箕面自由学園高等学校の高校入試情報・受験対策

※2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

箕面自由学園高等学校の受験対策

偏差値・難易度

箕面自由学園高等学校は、大阪府豊中市にある男女共学の私立中高一貫校です。偏差値は類・コースによって異なり45~66程度で、東京大・京都大・大阪大などの最難関国公立大学合格を目指すⅠ類特進 SS特進コースが最も高くなっています。2022年度の入試競争倍率は、コースや入試方式によって差がありますが、1.00~5.55倍となっています。

入試の特徴・勉強のポイント

箕面自由学園高等学校の入試は、コースによって受験科目数が異なります。SS特進コース、スーパー特進コース、特進コース、文理探究コースの4コースは、国語・数学・英語・理科・社会の5教科、クラブ選抜コースは国語・数学・英語の3教科が課されます。必要な科目数を確認し、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。公式HPに3年分の過去問が掲載されているため、学習の参考にすると良いでしょう。また、英検による英語試験の点数読替制度があるため、英語検定を受検することもおすすめです。

 

箕面自由学園高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、大問5題構成で、大問1が計算問題、大問2.3が小問集合、大問4.5が単元ごとの問題となります。計算問題では基本の四則計算や方程式、因数分解などが出題されるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないように丁寧な解答を心がけましょう。小問集合の出題範囲は、素因数分解や関数、平均点、平面図形(辺の長さ、角度)、立体図形(体積)、場合の数、確率、比など多岐にわたります。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。単元ごとの問題は、関数と図形に関する問題が頻出となります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。

国語の傾向と対策

例年、大問3~4題構成で、論説的文章、小説的文章、古文からの読解問題となります。漢字の読み書き問題は小問に含まれていますが、2022年度は大問として出題されました。解答形式は選択式、抜き出し、説明記述となります。活用形や品詞、接続詞、現代仮名遣い、文学史などの知識問題も含まれるため、毎日コツコツ学習し、ことばの知識を身につけましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

英語の傾向と対策

例年、大問5題構成で、長文読解2題、選択式の適語補充、会話文、英作文問題が出題されます。長文読解問題は、選択や並び替え、英文設問による内容理解を問う問題となります。単語の意味や文法、イディオムなどの基礎知識を身につけ、精読力を磨きましょう。英作文問題は、会話文に合う適切な英文を「1語以上15語以内」で3文作成したり、複数の画像を見てそれぞれの設問に「3語以上」で解答する問題が出題されます。難しい文法は使わず、スペルミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。

理科の傾向と対策

例年、大問4題構成で、物理・化学・生物・地学の各分野から1題ずつ出題されます。各分野とも幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。また、実験に関する問題や、図表、グラフ、イラストなどさまざまな資料が含まれます。複数年分の過去問や類似問題に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。

社会の傾向と対策

大問数や設問数は年度によって異なり、大問4~6題の設問40~50問程度となります。解答形式は大半が選択式となりますが、一部語句解答が必要な問題も含まれます。地理・歴史・公民の各分野からまんべんなく、幅広い分野から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。地図や写真、グラフ、図表、年表などの資料も含まれるため、教科書だけでなく資料集や地図帳、年表などにも目を通しておきましょう。また、しりとりなどのゲームのような独自問題が出題されるため、複数年分の過去問演習で出題傾向や形式を把握しておくことが大切です。

 

箕面自由学園高等学校基本情報

公式サイト

箕面自由学園高等学校:https://mino-jiyu.ed.jp/hs/

基本情報

創立年

1951年

箕面自由学園高等学校 所在地情報

〒560-0056 大阪府豊中市宮山町4丁目21番1号

教育理念

建学の精神

豊かな自然環境を基盤に、体験と実践をとおして、

伸び伸びと個性を発揮できる、教養高い社会人を育成する。

引用元:箕面自由学園高等学校|建学の精神・ご挨拶

高校の特徴

箕面自由学園高等学校は、伸び伸びと個性を発揮できる、教養高い社会人を育成することを目的に、開学以来、先進的な教育を推進しています。平日7限・土曜4限と授業数を確保し、さらに勉強合宿、長期休暇中の講習などを行うことで難関大学合格への学力を身につける〈Ⅰ類特進(SS特進/スーパー特進/特進)〉、基礎学力の向上を図るとともに、国際交流をはじめとする体験活動を通してチャレンジ・創造・協働する力を身につける〈Ⅱ類チャレンジ(文理探究/クラブ選抜)〉の5コースが設置されています。全てのコースで放課後を「自分の人生をデザインする」ための時間として「デザインタイム」を設定しており、学力向上に向けた受験対策講座や、地域と協働して行うスマイルプロジェクトなど多岐にわたるメニューが用意されています。

 

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