横浜市立大学国際教養学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

横浜市立大学国際教養学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

横浜市立大学国際教養学部の偏差値は、入試方式によって異なり57.5~62.5程度です。大学入学共通テストでは、7~8割程度の得点率が合格の目安となります。2023年度一般選抜は、前期日程が募集人員160名に対して志願者数が577名、志願倍率は3.6倍となっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

横浜市立大学国際教養学部の一般選抜は、前期日程のみ実施され、A・B方式の2つの方式に分かれています。いずれも大学入学共通テストと個別学力検査(第2次試験)の受験が必要となります。試験科目について、大学入学共通テストでは、A方式が5(6)教科7(8)科目、B方式が3教科3科目、個別学力検査では両方式とも〈英語・小論文〉が課されます。出願時に方式を選択する必要はなく、大学入学共通テストの受験教科・科目数によって大学側で自動集計されます。合否判定は、大学入学共通テストと個別学力検査の合計得点が審査基準となるため、どちらもしっかりと対策しておくことが大切です。

〈国際商学部と同様〉

 

横浜市立大学国際教養学部の科目別傾向と対策

英語の試験傾向と対策

《2022年度 一般選抜 前期日程》

試験時間90分の大問3題構成で、全て読解問題となります。設問は日本語で書かれていますが、〈注〉が英語で書かれているのが特徴です。単語や和訳、英訳、内容説明問題が出題されます。英文の内容は標準レベルですが、記述量が多く、試験時間に余裕はありません。単語やイディオム、文法・語法など基礎から丁寧に学習し、複数年分の過去問や多くの読解問題に取り組み、正確に内容を読み取る練習を重ねましょう。

〈医学部と同様〉

小論文の試験傾向と対策

《2022年度 一般選抜 前期日程》

試験時間60分で、人文科学・社会科学分野に関する課題文を読み、設問に答える形式です。問題意識や理解力、表現力、論理的思考力などが総合的に問われます。各設問に字数制限があるため、指定字数内で分かりやすく論理的にまとめる必要があります。小論文の基本の書き方を身につけ、過去問などで実際に書く練習を行いましょう。書いた文章は、先生から添削指導を受けることで、精度を上げておくことが大切です。

 

横浜市立大学国際教養学部基本情報

公式サイト

横浜市立大学国際教養学部:https://www.yokohama-cu.ac.jp/academics/liberalarts/index.html

基本情報

創立年

2019年

生徒数

1,253人(2023年5月1日現在)

教育理念

教育研究上の目的(学部)

横浜市立大学国際教養学部は、教養教育と専門教育の融合をベースとし、社会・文化・人間に関わる多様な学問群の中から、自らの関心に沿って「主体的な学び」を進め、それぞれの分野における「専門的な知見」を修得するとともに、幅広いアプローチを学ぶことで「多角的視点」に立ち、現象の本質や根本をとらえる豊かな教養と高い思考力を養う。加えて、このような教養と思考力に裏打ちされた、現代の都市・地域社会が直面する現実的な課題を解決するための実践力を養うことを目的とする。

引用元:学部|大学の情報公開

横浜市立大学国際教養学部の特徴

横浜市立大学国際教養学部は、豊かな教養や外国語運用能力、課題解決に向けた実践力などを養成しています。哲学・心理学・文学・国際関係学など人文・社会学を中心に、社会・文化・人間の活動の本質を理解するために必要な学問領域を学ぶ〈教養学系〉と、地域科学・都市計画学・空間学など幅広い分野を学び、都市・地域の課題解決に貢献することを目指す〈都市学系〉の2つの学系が設定されています。2年次後期から専門ゼミに所属し、少人数教育のもと、深い思考力と発信力を身につけることができます。

 

横浜市立大学国際教養学部キャンパス情報

金沢八景キャンパス

学部:国際教養学部・国際商学部・理学部・データサイエンス学部・医学部(1年次)

住所:〒236-0027 神奈川県横浜市金沢区瀬戸22-2

 

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