むことで読解力を鍛えましょう。
東京女子医科大学医学部基本情報
公式サイト
東京女子医科大学医学部：https://www.twmu.ac.jp/univ/medical/
基本情報
創立年
1950年
教育理念
本学の教育の理念は、自らの能力を磨き、医学の知識・技能を修得して自立し、「至誠と愛」を実践する女性医師を育成することにある。
引用元：東京女子医科大学－医学部－教育の特色－教育目的・目標
東京女子医科大学医学部の特徴
東京女子医科大学医学部のカリキュラムは、1～10のセグメント（教育単位）で構成されており、それぞれに医師としての実践力を修得するためのアウトカム（目標）が定めれらています。また、医師としての人間性を養う「至誠と愛」の実践学修や、英語を用いた専門的なコミュニケーション能力の開発を目指す国際コミュニケーションなど、縦断型のカリキュラムも用意されています。その他、問題発見・解決能力開発を目的とした「テュートリアル」や「TBL（Team-based learning）」、医療実践力開発を目的とした「臨床・実践研修」「協働教育」など思考力・判断力・実践力を養うための教育を実践しています。
東京女子医科大学医学部キャンパス情報
河田町キャンパス
学部：医学部・看護学部
住所：〒162-8666 東京都新宿区河田町8-1
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