早稲田大学法学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

早稲田大学法学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

早稲田大学法学部の偏差値は、およそ67.5です。共通テストでは、8.5割程度の得点が合格の目安となります。東大・京大レベルの国立難関校の併願先として人気のため、受験難度は非常に高くなっています。

入試の特徴と勉強のポイント

早稲田大学法学部の一般選抜は、国語と英語が必須科目となり、社会(世界史・日本史・政治経済)と数学が選択科目になっています。英語の配点が60点、国語の配点が50点、選択科目の配点が40点です。法学部の国語は、私立最難関と言われるほど非常に難度が高いことで有名です。ポイントを押さえてしっかりと対策を行いましょう。

 

早稲田大学法学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

国語は現代文・古文・漢文がバランスよく出題されます。問題数はそこまで多くありませんが、時間配分には注意が必要です。現代文は難度が高くなっています。例年評論文が2題出題されており、本文の要旨や主題をまとめる記述問題が頻出です。自分の言葉で表現できるように練習を行いましょう。古文は文法と単語を徹底的に学習し、様々なジャンルの読み物に触れておくことが大切です。漢文は漢詩が頻出で標準的な難易度となっているので、高得点を目指しましょう。

英語の試験傾向と対策

英語は例年、長文読解や文法・語法、英作文問題で構成され、長文読解では1000語程度の長文が2題出題されます。解答のためには筆者の言いたいことや結論を正確に読み取る練習が必要です。英作文は与えられたテーマやイラストについて自分の意見を80~100語程度で述べる問題です。時間配分を意識しながら過去問に取り組み、出題形式に慣れておきましょう。

地歴公民の試験傾向と対策

世界史は、古代から近現代まで満遍なく出題されます。出題地域の偏りはありませんが、中国史が頻出となっています。指定語句を用いた250~300字程度の論述問題が出題されることが特徴です。過去問だけではなく、似た形式の問題も取り組み、演習を重ねましょう。

 

日本史は、各時代から満遍なく出題されますが、なかでも近現代史を重点的に学習するとよいでしょう。資料問題やテーマ史が頻出です。全て記述問題のため、基本用語は漢字で正確に書けるようにしておくことが大切です。教科書レベルの基礎は徹底的に身につけ、確実に得点できるようにしておきましょう。

 

政治経済は例年大問4題で構成され、選択・記述問題が中心となっています。全分野から幅広く出題されるため、教科書でしっかりと基礎固めをし、グラフや注釈など細かなところまで確認し理解しておきましょう。

 

早稲田大学法学部基本情報

公式サイト

早稲田大学法学部:https://www.waseda.jp/folaw/law/

基本情報

創立年

1949年

生徒数

3152人(2021年05月時点)

教育理念

法的判断力の涵養

引用元:早稲田大学 法学部 教育理念

早稲田大学法学部の特徴

早稲田大学法学部は1882年に開校された東京専門学校法学科を起源とし、1920年大学令時に早稲田大学法学部として設置されました。法律専門科目を中心とした「法律主専攻」と、法律以外の幅広い分野への見識を深める「副専攻」にそれぞれ履修モデルが設定されおり、学生は各履修モデルをベースに自らの進路や関心に応じた履修計画を自由に立てることができます。法曹志望者は、早稲田大学法務研究科(法科大学院)と連携した一貫教育である「法曹コース」プログラムが履修可能です。成績優秀な学生は通常より1年早く卒業が認められる「3年次卒業制度」を利用することによって、「飛び入学制度」を実施している各法科大学院へ進学する機会を得ることができます。また2022年4月より新たに導入される「先端科学技術と法コース」では、「ビッグデータ」「AI」「遺伝子工学」「再生医療」などの先端科学技術に対する法規制・法政策のあり方を学びます。現在の日本の法律家の約7分の1を早稲田大学法学部の出身者が占めていると言われるほど、司法試験や国家公務員試験等においてトップレベルの実績を誇っています。

 

早稲田大学法学部キャンパス情報

早稲田キャンパス

学部:政治経済学部・法学部・教育学部・商学部・社会科学部・国際教養学部
住所:〒169-8050  東京都新宿区西早稲田1-6-1

 

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