大学入試情報・受験対策
和歌山大学教育学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年6月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
和歌山大学教育学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
和歌山大学教育学部の偏差値は、47.5程度です。大学入学共通テストにおいて、6~7割程度の得点率が必要となります。2023年度一般選抜の実質倍率は1.1~3.0倍で、学校教育教員養成課程文科系が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
和歌山大学教育学部の一般選抜は、文科系・理科系が前期・後期日程、実技系が前期日程のみで実施されており、いずれの日程でも大学入学共通テストと個別学力検査等を受験する必要があります。大学入学共通テストの受験科目は系によって異なるため、必ず募集要項を確認しておきましょう。個別学力検査等の内容も系によって異なり、1科目の学科試験や実技検査のほか、すべての入試方式で面接が課されます。必要科目を確認した上で、各科目とも基礎からしっかりと学習し、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことが大切です。面接についても、先生や家族の協力を得て模擬面接を行い、実践的な練習を重ねましょう。
和歌山大学教育学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜 理科系前期日程》
試験時間90分の大問5題構成で、大問1~4までを解答します。数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの範囲から、関数や数列、三角比、微分積分などが出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。また、すべて記述問題となります。複数年分の過去問に取り組み、出題形式や傾向、時間配分を把握しておきましょう。
〈社会インフォマティクス学環と同様〉
実技の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜 実技系音楽》
試験時間はおよそ学力検査2教科分(180分)の所要時間に準じ、実技Ⅰ群(A~C)と実技Ⅱ群(1.2)から、〈Aと2〉〈Bと1〉〈Cと2〉のいずれか一つの組み合わせを選択して受験します。選択種目は、入学後の専門領域を意味するものではないため、自分の得意とする種目を選択すると良いでしょう。
・実技Ⅰ群:A 声楽、Bピアノ、C 管・打楽器
・実技Ⅱ群:1 声楽、2 ピアノ
《2023年度 一般選抜 実技系美術》
試験時間180分で、与えられた主題について配布された素材で立体的に表現し、鉛筆を用いて素描する造形表現が課されます。持ち物は、素描用黒鉛筆、練り消しゴム、プラスチック消しゴム、カッターナイフ、30㎝程度の直定規、三角定規(一組)、コンパスとなっているため、過不足なく用意しておきましょう。
《2023年度 一般選抜 実技系保健体育》
試験時間はおよそ学力検査2教科分(180分)の所要時間に準じ、下記7つの種目を受験する必要があります。
①立ち幅とび
②反復横とび
③マット運動
④持久走(12分間走又は20ⅿシャトルラン)
⑤50ⅿ走
⑥50ⅿハードル走
⑦メディシンボール投げ(後方投げ、男子4 ㎏ 女子2 ㎏)
和歌山大学教育学部基本情報
公式サイト
和歌山大学教育学部:https://www.wakayama-u.ac.jp/edu/
基本情報
創立年
1949年
生徒数
708人(2022年05月時点)
教育理念
学部は,人間と教育に関する深い理解と,科学・芸術・文化に関する専門的知識にもとづき,教育実践力を高めることで,次代を担う子どもたちの成長と発達を支援していくことのできる高度な資質・能力をもった教員の養成を目的とする。
(教育学部規則 第1条の2)
引用元:教育学部の目的 | 和歌山大学
和歌山大学教育学部の特徴
和歌山大学教育学部は、150年近くの歴史を持つ和歌山大学で最も古い学部です。現在は、「地域とともに学びの未来を拓く教師」の育成を目標に、学校教育コースと支援教育コースの2コースが設置されています。いずれのコースも小学校教諭1種免許状の取得が必須となっています。1年次より、「教育実地研究Ⅰ」をはじめとした多様な教育実習が設定されており、実践的に指導法や教育者としての在り方を学ぶことができます。希望者は、和歌山県の山間地域など小規模校でホームステイをしながら実習を行う「ホームステイ型小規模校実習」に参加することも可能となります。
和歌山大学教育学部キャンパス情報
和歌山キャンパス
住所:〒640-8510 和歌山県和歌山市栄谷930
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