関西大学高等部の高校入試情報・受験対策

※本記事は2022年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

関西大学高等部の受験対策

偏差値・難易度

関西大学高等部は大阪府高槻市にある私立高校です。偏差値は67程度で、2022年度の入試競争倍率は1.11～1.14倍となります。高校在学中の学業成績や学校生活状況、3年次に実施される独自テストの結果をもとに選考を行う卒業見込者入試により、関西大学の各学部へ進学することが可能となっています。関西大学以外では、大阪大学や神戸大学などの国公立大学、同志社大学、立命館大学、慶応義塾大学などの私立大学へも進学しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

関西大学高等部の入試は、国語・数学・英語・社会・理科の5科目の筆記試験が課せられます。各科目、配点に差はないため、苦手科目を作らないようバランスよく学習することが大切です。また、実用英語技能検定の取得級によって加点措置があるため、積極的に検定試験にも挑戦すると良いでしょう。

 

 

関西大学高等部の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、大問5題構成で、大問1が小問集合、大問2以降が応用問題となります。全体的に計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。応用問題では、関数や場合の数、平面図形や空間図形が頻出分野となるため、重点的に学習することが大切です。基礎知識をしっかりと身につけて、問題演習に取り組みましょう。

 

英語の傾向と対策

例年、大問3題構成となります。長文読解問題2題と会話文問題が出題されます。解答形式は選択や抜き出し、説明記述、並び替え、和文英訳、英作文と多岐にわたります。読解問題を複数こなすうえで、速読力、読解力が必要となります。単語やイディオム、文法などの基礎知識をしっかりと身につけ、さまざまな読解問題に触れておきましょう。また、出題傾向を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

 

理科の傾向と対策

例年、大問6題構成で物理・生物・化学・地学の各分野からまんべんなく出題されます。解答形式は選択式や語句回答、説明記述、計算となります。説明記述問題が多い傾向にあるため、公式や事象の原理を正確に理解しておく必要があります。苦手単元を作らないようにバランスよく学習して基礎知識をしっかり身につけ、複数年分の過去問演習で出題傾向を把握しておきましょう。

 

 

関西大学高等部基本情報

公式サイト

関西大学高等部：https://www.kansai-u.ac.jp/senior/

 

基本情報

創立年

2010年

生徒数

433名（2022年4月時点）

関西大学高等部 所在地情報

〒569-1098 大阪府高槻市白梅町7番1号

教育理念

関西大学の教育理念である「学の実化」に基づき、学理と実際との調和を基本とする独自の教育を展開し、一貫教育を通じ「確かな学力」「国際理解力」「情感豊かな心」「健やかな体」の4つの力を育み、「高い人間力」を有する人材を育成します。

引用元：関西大学高等部　教育理念・目標

 

高校の特徴

関西大学高等部は関西大学の併設校であり、関西大学に進学し、これからの社会のフロントランナーとなる人材を育てることを使命としています。2年次から関西大学進学をめざす「Ⅰ類」と、難関国公立大学をめざす「Ⅱ類」に分かれて学習を行います。課題発見・解決能力を身につけるためのプロジェクト科目を設定しており、興味関心によって分かれたゼミでディベートやフィールドワークなど探求学習に取り組みます。3年次には1万字前後の卒業論文を執筆することで文章力、構成力、論理的思考力を高めることができます。また、国際理解教育にも力を入れて取り組んでおり、短期留学生との文化交流やハワイ研修など国際交流プログラムも充実しています。

 

 

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