高校入試情報・受験対策
法政大学高等学校の高校入試情報・受験対策
※本記事は2022年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
法政大学高等学校の受験対策
偏差値・難易度
法政大学高等学校は東京都三鷹市にある私立中高一貫校で、偏差値は67程度となります。2022年度の入試競争倍率は推薦入試が3.5倍、一般入試が2.8倍と高くなっているため、十分な対策が必要です。また、卒業生の約85％は推薦制度を利用して法政大学の各学部へ進学しています。
入試の特徴勉強のポイント
法政大学高等学校の入試は、推薦入試と一般入試の2種類となります。推薦入試では3科目の適性検査が課され、内容はどの科目も基礎知識を問う問題が出題されます。一般入試では3科目の筆記試験が課されます。筆記試験では、長文読解問題の文章量や、問題量・計算量などが多い傾向にあるため、どの科目も時間配分には注意が必要です。また、推薦入試では15分程度の個人面接、一般入試では受験生3名による15分程度のグループ面接があるため、入念な模擬面接を行っておきましょう。
法政大学高等学校の科目別傾向と対策
数学の傾向と対策
（推薦入試）
例年、計算力や各分野の知識の定着を問う問題が出題されます。難易度は基本～標準レベルで、解答形式は答えのみの記入となります。基本事項の定着と計算力の強化を行い、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。
（一般入試）
例年、大問4題構成で、難易度は基本～標準レベルとなります。難問や奇問の出題はなく、全体的に計算力を問う問題が出題されます。大問1は小問集合となっているため、素早く正確に解答することを心がけましょう。大問2以降の応用問題では連立方程式や放物線と直線、平面図形などが出題されます。苦手分野を作らないようにしっかりと対策を行いましょう。
国語の傾向と対策
（推薦入試）
例年、漢字の読み書きや同音異義語、四字熟語、慣用句、敬語などの知識問題のほか、現代文と古典から短い文章の問題が出題されます。基礎知識を問う問題となるため、教科書や資料集などを活用し、基礎をしっかりと固めておきましょう。
（一般入試）
例年、大問2題構成で説明的文章と物語的文章から出題されます。文章量が多く、課題文のジャンルも多岐にわたり難度も高くなっているため、時間配分には注意が必要です。設問形式は選択肢問題が中心となりますが、抜き出し問題や記述問題も含まれます。高度な語彙力や様々な国語に関する知識を身につけましょう。複数年分の過去問演習で出題傾向を把握しておくことが重要となります。
英語の傾向と対策
（推薦入試）
例年、語彙・文法、読解、作文の3分野から出題され、英語の基礎力が問われます。教科書学習を中心に基礎知識を身につけましょう。
（一般入試）
例年、大問11題構成で、リスニング、語彙・文法、読解、作文の4分野から出題されます。問題量が多いため、時間配分には注意しましょう。リスニング問題は2題出題されるため、日頃からラジオや洋画などを利用して英語を聞くことに慣れておくことが大切です。また、語彙類推、適文補充、語句整序、図表読み取り、長文読解、自由英作文など、設問内容は多岐にわたります。基礎知識をしっかりと身につけて、複数年分の過去問演習で出題傾向を把握しておきましょう。
法政大学高等学校基本情報
公式サイト
法政大学高等学校：https://www.hosei.ed.jp/
基本情報
創立年
1948年
生徒数
710名（2022年4月時点）
法政大学高等学校所在地情報
〒181-0002 東京都三鷹市牟礼4−3−1
教育理念
教育目標
1.日本国憲法が定める基本的人権を尊重し、平和で民主的な社会の形成に資する主権者を育てる。
2.法政大学の校風として育まれた「自由と進歩」を体現する主体的で創造的な人間を育てる。
3.豊かな知性と教養、健康な心と身体、思考力と判断力を有する人間を育てる。
高校の特徴
法政大学高等学校は、「自由と進歩」の校風のもと、「自主・自律」の精神を追求し、世界と日本の未来を創造する人間の育成を行っています。基礎学力はもとより、幅広い視野と豊かな教養、コミュニケーション能力などを自分で考え、判断し、仲間とともに行動するための「確かな学力」を育むための様々な取り組みがカリキュラムに取り入れられています。高2・高3では進路に合わせて自然科学や人文・社会科学など様々な領域から選択して学べるほか、法学や簿記、ビジネスなど大学で学ぶ教養の入門的な内容を学習することもできます。
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