大学入試情報・受験対策
山形大学地域教育文化学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
山形大学地域教育文化学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
山形大学地域教育文化学部の偏差値は、コースによって異なり47.5～50.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、6割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.90～3.66倍で、後期日程の文化創生コースが最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
山形大学地域教育文化学部の入試は、一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜・私費外国人留学生入試の大きく4種類となります。一般選抜は、前期日程と後期日程に分かれており、コース単位で選抜を行います。両日程とも大学入学共通テスト（5教科6～7科目）と個別学力検査等の両方の受験が必要となります。個別学力検査等は、前期日程の児童教育コースが英語と総合問題、文化創生コースは英語、後期日程の児童教育コースが総合問題、文化創生コースは小論文が課されます。大学入学共通テストの配点が高くなっているため、優先的に学習する必要があります。配点の詳細や他の入試方式については、入学者選抜要項で確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。
山形大学地域教育文化学部の科目別傾向と対策
英語の試験傾向と対策
《一般選抜》
例年、試験時間90分の大問2題構成で、解答形式はすべて記述式となります。設問内容は、空所補充や言い換え、正誤選択、下線部和訳、日本語による説明記述など、多岐にわたります。全体的な難易度は標準レベルですが、設問がすべて英語となっているため、出題形式に慣れておく必要があります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分を把握しておきましょう。
〈人文社会科学部・医学部と同様〉
総合問題の試験傾向と対策
《一般選抜》
◎児童教育コース
前期日程は、試験時間90分で、教科論述型問題（数学）、社会科学系の図表分析型問題、人文系の課題文読解型問題が出題されます。後期日程は、試験時間60分で、教科論述型問題（数学）と教育系の課題文読解型問題が出題されます。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。
小論文の試験傾向と対策
《2022年度》
◎児童教育コース
後期日程では、試験時間60分で、教育系のテーマ型の小論文が出題されます。2022年度は、「コミュニケーション能力とその獲得法」について問われました。小論文の基本の書き方をマスターし、さまざまなテーマで書く練習を行いましょう。書いた文章は先生に添削してもらい、正しい言葉遣いや表現方法を身につけ、文章の精度を上げることが大切です。
山形大学地域教育文化学部基本情報
公式サイト
山形大学地域教育文化学部：https://www.e.yamagata-u.ac.jp/
基本情報
創立年
2005年
生徒数
726人（2022年5月1日現在）
教育理念
【教育目標】
山形大学の教育目標を踏まえ、地域教育文化学部では、地域における教育と文化創生に関わる幅広い知識・技能を分野横断的に教授して、「地域とつながる子どもの育成」「安全かつ安心な生活」「文化的に豊かな人生」を支え、地域の人々とともに、多様な地域課題の解決に取り組む実践的な人材の育成を目的としています。
山形大学地域教育文化学部の特徴
山形大学地域教育文化学部は、【地域教育文化学科】1学科制で、〈児童教育コース〉と〈文化創生コース〉で構成されています。
〈児童教育コース〉小学校教育のスペシャリストの養成を目指す「小学校教育プログラム」と、教育実践研究科への進学を前提とした6年一貫教育を実施し、より実践的な指導力・展開力を備えた教員の養成を目指す「チャレンジプログラム」が設置されています。
〈文化創生コース〉心理、食、スポーツ、音楽、美術に関する高度で専門的な知識と技能を修得するとともに、文化創生を担い地域社会に貢献できる人間力を培います。心身の健康に関する知識と技法について学ぶ「心身健康支援プログラム」と、音楽、デザインなどの文化的実践を行うための知識と技術を学ぶ「芸術文化創生プログラム」、社会文化創造研究科への進学を前提とした6年一貫教育のもと、スポーツ科学や造形芸術、音楽芸術の高度な知識と技術について学ぶ「チャレンジプログラム」が設置されています。
山形大学地域教育文化学部キャンパス情報
小白川キャンパス
住所：〒990-8560 山形県山形市小白川町一丁目4-12
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